鈴鹿川源流の森林づくり(三重県)

活動開始 2019年4月
場所 亀山市近郊
コンセプト 森林や生物多様性保全を通じた地域貢献活動

直近の活動

 2020年12月に、鈴鹿川等源流の森林づくり協議会主催のイベントが開かれました。イベント開催にあたっては、新型コロナウイルス感染予防のため、参加人数の制限や検温、マスクの着用、手指の消毒、親子工作時には家族単位で場所を設定するなどの対策がとられました。

 従業員とその家族が、12月12日に亀山市林業総合センターで開催されたイベントに参加し、計11組の親子(32名)とともに常緑樹の枝や松ぼっくりなどの素材を用い、クリスマスリースを作成しました。また、12月20日に石水渓野外研修施設で開催されたイベントでは、計16組の親子(40名)とともに正月の飾りつけとして、しめ縄づくりを体験しました。

 これからも森林や水源をはじめとする地域資源を亀山市の「たからもの」として守り、次世代の子ども達に引き継ぐ活動に参加します。

森づくりの経過

活動開始前

「かめやま会故(エコ)の森」の活動地は、鈴鹿国定公園の一部で、景勝地としても優れた要素を持っており、観音山生活環境保全林でしたが、山の手入れが殆ど行なわれなくなり、荒廃していました。(2006年11月)

活動スタート

 行政・市民・企業が一体となって、森林を保全し、自然とふれあえる場所を目指し、「かめやま会故(エコ)の森」の活動を2007年5月30日から開始しました。

 具体的には、2008年5月に歩道整備等の準備後、亀山市・桜井市・みどりの少年隊・地元の事業者・亀山市民のご協力を得て、従業員とその家族170名が、ヤマザクラの記念植樹に加え、アカシデ・クヌギ・ヤマアジサイ等150本の苗木を植樹しました。(2009年3月8日)

「かめやま会故(エコ)の森」最後の活動

 2018年3月17日に「10周年記念植樹祭」を開催し、地元住民や企業、行政関係の方々、そして従業員とその家族、合わせて50名が参加しました。このイベントで、イロハモミジを中心にサツキツツジも含めて37本を植樹しました。

 この活動は2015年に「国土緑化推進機構理事長賞」を受賞する等、高い評価を頂きました。

 「かめやま会故(エコ)の森」での活動は、10年の節目である2018年度で一旦終了します。

 (写真:イロハモミジやサツキツツジの植樹の様子)