ラムサール条約湿地の保全活動

佐潟

所在地 新潟県新潟市西区赤塚
面 積 76ha
特 徴 国内最大の「砂丘湖」といわれ、新潟砂丘の砂丘列間に位置する大小二つの潟から成り立つ淡水湖であり、渡り鳥の有数の集団渡来地。
主な鳥 ハクチョウ類、オオヒシクイ、マガンなど

直近の活動

「第17回佐潟クリーンアップ活動 潟普請(かたふしん)」に、従業員が参加しました。当日は、近隣の学校や地域の皆さんと刈り取った葦の回収・運搬作業や葦刈り場の泥上げ作業を行いました。オニバスなどの貴重な水生植物が多く見られ、冬には3,000羽ものハクチョウが飛来する佐潟の生物多様性保全にこれからも取り組みます。(2014年9月21日 13名参加)

谷津干潟

所在地 千葉県習志野市
面 積 40ha
特 徴 東京湾に残された数少ない干潟。全国でも有数のシギ・チドリ類の渡来地。
主な鳥 サギ、カモ、シギ・チドリ類など

直近の活動

谷津干潟は、シベリアやアラスカなどの「繁殖地」から、オーストラリアやニュージーランドなどの「越冬地」まで12,000km以上を移動する渡り鳥が羽を休め、エネルギーを補給する大切な「中継地」です。

谷津干潟自然観察センターご協力の下、鳥の生息環境の維持や池の遷移(陸化)を防ぐため、従業員とその家族19名が淡水池の葦刈りを行いました。(2023年11月18日)

陸揚げした葦は林の中で長い年月をかけて腐葉土となり、そこに発生した小さな虫が渡り鳥の餌となり、生態系を形成します。


今後もさまざまな社会貢献活動に参加していきます。

中海

所在地 鳥取県米子市・島根県松江市等
面 積 8,043ha
特 徴 鳥取県と島根県にまたがる汽水湖。国内最大級のガンカモ類の越冬地。
主な鳥 ガンカモ、コハクチョウなど

直近の活動

米子水鳥公園がある中海周辺は、山陰屈指の野鳥の生息地です。

住民や地元企業、自治体が協働で行う「中海アダプトプログラム」は、泳げる中海の実現に向け、中海の湖岸をいくつかのエリアに分け、各団体が一定のエリアを受け持ち、定期的な清掃活動に取り組む活動です。


当社もこの活動に賛同しており、秋の中海一斉清掃を実施し、従業員とその家族12名が参加しました。

流木や枯れ草を取り除くことで、小動物の隠れる場所をなくし、ガンカモやコハクチョウといった冬鳥が安全に越冬できる環境を整えました。

これからの冬鳥の飛来シーズンが楽しみです。(2019年11月10日)

漫湖

所在地 沖縄県那覇市、豊見城市
面 積 58ha
特 徴 国場川と饒波川の合流点に広がる河口湖。東アジアとオーストラリアを行き来する水鳥の中継地。
主な鳥 クロツラヘラサギ、シギ・チドリ類など

直近の活動

国場川水あしび実行委員会主催の「第27回 国場川水あしび」に従業員11名が参加しました。

汗ばむ陽気の中、参加者で手分けして、漫湖および国場川河川敷ならびにマングローブ湿地帯内に流れてくるゴミを収集しました。マングローブは二酸化炭素を吸収したり魚やカニの住処になる一方で、開けた干潟を好む生き物の住処を減らしてしまいます。そのため、この活動ではマングローブの稚樹抜きも行いました。(2023年12月9日)


これからもさまざまな生き物の保全に繋がる活動に参加します。

                                    
  • ※ 国場川水系の7市町(那覇市、豊見城市、糸満市、南城市、八重瀬町、与那原町、南風原町)と環境省沖縄奄美自然環境事務所により構成される実行委員会