当社は2007年8月28日、欧州市場向けの液晶モジュールと液晶テレビの生産拠点である、液晶工場(シャープ・マニュファクチャリング・ポーランド:略称SMPL)の開所式を行いました。 ポーランド共和国の北部、クヤフスコ・ポモルスキー県トルン市近郊に位置する当工場では、シャープグループとしては欧州で初めてとなる液晶モジュールを本年1月から生産しています。また、本年7月から、液晶モジュールから液晶テレビまでの一貫生産を開始するなど、予定通り稼動を開始しています。 開所式には、カチンスキ首相、ボシャニク経済大臣、ホフマン県知事、田邊在ポーランド日本大使、お取引先の皆様にご参加いただき、当社から社長らが出席しました。 欧州ではここ数年、液晶テレビの需要が拡大しており、2011年度は世界の30%を占める3,600万台が見込まれています。また、地上アナログ放送の停波の計画も明らかになったことから、今後は大型のフルハイビジョン対応機の需要が、さらに伸びると期待されています。 |
ポーランド共和国 ヤロスワフ・カチンスキ首相 |
テープカットの様子 |
シャープ・マニュファクチャリング・ポーランド(SMPL) |