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発表会レポート

特定波長の点滅光で、夜蛾(やが)による農作物被害を低減し生育への悪影響を抑制
広島県立総合技術研究所農業技術センターと電球形LED防蛾ランプを共同開発

前方 共同開発した電球形LED防蛾ランプ(サンプル品)、後方 左より   当社 電子デバイスカンパニー B to B事業推進センター 所長  染井 潤一、広島県立総合技術研究所 所長 松岡 孟 氏、広島県立 総合技術研究所農業技術センター 栽培技術研究部 副部長 石倉 聡 氏
前方 共同開発した電球形LED防蛾ランプ(サンプル品)、
後方 左より  当社 電子デバイスカンパニー B to B事業推進センター 所長 染井 潤一、
広島県立総合技術研究所 所長 松岡 孟 氏、
広島県立総合技術研究所農業技術センター 栽培技術研究部 副部長 石倉 聡 氏
当社は2015年10月13日、広島県庁にて、広島県立総合技術研究所農業技術センターと共同開発した電球形LED防蛾ランプについて、合同記者会見を開催しました。

会見には、広島県立総合技術研究所 所長 松岡 孟 氏、広島県立総合技術研究所農業技術センター 栽培技術研究部 副部長 石倉 聡 氏、当社 電子デバイスカンパニー B to B事業推進センター所長 染井 潤一が出席。今回開発しました電球形LED防蛾ランプの技術概要、認証実験の結果や効果などについて説明しました。

会場の外には、共同開発した電球形LED防蛾ランプの展示コーナーを設置しました。

<電球形LED防蛾ランプの特長>
農作物に害をおよぼす夜蛾類を農薬を使用せずに防除する方法として、黄色に発光する防蛾ランプの効果が認められています。しかし、従来の防蛾ランプは常時点灯する水銀灯や蛍光灯を用いているため、キクやイチゴなど光に敏感な農作物には、使用できませんでした。

このたび開発した電球形LED防蛾ランプは、広島県立総合技術研究所農業技術センターが保有するLED点滅光による防蛾照明技術と、シャープが保有するLEDの設計・製造および制御ノウハウを融合して実現しました。LEDを光源に用いることで、ランプの長寿命化と低消費電力化を図るとともに、水銀灯や蛍光灯では実現が難しい点滅発光により、農作物の育成への悪影響を抑制します。
会場の模様
会場の模様
開発技術のイメージ(上部から照らしているのが電球形LED防蛾ランプ(サンプル品))電球形LED防蛾ランプ(サンプル品)
開発技術のイメージ
(上部から照らしているのが電球形LED防蛾ランプ(サンプル品))
電球形LED防蛾ランプ(サンプル品)


また、展示コーナーにお越しいただいた広島県知事 湯崎 英彦 氏に、当社より電球形LED防蛾ランプの開発経緯や農業への貢献について説明いたしました。
左: 共同開発した電球形LED防蛾ランプ(サンプル品)を左手に持つ 広島県知事 湯崎 英彦 氏 右: 当社 電子デバイスカンパニー B to B事業推進センター 所長  染井 潤一
左: 共同開発した電球形LED防蛾ランプ(サンプル品)を左手に持つ 広島県知事 湯崎 英彦 氏
右: 当社 電子デバイスカンパニー B to B事業推進センター 所長 染井 潤一

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