快適な操作感、納得の電池持ち!
当社製スマホといえば、電池の持ちに期待してくださっているお客さまが多いですよね。
本田:キャリアさんからも「省電力を期待しています」とよく言われます。
松浦:電池の持ちも必要ですが、「快適に使える時間をいかに長くできるか」を大きな指針として開発に取り組みました。電池持ちを優先することで動作が遅くなってしまっては、お客さまにとってうれしくないですからね。
商品企画の本田さん
確かに、電池が長持ちしても「サクサク使えないならいらない!」となりますね。
平嶋:電池持ちを伸ばすためにCPUの制限をかけてパフォーマンスを抑えることは、従来からある手法でした。でも、快適な操作感を損なう恐れがあるからそういうことはしたくない。なのでお客さまが操作した瞬間にパフォーマンスを上げて、そうでないときには極力スリープ、といったメリハリをつけるようなチューニングが施されているんです。
平嶋:あと最近のお客さまは、バッテリーの持ちや充電速度と同じく、寿命を気にされる方も増えてきています。
確かに、長く利用したくてもバッテリーの劣化が気になって買い替えを検討しますね。
平嶋:そこで、少しでも長く使用していただくために「インテリジェントチャージ」という仕組みを導入しています。
「インテリジェントチャージ」?どんな機能なんですか?
松浦:そもそも電池寿命と高速充電は相性があまり良くなく、高速で充電をすると、バッテリーが温かくなって寿命が短くなりやすい。そこで、スマホ自身が充電中の温度や電圧などの情報を検知して、充電を賢く制御することによって、バッテリーへのダメージを減らすことができるんです。
平嶋:このインテリジェントチャージを使うことで、およそ12カ月後でもバッテリー寿命を90%程度も維持できます。
*350回の高温下充放電を繰り返す同タイプ電池におけるシミュレーションにおいて。実際の利用環境によって異なります
最大2回のOSアップデート保証で、安心して長く使える
安心して長く使えるという点で、発売後2年間はAndroid OSのアップデート対応という点もうれしいですね。
平嶋:それまではメーカーがOSアップデートを保証することは珍しい取組みでした。お客さまからも「新しいAndroid OSが出ているのに、自分のスマホは古いバージョンのまま…」という声はよくお聞きしていましたし、新しいOSにすれば、最新機種とほぼ同じソフトウェア体験ができる点は、お客さまのメリットとして大きいと考えています。AQUOSの新機能や特徴を、できるだけすべてのAQUOS端末に届けたいというシャープの意思の表れです。
アップデートするだけで、使い心地が変わりますもんね。
平嶋:アプリケーションのベンダーさんも新しいOSに対応したものを開発しているので、さまざまな点でメリットが出てくると思います。
本田:不具合も解消されますし、何よりセキュリティの面で安心ですよね。その点は大きいです。
思わず触りたくなる!気持ちよさ
「AQUOS sense」は、触り心地が気持ちいいです(≧▽≦) 他の機種にはない感覚ですね。
平嶋:お気付きになりましたか! 樹脂の上に特殊な塗装をすることで、さらさらとした面白い触り心地を実現しました。いつまでも触っていたくなる、人にやさしい、感覚に訴えかけるような素材にしようと意識しました。たくさんの方に「何を使っているんですか?」「どういう素材なんですか?」と聞かれます。
松浦:目立ちませんが、こだわった点です。
手に収まりやすいサイズで、角が丸くて持ちやすい点もいいですね。
平嶋:デザインも開発者として手ごたえを確かに感じている部分で、調査などでも「丸くてかわいい、すっきりとしたデザインがいい」という声を多く頂いています。スタンダードモデルだからこそ、シンプルで飽きずに長く使っていただくことを目指して設計されています。
濡れた手でもサクサク使える
IGZOディスプレイは水濡れにも強いんですよね。スマホで動画を見ながらお風呂に入ることが多いので、うれしいです\(^o^)/
平嶋:「濡れても壊れない」のは当たり前になってきましたが、AQUOSはさらに「濡れても使える」という点にこだわりました。スマホでレシピを確認しながら料理をする方やお風呂で使う方は多いですし、雨の中で使うこともあります。水に濡れると、液晶からのノイズによってタッチパネルの検出精度に影響が出て誤作動することがあるのですが、人の指と水滴を判別できるように独自のタッチパネルチューニングが施されています。ここは技術者が相当苦労した点だと思います。
液晶からのノイズに打ち消されて、
タッチパネルの検出精度に影響が出ます。
タッチされた場所を精度高く認識でき、
スムーズなタッチ操作が可能となります。
自撮りもキレイに!明るく、目線もばっちり!
自撮りすると、いつも目線がズレてしまうのが悩みなんですよね〜。この「アイキャッチセルフィー」は便利ですね。
本田:インカメラの近くに視線を集める表示をつけました。セルフタイマーとともに使うのですが、この半円の表示をカウントダウンとともにどんどん収縮させることで、自然と目線がカメラに集まるようになっています。
画面をフラッシュとして使う「セルフィーフラッシュ」もその手があったか!と思いました。
平嶋:写真や動画をやり取りすることが格段に増えてきたので、その助けになる機能があれば考えたのがきっかけです。例えば、夜景をバックに自撮りをすると肝心の人の顔などが暗くなってしまうのですが、画面を発光させることでフラッシュの役割を持たせました。