CSR・環境

トップメッセージ

誠意と独自の技術をもって、これからも国際社会の安全・安心に貢献します

当社は2020年9月15日に、創業108周年を迎えました。日頃、シャープを支えてくださっている全てのステークホルダーの皆様に改めて感謝申し上げます。

2020年初頭以降、新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって人々の健康が脅かされ、経済にも大きな影響が出るなど、私たちは過去に経験したことのない環境変化に直面しています。こうした中、当社は、経営理念の一節に掲げている「誠意と独自の技術をもって、広く世界の文化と福祉の向上に貢献する」という創業の精神に今一度立ち返り、事業活動を通じて、人々が安全・安心な生活を送ることができるWith/Afterコロナ時代の新たな生活様式「ニューノーマル」の早期確立に貢献していきたいと考えています。

具体的には、当社は「8K+5GとAIoT※1で世界を変える」を事業ビジョンに掲げ、8Kや5G、AI、IoT、ロボットなどの最先端技術を核にさまざまな企業とも連携し、革新的なサービスやソリューションの創出に取り組んでいます。これらの取り組みを進める中で、巣ごもり需要やテレワーク需要、教育や医療のIT化など、今回のコロナ禍を契機に急拡大しているニーズを捉えた提案を矢継ぎ早に展開し、新たな時代の社会基盤の構築に積極的に取り組んでいきます。

代表取締役 会長執行役員 兼 CEO
戴正呉

代表取締役 社長執行役員 兼 COO
野村 勝明

また、当社はコロナ禍における社会貢献として、日本政府からの要請に応じてマスクの生産を決定し、僅か1ヵ月後の3月下旬より三重工場(三重県多気郡)のクリーンルームを活用して量産を開始しました。こうした当社の新規分野に挑戦する姿勢と迅速な対応は多方面から高く評価いただいており、当社製マスクは数多くのお客様からご支持いただいています。

今回新たに始めたマスクの生産・販売が大きな注目を集めましたが、当社はこれまでも、ウイルスの抑制やカビの除菌などの効果が国内外の公的機関で認められている独自の「プラズマクラスター技術」を搭載した空調機器やウォーターオーブン「ヘルシオ」をはじめとした健康調理家電を発売するなど、人々の「健康な暮らし」に貢献してきました。今後はこうした取り組みを一層強化するとともに、「医療」や「介護」の分野にも事業領域を拡大し、当社ならではの新たなソリューションを早期に次々と立ち上げることで、人々が“より健康に、そしてより豊かに暮らせる社会”の実現を目指していきます。

このような取り組みに加え、当社は、事業活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献するとともに、長期環境ビジョン「SHARP Eco Vision 2050」の実現に向け、「気候変動」「資源循環」「安全・安心」の各分野でゴールを定め、消費するエネルギーを上回るクリーンエネルギーの創出、および企業活動で生じる地球への環境負荷の最小化に取り組みます。

また、国連グローバル・コンパクトの署名企業※2として、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」に関する10原則を支持し、人権尊重や責任ある鉱物調達などの世界的な課題への対応を進めます。

当社は、2020年6月の定時株主総会における承認を経て経営体制を見直し、CEO-COO体制へと移行しました。今後は、新たな事業推進体制のもと全社一丸となって「8K+5G Ecosystem」と「AIoT World」の早期構築に取り組み、持続的成長を実現していきます。そして、国際社会のさらなる発展に貢献してまいります。

  • ※1 「AI(Artificial Intelligence:人工知能)」と「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」を組み合わせ、シャープが作った造語「AIoT」はシャープ株式会社の登録商標です
  • ※2 2009年6月に署名

2020年9月