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  • 第27回ディスプレイ国際ワークショップ<IDW '20>において、当社のシリコンディスプレイがBest Paper Awardを2年連続受賞
  • 第27回ディスプレイ国際ワークショップ<IDW '20>において、当社のシリコンディスプレイがBest Paper Awardを2年連続受賞

    ▲論文共同執筆者の皆さん

     昨年12月に開催された国際学会「第27回ディスプレイ国際ワークショップ<IDW '20>※1」において、シャープ福山セミコンダクター株式会社 技術開発センターが発表したシリコンディスプレイ※2開発成果の論文が、前回に続きBest Paper Awardを受賞しました。

     

     シリコンディスプレイは、青色LEDに緑や赤の蛍光体を組み合わせて光の三原色を作り、フルカラー表示を実現するモノリシック型※3マイクロLEDディスプレイで、ARグラス※4等への応用が期待されています。微細化に伴い、蛍光体が隣のLED画素光を受けやすくなり色が変化してしまいます。それを防ぐため、隣りあう画素の光を遮蔽する構造にすることで、原色に近い鮮やかな色を再現できるのが当社開発品の特長です。

     

     発表論文「3,000ppi※5 Full-Color “Silicon Display” with Monolithic Micro-LED and Color Conversion Technology」では、フルカラーで前回達成した1,000ppiを大きく上回る3,000ppiの画素密度と高い色再現性を両立した、対角0.13インチ(約3.3mm)、352×198画素のLEDディスプレイ開発結果を報告しました。

    ▲第27回ディスプレイ国際ワークショップ<IDW '20>Best Paper Awardの賞状と楯

    ※1
    International Display Workshop 2020。先端情報表示技術に関する国内最大の国際会議。2020年12月9日~11日にオンラインで開催。
    ※2
    一般的にマイクロLEDと呼ばれる、当社が開発する高精細LEDディスプレイの呼び名
    ※3
    配列状に作った微小LEDを一チップの駆動回路LSIに一括接合したもの。高精細化や小型化を実現できる。
    ※4
    Augmented Reality (拡張現実)に用いる、実風景に情報映像を重ね合わせて見えるようにするメガネ。
    ※5
    3000ppi(1インチ=約25.4mmに画素が3000個並ぶ密度)の精細度。
     

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