「まねされる商品をつくれ」という創業者 早川徳次の精神を受け継いだ当社商品の歴史をご紹介します。
1910~1959年
1912年
早川徳次が「徳尾錠」を考案、 独立開業へ
穴がなくても長短自在に締められるスマートなベルトのバックルです。 映画で見た登場人物のベルトの先がだらしなく垂れているのが気になり、考案。「徳尾錠」と名付けて、新案特許を取得しました。
このバックルでの大量受注をきっかけに、創業者・早川徳次が独立開業しました。
1915年
早川式繰出鉛筆
独創的な芯の繰出し装置を発明し、美しく、使いやすく、しかも堅牢な文具として完成させ、早川式繰出鉛筆と名付け売り出しました。
発売当初は、文具問屋から「軸が金属で冬に冷たい」「和服には向かない」と不評でしたが、貿易会社を通して欧米から大量に注文が入ったことで人気に火が付き、国内の問屋筋からも取引の申し入れが続きました。
改良した極細芯の新商品の名称は「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」。
以降、単にシャープペンシルと言われるようになりました。 当社の社名「シャープ」はこれに由来しています。
1925年
国産第1号鉱石ラジオ
関東大震災後、大阪での再起をめざした早川創業者は、ラジオの将来性に目をつけました。
1925年4月に、記念すべき国産第1号の、鉱石ラジオセットの組立に成功しました。
1929年
交流式真空管ラジオ「シャープダイン」
ヘッドセットで一人聴く鉱石ラジオからスピーカーでみんなと聴ける真空管ラジオへ。
同じ真空管式でも球の数や種類の違いなどで、多数のモデルを開発。 電波事情の差や音声出力、音質など、幅広い需要に対応しました。
1953年
国産第1号テレビ
日本におけるテレビ時代の幕を開いたのが、1953年の当社によるテレビの量産化です。当社は、ラジオが普及し始めたばかりの1931年に、早くもテレビの研究に着手。戦中戦後に手掛けた超短波技術も大いに役立ち、1951年には業界の戦陣を切ってテレビの試作に成功しました。
52年末に国産第1号テレビを発売、53年には他社に先駆け量産を開始しました。価格は175,000円、当時の初任給が高卒で5,400円の時代でした。「一家に一台」をめざし、量産によるコストダウンを進め、お求めやすい価格をリードしたのも当社です。
1960年代
1962年
国内初の量産電子レンジ<R-10>
1961年、電子レンジを開発。
翌年、業界に先がけて量産を開始しました。当時、火を使わない調理器が人々に理解されるまで月日がかかるだろうと考えられていましたが、当社は、いつかかならず家庭に入る日が来ると確信し、まずは業務用として地道な普及への努力を開始しました。
1963年
太陽電池モジュール
1959年に太陽電池の開発を、1963年には標準モジュールの量産を 開始しました。
当初は技術者自ら市場開拓に努め、海上用としては、同年5月に設置された横浜港鶴見航路の鶴見ブイに初めて採用されました。
1964年
オールトランジスタ電卓「コンペット」<CS-10A>
世界初のオールトランジスタ・ダイオードによる電子式卓上計算機。 当時の1300ccの車とほぼ同じ価格の535,000円で発売されました。 4年前の1960年、若手技術者達の提案で、コンピュータや半導体などの技術開発がスタートしました。
大型コンピュータでなく、「いつでも・どこでも・だれにでも」使える計算機の開発に取り組み成功、1964年ついに発売の日を迎えました。2005年12月に、世界的な電気・電子学会であるIEEE
※1から、『IEEEマイルストーン※2』に認定されています。
- ※1
- IEEE(正式名称:The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)
アメリカに本部のある世界最大の電気・電子技術者による非営利団体組織(学会)であり、「アイ・トリプル・イー」と称されています。世界の150カ国以上で377,000人に及ぶ会員を擁し、コンピューター、電子、通信、電力、航空、バイオなどにおいて、先端的な取り組みがなされ、各々の技術分野で指導的な役割を担っています。 - ※2
- IEEE マイルストーン・・・IEEEが電気・電子技術およびその関連分野において、社会に貢献した重要な歴史的偉業を称えるために1983年に制定し、認定するものです。世界ではボルタ電池やフレミングの二極管などが、日本では八木アンテナ(1995年)、富士山頂レーダー(2000年)、東海道新幹線(2000年)、セイコークオーツ(2004年)が認定されています。
1966年
太陽電池を利用した
長崎県御神島(現・尾上島)灯台
シャープが初めて太陽電池の試作に成功したのは1959年。
その後、技術者たちは研究開発を続け、光から電気への変換効率の向上や耐久性アップなど、実用化への道を拓きました。
「永く使用でき、長期間、保守も不要」であり、電源のない離島の無人灯台への設置を、初めて実現させました。
1966年
ターンテーブルレンジ<R-600>
1966年、国産初のターンテーブル式家庭用電子レンジ<R-600>を発売しました。
業界をリードする基盤をつくった画期的な商品となりました。
1969年
世界初LSI電卓「マイクロコンペット」
シャープが求める最新LSIを供給してくれたのは、宇宙船アポロ計画にも関わる、米国のノースアメリカン・ロックウェル社でした。
最先端のLSIのおかげで、電卓は、手のひらに載せて扱えるようになりました。“マイクロコンペット”は「アポロが生んだ電子技術」として、注目を集めました。
1970年代
1973年
野菜室付き3ドア冷凍冷蔵庫 「ニューアラスカ」 <SJ-3300X>
日本の家庭に合わせたより便利な冷蔵庫を作るため、全国1万人の主婦を対象に20回にわたる市場調査を行いました。
その結果、開発されたのが家庭用として初めて野菜専用室を設けた3ドア冷凍冷蔵庫<SJ-3300X>です。
専用の野菜室で、野菜の鮮度をできるだけ長く保ちたいという要望にこたえました。
1973年
液晶表示電卓「液晶コンペット」 <EL-805>
当社の技術者たちの必死の努力の結果、液晶の実用化に成功しました。世界で初めて液晶表示付きCOS化ポケット電卓を開発、1973年に発売しました。
2005年12月に、世界的な電気・電子学会であるIEEE
※1にて、『IEEEマイルストーン※2』に認定対象となった商品の一つです。
- ※1
- IEEE(正式名称:The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)
アメリカに本部のある世界最大の電気・電子技術者による非営利団体組織(学会)であり、「アイ・トリプル・イー」と称されています。世界の150カ国以上で377,000人に及ぶ会員を擁し、コンピューター、電子、通信、電力、航空、バイオなどにおいて、先端的な取り組みがなされ、各々の技術分野で指導的な役割を担っています。 - ※2
- IEEE マイルストーン・・・IEEEが電気・電子技術およびその関連分野において、社会に貢献した重要な歴史的偉業を称えるために1983年に制定し、認定するものです。世界ではボルタ電池やフレミングの二極管などが、日本では八木アンテナ(1995年)、富士山頂レーダー(2000年)、東海道新幹線(2000年)、セイコークオーツ(2004年)が認定されています。
1978年
1ブラウン管2画面のテレビ・イン・テレビ <CT-1804X>
1978年に、業界で初めて、1ブラウン管2画面のテレビ「テレビ・イン・テレビ」を発売しました。
プロ野球中継などの裏番組を同時にみられることで好評を博しました。
1979年
フロントローディングVTR 「マイビデオV3」 <VC-6080>
フロントローディング(テープの前面挿入)方式採用で、“ビデオはテレビの下に置く”というのを常識にするきっかけとなった「マイビデオV1」、マイコンを搭載した多機能の「同V2」。
その流れを汲みながら、使いやすさを追求し、同時に15万円台という低価格を実現した「マイビデオV3」が大ヒットし、当社のシェアはたちまち2ケタに乗りました。
1979年
日本語ワープロ「書院」 <WD-3000>
当社は1977年、業界で初めて日本語ワードプロセッサの試作に成功、この年のビジネスショーに出展し高い評価を得ました。
1979年には商品化し、WD-3000をデビューさせました。
当時は入力にペンタッチ方式を採用していました。
1979年
センサーオーブンレンジ
現在は一般的になった仕上りセンサー付き電子レンジも、当時は未知の最先端技術でした。
料理の出来上がり具合をはかるセンサー技術、また、加熱の強さや時間を制御するマイコンには、膨大な調理実験結果と一流シェフのアドバイスを加味した調理データをすべて組み込んでいました。
1980年代
1981年
レコード両面 自動演奏ステレオ
誰も変えなかった円盤式レコードの演奏スタイルをついに変えました。 レコードを裏返す面倒な操作をなくし、両面の全曲を自動で楽しめるようにしたのは、レコードを監視する光センサーと、レコードを載せるだけでセッティングできるディスクホルダー、そのすべての動きを制御するマイコン技術の蓄積でした。
1982年
パソコンテレビ<X1>
1982年、世界で初めてテレビとパーソナルコンピュータをシステム化し、“パソコンテレビ”を開発、注目を集めました。
テレビ受像とパソコン機能がそれぞれ使えるだけでなく、その両方の画像信号の重ね合わせ表示を可能にしました。
1987年
電子システム手帳 <PA-7000>
“数字だけでなく文字情報も扱えるパーソナル情報機器”として1987年に電子システム手帳<PA-7000>が発売されました。
漢字表示ができる他、カレンダー、メモ、電話帳、スケジュール、計算というパーソナル情報管理の5大機能を備え、用途別ICカードで機能拡大ができるこの商品は、高度情報化社会という時代を背景に大ヒットしました。
1987年
AI辞書搭載 パーソナルワープロ「書院」
当時の日本語ワープロは、入力を文節ごとに行い変換していました。 言葉の意味や文章の前後関係から自動的に解釈し、文字変換する「AI辞書」を搭載。 変換効率の高い新連文節変換により、なめらかな文章入力が可能となりました。
1988年
14型TFTカラー 液晶ディスプレイ
1973年の液晶ポケット電卓の発売から研究開発を積み重ね、3型液晶カラーテレビの技術を発展させて、ついに14型のTFTカラー液晶の試作に成功。
シャープの液晶技術はひとつの一里塚に到達しました。 1990年には欧州ではAV界のノーベル賞とも呼ばれる「エデュアルド・ライン賞」を受賞しました。
1989年
100型液晶ビジョン
映像ソースもテレビ番組以外に様々な選択肢が登場し、家庭でもホームシアターで楽しむ時代が到来しました。
液晶方式では世界初となる映像プロジェクターを発売。部屋の状況に合わせて、大画面で楽しむ新たな視聴スタイルを開拓しました。
1989年
小電力コードレス 留守番電話機
各電機・通信メーカーが家庭用コードレス電話機を競う中、シャープは購入者アンケートで見つけた「留守録機能のニーズ」に注目。
他社に先駆けて小電力コードレス留守番電話機を開発、発売しました。留守番電話の多彩な機能操作を、離れた子機から思いのままにリモートコントロールすることができました。
1989年
左右開き冷凍冷蔵庫 <SJ-38WB/32WB>
ブローチの止め金具をヒントに、業界初の左右開きドアのついた冷蔵庫を開発しました。
「引越ししても使いやすさは変わらない」「お客様には冷蔵庫の中を見せずに開け閉めできる」といった高い評価を得ました。
1990年代
1990年
家庭用ファクシミリ「イラストーク」 <UX-1>
ビジネス機並のB4サイズ送受信、15秒伝送といった基本機能を搭載しながら世界最薄の39mm、重さ約2.8kgを実現。
従来のFAXのイメージを一新するデザインで、家庭用として新たな商品像を作り、注目を集めました。
1991年
壁掛けテレビ「液晶ミュージアム」
1991年、当社は、当時の業界最大8.6型のTFTカラー液晶パネルを搭載した世界初の壁掛けテレビを開発・発売しました。
映像は高画質、インテリア性を重視したデザインバリエーションを揃え、マスコミから「“夢の壁掛けテレビ”がついに実現」と大きく取り上げられました。
1992年
「液晶ビューカム」 <VL-HL1>
1992年、ビューファインダーの代わりに液晶モニターを見ながら撮影ができる独創的なビデオカメラ「液晶ビューカム」を発売、大変な評判を呼びました。
撮ったその場で楽しめる、モニターを回転させれば自分も撮れるなど、今までにない新しい特長で、大ヒット商品となりました。
1992年
全自動洗濯機 「ECOAWASH(エコアワッシュ)」<ES-BE65B>
脱水槽に穴の無い「むだ水セーブ槽」を開発。
余分な水と洗剤が不要になるだけでなく、洗濯槽の外側に発生するカビが洗濯物に移る問題も一挙に解決。
エコで清潔な商品として評判となりました。
1993年
当時、最小最軽量 MDヘッドホンプレーヤー
「コンカレント開発体制」で、研究開発、設計を同時に行い、開発完了と同時に生産に移行、早期発売にも成功しました。
MDから情報を読み出す光ピックアップ用に、「小型ホログラムレーザー」や「OPIC受光素子」などを開発して、小型・軽量化を実現し、業界に衝撃を与えました。
1993年
液晶ペンコム「ザウルス」 <PI-3000>
ビジネスに必要な機能を一台に凝縮した新携帯情報ツールとして、 1993年に「ザウルス」<PI-3000>を発売しました。
その後、「ザウルス」はファクシミリ/パソコン通信/インターネットアクセスなどの機能を加えながら進化し、新しい市場を創出すると共に当社の代表的商品となりました。
1997年
バックライト不要 スーパーモバイル液晶
バックライトで表示を見せる従来の透過型液晶の場合、屋外では太陽光の影響で見えにくくなる傾向がありました。
反射型では困難とされたカラー化を実現し、この液晶ならバックライトが不要で、周囲が明るければ明るいほど見えやすく、屋外に最適です。 低消費電力(従来比約1/7)で、薄さも1/3、重量も1/2程度となり、 モバイル機器に理想的なディスプレイとなりました。
1999年
世界初「1ビットアンプ」
1ビットアンプ技術とは、アナログの音声信号をデジタル化するときの「サンプリング」を1秒間に約280万回、CDのじつに64倍という高速で行うことで、限りなく原音に近い音の再現を可能にしました。
高音質と同時に省エネ性にも優れ、小型化もはかれることからアクオスなど他のAV機器にも組み込まれていきました。
2000年代
2000年
業界初のモバイルカメラ付き携帯電話 <J-SH04>
「レンズ一体型11万画素CMOSイメージセンサ」を搭載、撮った写真をメールで送れる業界初のカメラ付き携帯電話<J-SH04>を商品化、J-PHONEから発売しました。
2000年
「プラズマクラスターイオン」技術採用の 空気清浄機 <FU-L40X>
自然界にあるのと同じ+と−のイオンをプラズマ放電により作り出し放出。浮遊ウイルスの作用を抑え、浮遊カビ菌等を空中で除去するシャープ独自の技術です。
この技術を搭載した商品第1号として空気清浄機を発売しました。
2001年
液晶カラーテレビ 「AQUOS(アクオス)」
<LC-20C1/15C1/13C1>
21世紀の「わが家のテレビ/私のテレビ」として、2001年1月1日より液晶カラーテレビ「AQUOS」第1号機を発売しました。
業界最高輝度450cd/m2の高画質と、世界的なインダストリアルデザイナー喜多俊之氏によるインテリア性あふれる外観を備えたモデルです。
2004年
ウォーターオーブン「ヘルシオ」 <AX-HC1>
新開発の過熱水蒸気発生ユニットを用いて、『水で焼く』画期的なウォーターオーブン「ヘルシオ」を開発しました。
水から約300℃の過熱水蒸気
※1を生成し、食品に噴射することで、熱風方式オーブンの約8倍の熱量※2を肉や揚げ物などに与え、脂や塩分をすばやく溶かして落として焼き上げます。
揚げ物などの脂を減らす『ローカロリー調理』、塩鮭などの塩分を減らす『減塩調理』、酸化を抑えてビタミンCの減少を抑える『低酸素調理』を可能にした、健康志向の方のための新しい調理家電として注目を集めました。
- ※1
- 100℃の水蒸気を常圧のままさらに高温に加熱した無色透明な気体。
- ※2
- オーブン230℃調理時の1m3あたりの熱量を当社オーブンレンジRE-MA1と比較。
2005年
65V型デジタルハイビジョン液晶テレビ
「AQUOS(アクオス)」<LC-65GE1>
当時、世界最大サイズの65V型デジタルハイビジョン液晶テレビとして 話題になりました。
デジタル放送などのハイビジョン信号フォーマットをそのまま表示できるフルスペックハイビジョン液晶パネルを採用。 動画応答性を向上する技術などの導入により、スポーツなど動きの早い動画も見やすく、くっきりとした映像で楽しむことが可能になりました。
さらに、青・緑・赤の波長に「深紅」を加えた新開発「4波長バックライト」を搭載し、これまで再現が難しかったピュアな赤を忠実に再現することに成功しました。
2006年
携帯電話「AQUOSケータイ」 <905SH>
モバイル機器向け地上デジタルテレビ放送サービス「ワンセグ」対応携帯電話をボーダフォン株式会社(当時)より発売しました。 業界で初めて、液晶画面を横方向に90°回転できる「サイクロイドスタイル」※を採用。 また、テレビを観ながら通話したりメールの対応ができる機能も業界初です。 2006年4月からワンセグ放送が開始され、モバイルにおけるテレビ視聴、映像視聴の環境が拡大していく中、液晶テレビ「AQUOS」で培われた液晶技術を応用した“AQUOSケータイ”は、ワンセグ放送を綺麗な画像で楽しめる携帯電話として注目となりました。
- ※
- サイクロイドはシャープ株式会社の登録商標です。
2008年
業務用108V型液晶ディスプレイ <LB-1085>
当時、世界最大※の業務用108V型液晶ディスプレイを発売しました。 亀山第2工場で採用の第8世代マザーガラス(2,160×2,460mm)から 1面取りできる最大サイズの108V型ワイドASV液晶パネルを採用。 約2畳分に相当する大面積の表示エリアを有し、広範囲にわたり多くの人々にしっかりと情報を伝えられます。
- ※
- 2008年6月13日現在。市販する直視型液晶ディスプレイにおいて。
2008年
ブルーレイ内蔵「AQUOS」DXシリーズ <LC-52DX1>ほか
世界で初めて※ブルーレイディスクレコーダーを内蔵した液晶テレビを発売。
これ1台で、テレビ視聴に加え、BDソフトやDVDの再生、ブルーレイディスクへのハイビジョン録画など、様々な用途に対応し快適なテレビライフを楽しめるようになりました。 また、オールインワンスタイルなので、煩わしい配線も必要なく、簡単な操作でテレビ視聴、再生、録画、予約ができます。
- ※
- 2008年10月15日現在、デジタルハイビジョン液晶テレビとして(ブルーレイディスクレコーダー内蔵)。
2009年
LED電球 <DL-L60AV>
業界で初めて※、付属のリモコン操作だけで光の色を段階的に変えられる「調色機能」を搭載したLED電球<DL-L60AV>を発売。
冬場やリラックスしたい夕食時などは温かみのある電球色相当、夏場やすっきりした目覚めの朝にはシャープな昼白色相当など、天候や季節、時間帯に応じてお好みの色を選べるようになりました。 さらに、「調光機能」も搭載しており、光の色と明るさをリモコンひとつで変化させ、多彩なライティングが楽しめます。
- ※
- 2009年6月11日現在、一般照明用電球形において。
2010年
2010年
マルチディスプレイシステム
隣り合うディスプレイ間のフレーム幅が、世界最狭の6.5mm※マルチディスプレイシステムを発表。
フレーム間のつなぎ目が目立たず、デジタルサイネージの可能性を拡げました。
また、LEDバックライトの採用で、マルチディスプレイに構成した際の輝度ムラを低減しました。
- ※
- 60V型のPN-601の場合、世界最狭は46V型以上の液晶ディスプレイにおいて、2010年6月7日現在。
2010年
「AQUOS クアトロン 3D」LVシリーズ <LC-60LV3><LC-52LV3><LC-46LV3><LC-40LV3>
世界初※1の4原色※23D液晶ディスプレイを 採用した3D対応液晶テレビ 「AQUOS クアトロン 3D」LVシリーズを発売。 独自のUV2A技術※3をベースにし、「赤・緑・青」の3原色に 「黄色」を新たに加えた4原色※2技術を開発。
3原色では困難だった黄色や金色、 エメラルドグリーンなどを色鮮やかに再現可能で、 高品位な映像を実現しました。また、光の利用効率が高く、3原色液晶パネルに比べて約1.8倍※4明るい、 迫力ある映像を楽しむことが可能になりました。 さらに、独自技術で、クロストークが極めて少ない 臨場感ある3D映像を再現しました。
- ※1
- 2010年4月12日現在。実用化されている3Dテレビ向け液晶ディスプレイにおいて
- ※2
- 4原色とは、シャープ独自のディスプレイ上の色再現の仕組みであり、色や光の3原色とは異なります。
- ※3
- Ultraviolet induced multi-domain Vertical Alignmentの略。光照射による製造法で液晶分子の並びを高精度に制御する技術。
- ※4
- 従来当社技術(3原色表示タイプASV液晶・FRED技術非搭載)との3D表示時の画面輝度を比較。
2010年
メディアタブレット GALAPAGOS(ガラパゴス)
ネットワークサービスとそれに最適化した端末により、新しいユーザー体験を提供するクラウドメディア事業を開始。
第1弾となる電子ブックストアサービスでは、専用端末(メディアタブレット)2機種を発売。
その後、活用フィールドは電子ブックに限らず、さらに進化しています。
2010年
LEDシーリングライト 「ELM(エルム)」
<DL-C501V><DL-C301V><DL-C302V>
LED電球に続いて、新しい住宅用主照明として生まれた業界初※のLEDシーリングライト。
独自の光拡散技術による薄型化や110通りの明るさ・光色を選べる「調光/調色機能」、省エネを実現するエコ機能を搭載しました。
- ※
- 2010年8月19日現在、光束2000 lm以上のJIS規格シーリングローゼット (天井用配線器具)対応LEDシーリングライトとして(当社調べ)。
2011年
2011年
フリースタイルAQUOS
置き場所を自在に変えて視聴スタイルを広げる“フリースタイAQUOS”を発売しました。
アンテナコードを気にしないワイヤレス接続で、家中のあらゆるお部屋でライフスタイルに合わせてテレビやインターネットをお楽しみいただけます。
2011年
フルタイムで活用でき、さまざまなシーンで
多彩に活躍する タッチディスプレイ「BIG PAD」
<PN-L702B> <PN-L602B>
動画や静止画、パソコン用データなどを高画質に表示するタッチディスプレイ「BIG PAD」を発売。
付属の専用ペンとアプリケーションソフトを組み合わせることで画面への書き込みもスムーズに行え、表示の拡大や縮小、ページ送りなどが、手軽なタッチ操作で使用できます。
当社製デジタル複合機との連携機能により、ディスプレイ上の内容がプリントアウトできるほか、スキャナーで資料を読み込んで表示し手書きで上書きすることも可能。
オフィス業務の効率アップに貢献し、ビジネスシーンに革新をもたらす 新しいコミュニケーションツールとして広く活用できる商品です。
2012年
2012年
さくら色LED照明
「癒し」と「安眠サポート」に効果があるという試験結果が得られた※、“さくら色”のLED照明を開発しました。当社製従来型LEDシーリングライトで採用している寒色や暖色に加え、深みのある「八重桜」と淡い「ソメイヨシノ」の2種類の光色を新たに搭載。おやすみ前に約1時間浴びることで、気持ちが癒され、寝つきや目覚めが良くなるといった効果が期待できます。
- ※
- このさくら色LED照明の使用により、精神的ストレスの予防、治療などの効果や睡眠の質の改善を保証するものではありません。今回の結果には個人差があります。環境についても異なります。
2012年
ロボット家電「COCOROBO(ココロボ)」<RX-V100>
先進機能で、快適かつ安心な暮らしを提供する「ロボット家電」の開発をスタート。第一弾として、掃除機能と「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載し、お部屋をキレイにする「COCOROBO」を発売しました。人工知能「ココロエンジン」により、充電量や掃除の状況に応じた多彩な反応が楽しめるほか、音声認識※「ボイスコミュニケーション」機能による対話操作も実現。部屋中を自由に動き回って、お部屋をきれいにお掃除してくれます。
- ※
- 本製品は、株式会社レイトロンの音声認識エンジンを搭載しています。
2012年
ヘルシオ炊飯器
お米の洗いムラと炊きムラを抑え、健康とおいしさを両立する、ヘルシオブランドの炊飯器を発売しました。ネイチャーテクノロジーを採用した業界初※の「かいてんユニット」が理想的な水流を生み出し、お米の飛散や内釜への衝突を抑えて攪拌することで、ふっくらとした、よりおいしいごはんを炊き上げることができます。
- ※
- 2012年10月1日現在、国内家庭用IHジャー炊飯器において。
2012年
スマートフォン「docomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-02E」
世界で初めて※1新世代ディスプレイ「IGZO(イグゾー)」を搭載し、省エネと高画質を実現したスマートフォンです。「IGZO」の特長である省エネ性能を活かし、連続静止画表示時間で従来機比約4.8倍※2の電池持ちを実現。充電を気にせず二日間※3、安心してお使いいただくことができます。
- ※1
- 現在販売されているスマートフォンにおいて。2012年11月26日現在、当社調べ。
- ※2
- SH-01Dとの比較。
- ※3
- 当社で実際の使用状況(メールの送受信、アプリの使用など)を想定し、測定したものです。アプリの動作状況やネットワーク環境により、大きく変動する場合があります。
2013年
2013年
ICC PURIOS
I3研究所※1開発の光クリエーション技術“ICC(Integrated Cognitive Creation)※2”と、フルHDの4倍※3となる約829万画素(3,840×2,160画素)を持つ4K液晶パネルの搭載。加えて、輝度を細かくコントロールするパネル制御技術を採用した液晶テレビです。
これにより、遠近感のある風景や物体の立体感、質感など、実際に、その光景を見ているような映像を提供するとともに、放送局などで使用される業務用マスターモニター規格を超える、ムラの少ない均一な輝度を実現、映像を緻密に再現します。
「ICC PURIOS」は、世界で初めてTHX社※4が定めるTHX 4Kディスプレイ規格※4の認証を取得した、本格的なホームシアターや最高級の映像美を求めるお客様向けのプレミアムモデルです。
- ※1
- 所在地:東京都世田谷区、社長:近藤哲二郎。
- ※2
- ハイビジョンの映像をもとに、さらに臨場感ある高精細映像を創造する技術。
- ※3
- フルハイビジョン(1,920×1,080画素)との比較。本機:3,840×2,160画素。
- ※4
- THX 4K Display Certification、THX 4Kディスプレイ規格で世界初の認証取得(2012年12月13日現在)。THXはTHX Ltd.の登録商標です。
2013年
「AQUOS 4K」<UD1ライン>
「4Kモスアイ®パネル※1」と、新画像処理回路「AQUOS 4K-Master Engine PRO」を搭載した「AQUOS」ブランドの4K対応液晶テレビです。
「4Kモスアイ
®パネル※1」採用により、フルHDの4倍※2の約829万画素で緻密な映像を表示するとともに、明るさのムラを抑えた高い輝度均一性を実現、入力信号に忠実な階調表現で映像を表示します。
さらに、外光や照明の映り込みを抑えることで艶やかで深い黒を再現し、鮮明で細部まで見やすい映像を映し出すことができます。
また、フルHDの入力映像を4K解像度にアップコンバートする「AQUOS 4K-Master Engine PRO」で、地上デジタル放送やブルーレイディスクの映像を、4K解像度の臨場感あふれる高精細な映像で再現します。
- ※1
- モスアイ®パネルには、月の光を反射しない蛾の目の構造を研究し、ナノ単位(10億分の1メートル)の凹凸構造を持たせたフィルムで外光の反射を抑える、自然から学び応用した技術が採用されています。モスアイ®は、大日本印刷株式会社の商標または登録商標です。また、「4Kモスアイ®パネル」とは、4Kに対応した高精細のモスアイ®パネルのことです。
- ※2
- フルHD(水平1,920×垂直1,080画素)との比較。本機(水平3,840×垂直2,160画素)。
2013年
微生物センサ
空気中を浮遊する細菌やカビ菌などの微生物の量を最短10分※1で自動計測する「微生物センサ」を開発しました。
計測するエリアの空気を吸引した後、検出対象となる微生物を抽出。独自手法を加えた蛍光検出法
※2により、微生物量を約10分で自動計測します。パソコンとの接続も可能で、連続計測にも対応しているため、微生物量の経時変化をモニタリング※3できます。
- ※1
- 計測環境や微生物の量により、計測時間が異なる場合があります。
- ※2
- 特定波長の光照射により、微生物が蛍光発光する特性を利用し微生物量をカウントする測定法
- ※3
- モニタリングしたデータは、本センサに接続したパソコンなどで収集します。
2014年
2014年
お茶メーカー「ヘルシオ お茶プレッソ」
カテキン※1や食物繊維など茶葉に含まれる栄養成分※2をほとんど壊さず※3にお茶にすることができるお茶メーカー「ヘルシオお茶プレッソ」を発売。新しいお茶習慣を提案しました。
「ヘルシオお茶プレッソ」は、セラミック製の小型の臼で、低速でじっくりすりつぶすことで摩擦熱を抑え、茶葉に含まれる栄養成分をほとんど壊さずに挽くことができます。茶殻となる分までお茶にすることができるため、急須でお茶をいれる場合と比べてカテキンを約1.9倍 ※4多く含むとともに、急須でいれたお茶にはほとんど含まれないクロロフィル※5や食物繊維などを含んだ栄養価の高いお茶ができます。挽いた粉末茶を、茶筅で点てるように「回転はね」で丁寧にムラなくお湯とかき混ぜることで、本格的なお茶が手軽に楽しめます。
- ※1
- カテキンは、抗酸化作用、血中コレステロール低下作用、血糖上昇抑制効果などに有効とされる栄養成分。
- ※2
- ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カテキン、食物繊維、クロロフィル、テアニン、カフェインなど。
- ※3
- 1回で1~3人前の茶葉を挽く場合。
- ※4
- 【分析依頼先】(一財)日本食品分析センター【分析試験成績書発行日および番号】H26.2.21 第14012819008-01号他の結果より、当社にてカテキン含有量を算出。
- ※5
- クロロフィルは、消臭などに有効とされる栄養成分。
2014年
「AQUOS 4K」<UD20ライン>
業界で初めて※1ご家庭で「4K試験放送※2」と「4Kネット映像配信」を高精細のまま、臨場感あふれる映像で楽しめる4K対応液晶テレビ<UD20ライン>を発売しました。
4K試験放送(4K60p)を視聴するには、映像をデジタル伝送する「HDMI2.0規格(4K60p)」に準拠し、コンテンツ保護規格の「HDCP2.2」に対応したテレビと、「4K試験放送」を受信するチューナーが必要です。<UD20ライン>は両規格を備え、同時発売の業界で初めて
※14K試験放送を受信できる「AQUOS 4Kレコーダー」と組み合わせることで、ご家庭でいち早く「4K試験放送」を視聴できます。
また、2014年10月27日よりスタートした(株)NTTぷらら社提供の「ひかりTV 4K」のビデオオンデマンド配信に対応したHEVCデコーダー※3を業界で初めて※1搭載し、<UD20ライン>だけで4K映像を楽しむこともできます。
画質面では、外光の映り込みを抑え、艶やかで深い黒を表現できる「4K低反射パネル」と、従来機
※5に比べ色域を約12%拡張した「リッチカラーテクノロジー」を搭載し、高精細で緻密な4K映像を豊かな発色で再現します。
音質面では、ディスプレイ部から分離・独立した新開発の「サウンドバー」を搭載。左右の丸型2連ミッドレンジスピーカーとツィーターを前向きに配置したことなどにより、高出力で音抜けの良い音声を実現しました。ディスプレイ部背面には低振動ウーハー「DuoBass」を搭載し、2.1ch3ウェイ8スピーカーシステムで音の臨場感を高めます。
- ※1
- 2014年5月20日現在。4Kレコーダーもしくは4K対応テレビとして。
- ※2
- 4K試験放送とは、次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)が124/128度CSデジタル放送にて放送する2014年6月開局した4K専門チャンネルです(無料チャンネル)。スカパー!プレミアムサービスのチャンネルではありません。視聴には本機のほか、AQUOS 4Kレコーダー(TU-UD1000)、スカパー!ICカード・スカパー!プレミアムサービス対応アンテナと、視聴申込(無料)が必要です。
- ※3
- 「ひかりTV」の4Kビデオオンデマンド配信の圧縮規格HEVC(High Efficiency Video Coding)に対応したデコーダー。
- ※4
- モスアイは、大日本印刷株式会社の商標または登録商標です。
- ※5
- 4K対応液晶テレビ「UD1ライン」(2013年発売)との当社測定方法による比較。
2014年
「AQUOS 4Kレコーダー」<TU-UD1000>
業界で初めて※1「4K試験放送※2(4K60p)」 をありのまま受信でき、録画や再生も可能な「AQUOS 4Kレコーダー」<TU-UD1000>です。 2014年6月より、次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)が124/128度CSデジタル放送で4K試験放送を開始しましたが、この放送を受信するためには4K試験放送に対応したHEVCデコーダー
※3とスカパー!プレミアムサービスチューナーが必要です。
<TU-UD1000>は新開発のHEVCデコーダーとスカパー!プレミアムサービスチューナーを搭載し、4K試験放送をありのまま受信することができます。4K対応液晶テレビ「AQUOS」など
※4と組み合わせることにより、4Kの高精細映像を視聴することができます。
また、1TBのハードディスクを搭載しているので、4K試験放送をDRモードで約53時間録画
※5できます。さらに、映像をデジタル伝送する「HDMI2.0規格(4K60p)」に準拠し、コンテンツ保護規格の「HDCP2.2」に対応することで、録画した4K試験放送番組を4K60pで出力できるので、再生時も4Kの高精細映像をお楽しみいただけます。
- ※1
- 2014年5月20日現在、4Kレコーダーとして。
- ※2
- 4K試験放送とは、次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)が124/128度CSデジタル放送にて2014年6月開局した4K専門チャンネルです(無料チャンネル)。スカパー!プレミアムサービスのチャンネルではありません。視聴には本機のほか、4K対応テレビ(HDCP2.2対応)、または、当社「AQUOSクアトロン プロ」(XL10ライン)、本機付属のスカパー!ICカード・スカパー!プレミアムサービス対応アンテナと、視聴申込(無料)が必要です。
- ※3
- 4K試験放送の圧縮規格HEVC(High Efficiency Video Coding)に対応したデコーダー。
- ※4
- <LC-70/60UD1>は本体のバージョンアップ作業が必要です。
- ※5
- 録画時間は4K試験放送を40Mbpsで算出した計算値です。録画時間はその性能を保証するものではなく、実際の録画では画質やその他の条件により記載の時間を下回る、または上回る場合があります。
2014年
クラウド蓄電池システム
当社製クラウドHEMS※1と組み合わせることで、使用環境の変化に応じた効率的なエネルギーマネジメントが実現できるクラウド蓄電池システム<JH-WB1401/JH-WB1402>※2です。
天気予報から翌日の太陽光発電の発電状況を予測したり、お客様の日常の電力消費状況を分析することで、充放電を自動的に制御して電気料金を削減するなど、新しいエネルギーソリューションとして提案しました。
蓄電池本体は、寒冷地など
※3でも使用できる屋内設置用と、屋外設置用の2タイプをラインアップ、従来機※4に比べ大幅な小型化を実現しました。さらに、太陽光発電システムと蓄電池システムに各々必要だったパワーコンディショナを一体化することで、効率的な充電ができるようになりました。
- ※1
- クラウドHEMS(Home Energy Management System) <JH-RTP4/JH-RTP5>。<JH-RTP4>希望小売価格(税抜き)74,000円、7月4日発売。<JH-RTP5>希望小売価格(税抜き)75,000円、7月4日発売。別途、ブロードバンドルーター、常時接続型のブロードバンド回線、「SHARP i CLUB」への会員登録が必要です。
- ※2
- 蓄電池本体の型名を記載。蓄電池システムとして、パワーコンディショナ<JH-42EM2P>、マルチエネルギーモニタ<JH-RWL6V>などの接続機器が必要です。
- ※3
- 動作温度範囲は0℃~40℃です。寒冷地対応は<JH-WB1401>のみです。
- ※4
- <JH-WB1201>との比較です。
2014年
「emopa(エモパー)」搭載スマートフォン
お客様の生活シーンに合わせて、お客様の気持ちに寄り添ったメッセージを音声や画面表示でお知らせしてくれる新機能「emopa(エモパー)」を搭載したスマートフォンを発表。順次、商品化※しました。
「emopa」は、“Emotional Partner(エモーショナル・パートナー)”から成る造語です。当社製健康・環境家電に搭載されている人工知能“ココロエンジン”の技術をもとに、モバイル端末向けに新開発しスマートフォンに搭載しました。様々な状況に合わせて気のきいた言葉でユーザーの行動にヒントを与えたり、親しみや癒しを提供してくれます。例えば、おでかけ前に天気予報に準じて「傘を忘れないでくださいね」など、まるでスマートフォンに感情があるかのように、タイミングよくメッセージを伝えてくれますので、これまでにないコミュニケーションが可能となりました。
- ※
- (株)NTTドコモ向け<ドコモ スマートフォン AQUOS ZETA SH-01G>、ソフトバンクモバイル(株)向け<AQUOS CRYSTAL X>、KDDI(株)向け<AQUOS SERIE mini SHV31> KDDI向けは2015年発売。
2014年
監視用赤外線カラー暗視カメラ
業界で初めて※1、暗闇(0ルクス)の環境下でカラー撮影が可能な監視用赤外線カラー暗視カメラ<LZ0P420A>を開発・法人向けに発売しました。
本製品には、独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)と当社が共同開発した赤外線カラー暗視撮影用撮像素子(CCD)※2を搭載しており、近赤外光を照射することで、光がない照度0ルクスの真っ暗闇でも、滑らかなカラー動画が撮影することが可能です。
- ※1
- 2014年11月4日現在。単板(CCD1個)方式でHD720(1280×720画素)/30fpsの撮影に対応する赤外線カラー暗視カメラにおいて。シャープ調べ。
- ※2
- 産総研が開発したカラー暗視撮影技術(2011年2月8日、2012年12月3日に産総研が発表)を応用し、産総研とシャープが共同で開発したカラー暗視カメラ用の撮像素子。(2014年5月14日に産総研が発表)
2014年
天井設置型プラズマクラスターイオン発生機
LEDライトを搭載し、トイレの床などに付着している「ニオイ原因菌」を除菌※1・消臭する、天井設置型※2プラズマクラスターイオン発生機<IG-GTA20>を発売しました。
電源部に一般的な電球と同じE26口金形状を採用。電球のように手軽に取り付けて、家庭内で最もニオイが気になるトイレの床などに付着している「ニオイ原因菌」を除菌・消臭します。これにより、電源コンセントやイオン発生機の設置スペースがないトイレでも使用できます。
さらに、人感センサーを搭載しているので、人が居ないときはLEDライトを消灯して、プラズマクラスターの強運転でトイレに付着した「ニオイ原因菌」を除菌・消臭します。人が入ると、LEDライトを点灯しプラズマクラスターは風を抑えた標準運転に自動的に切り替えます。あかりの消し忘れもなく、24時間運転しても1日あたりの電気代は約1.8円
※3です。
- ※1
- 付着菌:約3.4m³の試験空間での7日後の効果であり、実使用空間での実証結果ではありません。
- ※2
- 天井のE26口金形状の電球ソケットに装着するタイプ。
- ※3
- 標準運転(LEDライト点灯)を2時間、強運転(LEDライト消灯)を22時間で運転した場合。新電力料金目安単価27円/kWh(税込)で算出。照明スイッチと連動して換気扇が稼働する場合は、別途換気扇の電気代がかかります。
2015年
2015年
サイクロンふとん掃除機Cornet(コロネ)
熱を嫌うダニ※1の習性に着目、掃除機内部で発生する熱を利用した温風を布団に吹き付けてダニを布団の繊維から引きはがし、強力に吸引する業界初※2の「ヒートサイクロン」を搭載したサイクロンふとん掃除機「Cornet(コロネ)」<EC-HX100>を発売しました。
本体内部のモーターなどで発生する熱を利用した温風を布団に吹き付けダニを繊維から引きはがし、強力な吸引力と「たたきパワーブラシ」で布団のダニやアレル物質(ダニの糞・死がい)を除去
※3※4します。使用する温風は、掃除機内部で発生する熱を利用するので消費電力も少なく、さらに温風の温度が上がりすぎないように過熱防止機能も搭載しているので布団へのダメージも抑えます。
また、吸い込んだダニは、遠心分離サイクロンの高速旋回気流により99%以上死滅
※5します。もちろんダストカップとフィルターはまるごと水洗いができるので清潔です。
加えて、吹き付ける温風とプラズマクラスターにより枕などの気になる臭いも消臭
※6でき、温風により布団も心地よくふっくらさせます。
- ※1
- ヒョウヒダニの虫体
- ※2
- 国内家庭用電気掃除機において。本体内部の熱を利用した温風を本体底面から吹き出しサイクロンで吸引する方式を搭載。2015年5月21日発売予定。当社調べ。
- ※3
- 【試験機関】(株)ビアブル 【試験方法】生きたヒョウヒダニを寝具上に散布し本機で吸引 【試験結果】99%以上除去。寝具のすべてのダニを取り切れるわけではありません。
- ※4
- 【試験機関】(株)ビオスタ 【試験方法】ダニの糞・死がいを含むアレル物質を混合した汚染物を寝具上に散布し本機で吸引 【試験結果】99%以上除去 寝具のすべてのアレル物質を取り切れるわけではありません。
- ※5
- 【試験機関】(株)ビアブル【試験方法】生きたヒョウヒダニを寝具上に散布し本機で吸引し、カップ内ダニ死滅率を測定 【試験結果】99%以上死滅。
- ※6
- 【試験機関】:当社調べ 【試験方法】:加齢臭・体臭のニオイ成分(ノネナール)を染み込ませた寝具上で本機をゆっくり(10cm/秒)一往復運転。消臭効果を6段階臭気強度表示法にて評価。 【試験結果】気にならないレベルまで消臭。ニオイの種類・強さ・対象物の素材・本体を動かす速さなどによって、消臭効果は異なります。
2015年
『AQUOS 4K NEXT』4K液晶テレビ
“赤・緑・青・黄”色を組み合わせた独自の画素構造により8K解像度※1表示能力を持つ「4原色※2技術」を用いた4K液晶パネルと、8Kの情報量を画像処理する世界初※3「超解像・8Kアップコンバート」回路を搭載した『AQUOS 4K NEXT』4K液晶テレビを発売しました。
新開発テレビエンジン「X(クロス)8-Master Engine PRO」に搭載した「超解像・8Kアップコンバート」回路で生成する8K映像の情報を元に、細部まで美しい映像を再現します。加えて新たな蛍光体を採用したLEDバックライトシステムと色復元回路による「高演色リッチカラーテクノロジー」との相乗効果で、当社従来機比※4約1.4倍の色再現範囲を実現します。
また、映像の中の光源や光源を受けて反射する“輝き”部分を検出し復元する独自アルゴリズムにより、液晶の開口とバックライトのエリア毎の輝度を同時に制御し、明暗の表現力を高める「メガコントラスト」ダイナミックレンジ拡張技術を搭載。高精細で豊かな色域、高いコントラスト性能、低反射「N-Blackパネル」など、独自の高画質技術で臨場感豊かな映像をお楽しみいただけます。
- ※1
- 水平7,680×垂直4,320画素の解像度チャート(静止画)による当社で定める輝度信号の解像度評価において。8K液晶パネルを使用した製品ではありません。また、8K映像(動画)の外部入力や8K放送の受信には対応しておりません。
- ※2
- 4原色とは、シャープ独自のディスプレイ上の色再現の仕組みであり、色や光の3原色とは異なります。
- ※3
- 2015年5月21日現在。8Kアップコンバート回路を搭載した市販の4K液晶テレビとして。
- ※4
- 当社ハイビジョンテレビLC-40H20(2015年2月発売)との比較。
2015年
ちゅーりーロボ
7月17日に開業したハウステンボスのスマートホテル「変なホテル※」に、ハウステンボスと共同開発した「ちゅーりーロボ」を納入しました。
ハウステンボスのマスコットキャラクター“ちゅーりーちゃん”を原型としたコンシェルジュロボットとして、客室のベットサイドに設置。宿泊客が快適に過ごせるようにサポートします。
また、チェックインされた宿泊客の荷物を運びながら自動で客室にご案内する「ポーターロボット」も納入しました。
- ※
- 「変なホテル」 所在地:長崎県佐世保市ハウステンボス町6-5。2015年7月17日開業。
2015年
振り込め詐欺対策機能付きデジタルコードレスファクシミリ/デジタルコードレス電話機
振り込め詐欺対策に役立つ機能を搭載したデジタルコードレスファクシミリ2モデル<UX-AF90CL/CW>と、デジタルコードレス電話機2モデル<JD-AT80CL/CW>を発売しました。
振り込め詐欺対策に役立つ7つの機能を搭載しています。本体の電話帳に登録されていない相手から電話があった場合、自動でメッセージを流し相手に名乗ってもらうように促す「自動聞いてから応答」や、同様に登録されていない相手からの電話を赤色のランプでお知らせする「あんしんLED
※1」などにより、電話に出る前に注意を喚起します。
また、「自動通話録音
※2」は通話時に自動で警告メッセージを流した後、通話内容を最初から録音することができます。大型液晶の採用やワンタッチで通話音量を大きくできる「音量大」ボタンなど、使いやすさも追求しました。
さらに、業界で初めて
※3不審な電話を自動で判別し着信を拒否する「迷惑電話フィルタ」を搭載したデジタルコードレスファクシミリ2モデル<UX-AF91CL/CW>も発売しました。
- ※1
- ご利用には、ナンバー・ディスプレイ(有料)の契約が必要です。
- ※2
- ナンバー・ディスプレイ契約時には、番号登録者以外だけに警告メッセージを流すことが可能です。番号登録者とは、電話帳(親機のみ)/ワンタッチダイヤル(JD-AT80のみ)/あんしん相談/あんしん番号登録者を指します。
- ※3
- 国内のコードレス電話機およびパーソナルファクシミリ市場において、2015年8月25日現在(当社調べ)。
2015年
「へルシオ ホットクック」<KN-HT99A>
「ヘルシオ ホットクック」<KN-HT99A>は、業界で初めて※1、水を使わず、火を使わず、健康的な「無水調理」が手軽にできる電気無水鍋です。
野菜など食材に多く含まれる水分を鍋の中に閉じ込める「無水調理」を実現することで、ビタミンCや葉酸など抗酸化作用のある栄養素やミネラルを多く残すとともに、食材本来のおいしさを味わうことができます。
<KN-HT99A>は、手間がかかるかき混ぜや火加減を自動でコントロールします。メニューに合わせて最適なタイミングで具材をかき混ぜる「まぜ技ユニット」を搭載、加えて、センサーが温度や蒸気を検知して火加減を調整します。煮物など85種類のメニューから料理を選び、食材をセットしておくだけで、分量や加熱状態を見極め自動で仕上げるため、調理の際にそばにいる必要がありません。味のしみ込み加減が難しい煮こみ料理や、こまめにかき混ぜないと焦がしがちなカレーやシチューも手軽に作れます。
さらに、「食べごろ予約調理」の搭載※2により、事前に食材をセットしておけば食べたい時間(設定時間※3)にできあがります。設定時間になるまで衛生面に配慮して鍋の中の温度を自動調節するので、おいしく食べられます。
- ※1
- 国内家庭用電気鍋において。2015年11月5日発売予定。当社調べ。
- ※2
- 対象メニュー 16メニュー。
- ※3
- 最長12時間まで設定可能。
2016年
2016年
プラズマクラスター空気清浄機『蚊取空清』
世界で初めて※1、蚊の習性と空気清浄機の吸引力を利用し、薬剤を使わず粘着式「蚊取りシート」で捕獲する蚊取り機能を搭載したプラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清」<FU-GK50>を発売しました。
360nmを含む紫外線を発光するUVライトを搭載し、本体色にブラック色を採用し複数の小窓を施すなど、蚊が好む環境を作ることで蚊を呼び寄せます。近づいた蚊は空気清浄する際の気流で吸い込まれ、粘着式「蚊取りシート」で捕獲されます。
薬剤を一切使わないことから、小さなお子様やお年寄り、ペットのいるご家庭などで安心して使用できる商品として注目されました。
空気清浄機としての機能も高く、遠くのホコリも引き寄せる「スピード循環気流」や、「静電HEPAフィルター※2」など3つのフィルターでしっかり集じん・脱臭します。
- ※1
- 空気清浄機として世界で初めて、UVライト・黒色蚊取りパネル・粘着式「蚊取りシート」を利用した構造による蚊取り機能を搭載。(2015年9月、ASEAN地域向け機種に初搭載。2016年4月23日に国内で発売。)
- ※2
- 0.3μmの微小な粒子を99.97%以上集じんするフィルター。フィルターの除去性能です。部屋全体への除去性能とは異なります。
- *
- プラズマクラスターロゴ(図形)およびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。
2016年
モバイル型ロボット電話『RoBoHoN(ロボホン)』
『RoBoHoN(ロボホン)』は、小型で手軽に携帯できる世界初※1のモバイル型ロボット電話です。
ロボットクリエイター高橋 智隆 氏(東京大学先端科学技術研究センター特任准教授、株式会社ロボ・ガレージ代表取締役)と共同開発した製品で、二足歩行が可能なヒューマノイドロボットとして極めて小型のサイズ(身長約19.5cm)を実現し、外出先にも持ち運んで使用できます。
電話やメール、カメラなど携帯電話の基本機能のほか、写真や動画などを投影できるプロジェクター※2も搭載し、さらに、アプリケーションのダウンロードにより、機能等の更新が可能です。
『ロボホン』は、身振り手振りを交えて対話できるだけでなく、立ち上がったり、歩いたり、踊ったりすることもできることから、愛着の持てるパートナーとして評判になりました。
伊勢志摩で開催された2016年の先進国首脳会議(サミット)でも、参考展示されるなど多くの注目を集め、観光客向けの多言語サービスなど法人向けにも対応し、活躍の場を拡げています。
- ※1
- 携帯電話において、2016年4月14日現在。(当社調べ)
- ※2
- プロジェクター機能は、登録された本人のみ使用可能です。
- *
- 「ロボホン」「Robohon」「RoBoHoN」ロゴは、はシャープ株式会社の登録商標です。
2016年
超音波ウォッシャー
洗濯機や手洗いでは落ちにくい衣類や布製品の部分汚れを、毎秒約38,000回の超音波振動で弾き出して素早くキレイに落とす※1超音波ウォッシャー<UW-A1>を発売しました。
毎秒約38,000回の超音波振動が、水を含んだ繊維の隙間に真空の泡を発生させ、泡が弾けるときに生じる強力なパワーで汚れを弾き飛ばします。襟や袖の皮脂汚れや、付着したファンデーションや口紅などの化粧品、衣類についた食品の汚れなどを手軽に落とします。
また、泡が弾ける力で洗浄するので、衣類に優しく布の傷みを抑えます※2。
充電式コードレス仕様で、かつ約200g※3の軽量コンパクト設計なので、サニタリー空間以外のお部屋や外出先でも手軽に使用できます。
- ※1
- 衣類の素材、汚れや洗剤の種類、洗剤の有無によって洗浄効果が異なります。染料により染まったものや化学的に変質したもの(時間が経った黄バミや染みなど)、接着剤や有機溶剤などで固着したもの(塗料、油性ペン、墨汁、ヘアカラー、マニキュア、インク、染料など)は落ちません。
- ※2
- 衣類の素材、厚さ、織り方、編み方により、仕上りが異なります。
- ※3
- 本体キャップ除く。
2016年
ウォーターオーブン専用機「ヘルシオ グリエ」
健康とおいしさを両立する「ヘルシオ」と同じ過熱水蒸気を用い、コンパクトかつ短時間で手軽に揚げ物・焼き物の加熱や調理※ができるウォーターオーブン専用機「ヘルシオ グリエ」<AX-H1>を発売しました。
朝食なら、食パンだけを焼いても極上の味わいが得られますが、異なる食材の同時調理機能によりトーストとベーコン・目玉焼きなどを合わせた「モーニングセット」も作れます。
また、夕食では、冷凍惣菜を加熱する際も、余分な油を落とし(脱油)、作りたてのようなおいしさに復元できます。さらに、油を使わないノンフライ調理や、焼ききのこなど旬の素材の味を生かした調理も可能です。
- ※
- 「ヘルシオ」の調理のうち、「焼く」「揚げる」に相当する調理が可能。「蒸す・ゆでる」の機能はありません。
- *
- ヘルシオロゴおよびヘルシオ、HEALSIO、ヘルシオグリエおよびヘルシオグリエロゴは、シャープ株式会社の商標です。
2017年
2017年
AGEsセンサ
AGEsセンサ<RQ-AG01J>は、老化物質※1のひとつである「AGEs(エージーイー:最終糖化産物)※2」の体内蓄積レベルを、指先を挿入するだけで簡単に測定できる製品です。
血液の採取が不要で、左手中指の先を測定部に挿入するだけで、30~60秒と短時間でAGEsの蓄積レベルを簡単に測定できます。一部のAGEsに有する光を当てると発光するという特性を利用して、指先に近紫外光を照射、体内のAGEsが発した光の量を測定・解析することで蓄積レベルを算出します。
スコア化してA~Eの5段階評価で表すほか、同世代と相対比較した順位(1~100位)を目安として示します※3。付属のプリンタで測定結果を印字することも可能です。
- ※1
- 老化には様々な要因があり、糖化反応(糖とたんぱく質の結合)もそのひとつ。
- ※2
- Advanced Glycation Endproducts
- ※3
- 独自に臨床研究で収集した数百人のデータをもとに、各年代を100人と仮定して1~100位の順位を目安として表示。
- *
- AGEsは「糖」と「たんぱく質」が結合して生成される物質で、飲食で摂取した糖が、人体の主要構成物質であるたんぱく質と結合し、体内でも生成されます。偏った食生活や運動不足など、生活習慣の乱れにより体内の糖が過剰になると、このAGEsの生成が加速され、血管や骨、皮膚など、様々な組織に蓄積されます。老化に関与するといわれており、健康状態を表す新しい指標としても注目されています。
2017年
コードレスキャニスター掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」
手元パイプ部への軽量素材の採用や本体構造の軽量化により、パワーブラシタイプとしては世界最軽量※1の総質量2.9kgを実現した、キャニスタータイプのコードレス掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」を発売しました。
手元パイプ部に航空機などにも使用される軽量素材「ドライカーボン」を採用。手に掛かる負担を大幅に軽減したことで、敷居や段差、狭い場所などでも楽に掃除が可能になりました。特に掃除しづらい階段では、当社従来品(コードレススティック掃除機)に比べ腕への負担を最大約20%低減します※2。また、本体部分もメインモーターや電子回路の小型・軽量化により、本体質量※31.8㎏を実現。敷居や段差、階段などでの移動時にも楽に持ち運びができます。
さらに、大風量ターボファンや高効率リチウムイオンバッテリー、モーター駆動のコンパクト自走パワーヘッドを搭載することで、電源コード付きキャニスター掃除機と変わらない高いゴミ取り性能※4を実現しました。
簡単にゴミ捨てできる紙パック式と、ゴミが溜まってもパワーが変わらず使用できるサイクロン式の両方をラインアップしました。
- ※1
- パワーブラシタイプの家庭用キャニスター掃除機の総質量(本体、バッテリー、ホース、パイプ、吸込口を含む標準質量)において。当社調べ。2017年8月2日現在。2017年9月14日発売予定。
- ※2
- 兵庫県立工業技術センター調べ。当社基準での<EC-AS500>と当社2016年発売のコードレススティック<EC-A1R>との階段掃除時の右腕にかかる筋負担量の比較。使用状況や環境により異なります。
- ※3
- 本体質量はバッテリーを含む本体のみの質量。
- ※4
- JIS C 9108に準拠した当社基準による絨毯上のゴミ取り性能試験にて、当社電源コード付きサイクロン掃除機<EC-P8X>と<EC-AS500>の吸じん性能を比較。床面の材質や使用環境により異なります。
2017年
8K対応液晶テレビ 『AQUOS 8K』70型<LC-70X500>
8K解像度の高精細・高画質液晶パネルを搭載した8K対応液晶テレビ 『AQUOS 8K』<LC-70X500>です。
4K解像度では表現できなかった究極のリアリズムを追求。フルハイビジョンの16倍の解像度を持ち、肉眼では捉えきれないきめ細かな映像を再現できる8K液晶パネルの高精細表示に加え、長年『AQUOS』で培ってきた広色域・高輝度技術などにより、これまでにない映像体験を実現しました。
現行デジタル放送(地上・BS・110度CS)のフルハイビジョン映像や4K映像については、8Kの高解像度にアップコンバートして表示できるほか、広色域技術「リッチカラーテクノロジープロ」や映像の輝きを復元する「メガコントラスト※(ダイナミックレンジ拡張)」技術を搭載しているので、現在視聴している様々なコンテンツをさらに高画質な映像でみることができます。
また、「8K放送対応受信機(別売)」を接続すれば、2018年12月1日からスタートした8K実用放送も、8K高画質でそのまま視聴することが可能です。
- ※
- メガ(MEGA):Master Engine Gain Analyzerの略。
2017年
業務用8Kカムコーダー<8C-B60A>
アストロデザイン株式会社の技術協力を得て、世界で初めて※1、一台で8K(60p※2)映像の「撮影」「収録」「再生」「ライン出力」が可能※3なカメラ/記録部一体型の業務用8Kカムコーダー<8C-B60A>を発売しました。
高精細な8K(60p)映像の撮影が可能なだけでなく、撮影・収録時の扱いやすさや収録後の編集作業の負荷低減にも配慮した設計です。撮像素子は、3,300万画素のSuper 35mm相当の大型CMOSイメージセンサを搭載し、圧縮方式にはCPU負荷の低いコーデック※4を採用。8K(60p)映像の編集作業の効率化と約40分間の連続収録(同梱の2TB SSDパック使用時)を実現しました。
映像を収録しながら、8K(60p)の非圧縮映像をリアルタイムで出力できるため、ライブ配信にも活用できます。
- ※1
- 2017年11月7日現在。当社調べ。
- ※2
- 1秒間に60フレームを表示させる方式(プログレッシブ)。
- ※3
- 本機の使用には、別途、市販のレンズ、ビューファインダー、マイクなどが必要です。
- ※4
- Grass Valley HQX Codec
2017年
ウェラブル端末「funband(ファンバンド)」
「funband(ファンバンド)」は、プロ野球の試合速報に加え、球団や選手に関する最新情報が届く※腕時計型ウェアラブル端末です。
Bluetooth®でスマートフォンとつないで使用することで、クラウドと連携。スコア情報はもちろん、ホームランやヒットなど各打席の対戦状況をディスプレイに逐次表示するほか、本体の振動やLEDの光でも通知します。
球団や選手に関するニュースや旬の話題を毎日配信するサービスに対応しているので、シーズン中もオフの間も好きな球団を身近に感じることができます。
また、試合時に応援を盛り上げる機能も搭載しています。利用者が応援する腕の動きを内蔵のセンサーが検知し、動作回数を「応援アクション」としてカウント。クラウド上で集計します。数値化された「応援パワー(応援量)」は、本体ディスプレイのほか、スマートフォンでも確認できます。球場内はもちろん、離れた場所にいても、応援の盛り上がり状況をファン同士で共有することができます。
2017年より各球団向けモデルを順次発売。新しい野球の楽しみ方を可能にするほか、普段使いの腕時計としても使える商品です。
- ※
- 専用のスマートフォン向けアプリケーションのインストールおよびサービス(有料)への加入が必要です。ただし、加入後1年間は無料でお使いいただけます(初回に限ります)。また、本サービスのご利用には、COCORO MEMBERSへの加入が必要です。
- *
- 「funband」は、シャープ株式会社の商標です。
- *
- Bluetoothは、Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
2018年
2018年
スマートフォン「AQUOS R2」
世界で初めて※1、「動画用」「静止画用」の2つのアウトカメラ※2を搭載し、動画・静止画を同時に撮影できるスマートフォン「AQUOS R2」を商品化、株式会社NTTドコモ・ソフトバンク株式会社・KDDI株式会社より発売されました。
画角135°※3の超広角 動画用カメラ「ドラマティックワイドカメラ」と、約2,260万画素の高精細 静止画用カメラを搭載し、手ブレ補正やフォーカス機能などをそれぞれ最適化することで、被写体が動いてもピントが合った迫力ある映像と、鮮明で美しい写真を同時に撮影することができます。
また、AI(人工知能)が動画撮影中に被写体や構図を分析。子どもの笑顔の瞬間やペットがカメラを向いた様子をとらえて自動的に撮影しますので、臨場感ある映像と高精細な写真で大切なシーンを記録する新しい撮影体験を提案しました。
さらに、約6.0インチの大画面 WQHD+(3,040×1,440画素)の「ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ※4」を搭載。加えて、スマートフォンとして初めて※5「Dolby Vision™(ドルビービジョン)」と「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」に対応し、シーンにあわせたリアルな映像と迫力のサウンドを楽しめます。
- ※1
- 2018年5月8日現在。2つのアウトカメラを搭載し、動画用カメラで動画を撮影中に静止画用カメラで静止画を撮影できるスマートフォンとして。シャープ調べ。
- ※2
- 2つのアウトカメラのほか、インカメラも搭載しています。
- ※3
- 35㎜フィルムカメラ換算における焦点距離19mm。手ブレ補正時は画角が狭くなります。
- ※4
- IGZO液晶ディスプレイは、株式会社半導体エネルギー研究所との共同開発により量産化したものです。
- ※5
- 2018年5月8日現在。シャープ調べ。
2018年
猫用システムトイレ型 ペットケアモニター
飼い猫の尿の量や回数、体重などを計測、クラウドで記録・解析※1※2して飼い主のスマートフォンに通知※3することで猫の健康管理をサポートする、システムトイレ型 ペットケアモニター<HN-PC001>を開発。この商品を機に、ペット関連事業に参入しました。
クラウド上に記録した計測データを独自の「異変検知アルゴリズム(AI)※4」により解析し、「尿量が多い(または少ない)」、「滞在時間が長い」などの異変が検知された場合は、飼い主のスマートフォンに通知します。
また、猫はトイレの設置場所が寒すぎるとトイレに行くのを我慢することがありますが、<HN-PC001>は設置場所周辺の温度も計測できるので、快適なトイレ環境の維持にも役立ちます。
- ※1
- 疾病の診断を行うものではありません。取得されたデータを元に異変のお知らせを行いますが、その正確性を保証するものではありません。
- ※2
- 本機および本サービスの利用には、無線LAN環境(またはスマートフォン)および「COCORO PET」サービス(有料)への加入が必要です。
- ※3
- 専用アプリケーション「COCORO PET」のインストールが必要です。
- ※4
- 鳥取大学 農学部 共同獣医学科 岡本芳晴教授と共同で開発しました。
- *
- 「AIoT」は、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、家電などを人に寄り添う存在に変えていくビジョンです。「AIoT」はシャープ株式会社の登録商標です。
2018年
新4K衛星放送対応 AQUOS関連製品
(4Kチューナー<4S-C00AS1>/『AQUOS 4Kレコーダー』/AIoT対応液晶テレビ『AQUOS 4K』)
2018年12月1日よりスタートした新4K衛星放送※1の視聴※2・録画に対応した4Kチューナー<4S-C00AS1>、『AQUOS 4Kレコーダー』、AIoT対応液晶テレビ『AQUOS 4K』を新放送開始に先駆けて商品化しました。
BS4K・110度CS4Kチューナー搭載の4Kチューナー<4S-C00AS1>は、お手持ちの4K対応テレビ※3とHDMIケーブルで接続すれば、手軽に新4K衛星放送が4K高画質映像で視聴できるほか、外付けハードディスク(別売)に4K高画質のまま録画できます。
また、新4K衛星放送で採用されたHDR新方式の「HLG方式」に対応するのに加え、従来のHDR方式「HDR10方式」に対応したテレビ※4と接続しても、HLG方式から「HDR10方式」に変換し出力するので、HDR映像を視聴することが可能です。
BS4K・110度CS4Kチューナー内蔵『AQUOS 4Kレコーダー』<4B-C40AT3/-C20AT3>は、4K対応テレビ※3と接続して新4K衛星放送の視聴ができるほか、内蔵ハードディスクなどに4K高画質のまま録画でき、さらに、録画した4K番組はブルーレイディスクへのダビングすることができます。
また、4Kテレビの高画質を存分に楽しめる高解像度「4K」、高輝度「HDR」、広色域「BT.2020」に対応した次世代ブルーレイ規格「Ultra HD ブルーレイ※5」の再生が可能です。
BS4K・110度CS4Kチューナーを2基内蔵したAIoT対応液晶テレビ『AQUOS 4K』<4T-C60AN1/-C50AN1/4T-C45AL1>は、新4K衛星放送を視聴しながら別チャンネルの新4K衛星放送を外付けハードディスク(別売)に録画が可能です。
さらに、新4K衛星放送を臨場感豊かに表現する「AQUOS 4K Smart Engine PRO」を搭載するほか、地域のイベント情報の配信と、家族のスケジュールを音声で入力できる新サービス「COCORO CALENDAR(ココロカレンダー)」にも対応しました。
- ※1
- 新4K衛星放送とは、BS・110度CSの4K放送のことです。本機では8K放送の視聴・録画はできません。
- ※2
- 新4K衛星放送のご視聴には、「SHマーク」のついた右旋・左旋円偏波対応のアンテナや混合器、ブースター、分配器などの機器、広帯域のケーブルなど、機器交換や工事が必要な場合があります。
- ※3
- 4Kで視聴するには、本機の他に4K対応テレビ(HDCP2.2対応)が必要です。
- ※4
- HDR(HLG/HDR10とも)非対応のテレビの場合は、SDR(標準)映像で出力します。
- ※5
- 「Ultra HD ブルーレイ」の再生について…ディスクによっては、著作権によりインターネットに本機を接続しないと再生できない場合があります。「HDR」で楽しむには、「Ultra HD ブルーレイ」規格のHDR信号に対応したテレビのHDMI端子に接続してください。
- *
- 「AIoT」は、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えていくビジョンです。「AIoT」は、シャープ株式会社の登録商標です。
- *
- クラウドサービス「COCORO VISION」や Google アシスタントのご利用には、インターネット接続が必要です。
2018年
AIoTクラウドサービス対応製品
(プラズマクラスター冷蔵庫 メガフリーザーシリーズ/無線LAN内蔵のプラズマクラスターエアコン<Xシリーズ>)
AIoTクラウドサービスに対応した、業界初の人に寄り添う商品を続々発売しました。
プラズマクラスター冷蔵庫 メガフリーザーシリーズ<SJ-GX55E/GX50E>は、AIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に対応し、業界で初めて※1 「ウォーターオーブン ヘルシオ」「ヘルシオ ホットクック」といった調理家電と連携した製品です。冷蔵庫の「献立ナビ」を用い、連携している調理家電を使って簡単に料理ができるメニューの献立提案、さらに調理までをサポートします。
さらに、外出先からスマートフォンなどで冷蔵庫にメッセージを送信できる「伝言機能」を搭載し、お子様への冷蔵庫のおやつの連絡や、メッセージ開封状況からのお子様の帰宅確認など、家族内でのとのコミュニケーションのお手伝いができる商品です。
無線LAN機能内蔵のプラズマクラスターエアコン<Xシリーズ>は、AIoTクラウドサービス「COCORO AIR」の進化により、業界で初めて※2クラウドのAI(人工知能)が部屋の室温変化やエアコンの操作履歴などの情報をもとに、冷えやすさ・暖まりやすさといった部屋の性能や、1日の生活パターンを分析・学習し、各家庭に合わせた省エネ制御を行います。
例えば、帰宅時間に合わせて消費電力を抑えながら冷房運転を開始したり、外出時間に合わせて自動的に運転を制御したりすることで、快適性を考慮しつつ消費電力を削減できます。また、節電につながる「アドバイス機能」や、外出中に部屋の温度がユーザー設定の範囲を超えたり、設定に応じて人感センサーに反応があるとアプリに通知する「みまもり機能」も搭載し、エアコンをより賢く便利に使用できる商品になりました。
- ※1
- 国内家庭用ノンフロン冷凍冷蔵庫において。当社調べ。2018年8月6日現在。8月23日発売予定。
- ※2
- 家庭用エアコンにおいて。クラウドでお部屋の性能や生活パターンを分析・学習し、運転制御する技術。2018年10月25日発売予定。(当社調べ)。
- *
- 「AIoT」は、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えていくビジョンです。「AIoT」はシャープ株式会社の登録商標です。
- *
- クラウドサービス「COCORO KITCHEN」や一部音声発話機能のご利用には、無線LAN接続、およびプッシュボタン方式の無線LANアクセスポイント機器が必要です。
- *
- プラズマクラスターロゴおよびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。
2018年
8K衛星放送対応 AQUOS関連製品
(8Kチューナー<8S-C00AW1>/8K対応USBハードディスク<8R-C80A1>/8Kチューナー内蔵液晶テレビ『AQUOS 8K』AX1シリーズ)
2018年12月1日よりスタートした新4K8K衛星放送による8K放送、4K放送に対応した8Kチューナー※1<8S-C00AW1>、8K対応USBハードディスク<8R-C80A1>、8Kチューナー内蔵液晶テレビ『AQUOS 8K』AX1シリーズを開発。高精細な8K映像をひと早く楽しんでもらえるよう、新放送に先駆けて同時発売しました。
BS8K・BS4K・110度CS4Kチューナー2基と、4つのHDMI端子からなる8K映像出力端子を搭載し、世界で初めて※2新4K8K衛星放送の受信に対応した8Kチューナー<8S-C00AW1>は、2017年発売の8K対応液晶テレビ『AQUOS 8K』<LC-70X500※3>と接続すれば、フルハイビジョンの16倍の解像度を持つ約3,300万画素の超高精細映像を受信して楽しめます。
新4K8K衛星放送の録画に対応した8K対応USBハードディスク<8R-C80A1>は、同時発売の『AQUOS 8K※4』と組み合わせて使用することで、新4K8K衛星放送の8K番組と4K番組をそのまま録画※5できます。特に8K番組については、約3,300万画素の高解像度の番組もそのままのクオリティで録画可能です。また、8TBの大容量ハードディスク搭載、ハードディスクへのデータ記録の分散処理により、膨大なデータの高速での書き込み・読み出しを実現しました。
8Kチューナー内蔵液晶テレビ『AQUOS 8K』AX1シリーズは、フルハイビジョン(2K)の16倍の解像度で、これまでにないリアリティ溢れる映像の8K放送の受信に世界で初めて対応※6。映像表示部には、高精細な8K映像を高輝度・広色域かつ倍速120Hzで表示する新開発の「8K倍速液晶」を搭載し、8K映像を美しくなめらかに表示します。また、映像信号を処理する画像処理エンジンには、フルハイビジョン映像の32倍※7の大容量データの高速演算処理が可能な新開発の「AQUOS 8K Smart Engine PRO」を搭載。なめらかな8K倍速映像を表示するだけでなく、この高速演算処理性能をアップコンバート機能にも活用することで、地上デジタル放送なども、高精細な8K映像に変換し楽しめます。
下:左 8K対応USBハードディスク『AQUOS 8K HDD』<8R-C80A1> 右 8Kチューナー<8S-C00AW1>
- ※1
- 8Kチューナーは、BS・110度CSによる4K・8K放送(新4K8K衛星放送)の受信に対応します。4K・8K放送のご視聴には、右旋・左旋円偏波対応のアンテナ、分配器、分波器、ブースター、ケーブルなどに交換が必要な場合があります。
- ※2
- 2018年10月15日現在。2018年12月に開始されるBSによる8K放送の受信機能を搭載したチューナーとして。
- ※3
- 新4K8K衛星放送チューナー非内蔵。7,680×4,320画素液晶パネル搭載。
- ※4
- 対象の『AQUOS 8K』は、<8T-C80AX1/8T-C70AX1/8T-C60AX1>です。加えて8Kチューナー<8S-C00AW1>も使用可能です。
- ※5
- 本機には、新4K8K衛星放送チューナーは搭載していません。
- ※6
- 2018年10月15日現在。2018年12月に開始されるBSによる8K放送の受信機能を搭載したテレビとして。
- ※7
- フルハイビジョン(1,920×1,080画素,60Hz)に対し、解像度16倍、表示フレーム数2倍。
2018年
有機ELディスプレイ搭載スマートフォン「AQUOS zero」
世界最軽量約146g※1を実現した、当社初の有機ELディスプレイ搭載スマートフォン「AQUOS zero」を株式会社ソフトバンク向けに商品化しました。
スマートフォンAQUOS史上最大の約6.2インチ 大画面WQHD+(2,992×1,440画素)ディスプレイに当社が国内生産した有機ELディスプレイを搭載し、100万:1の高コントラストと、DCI-P3規格(デジタルシネマの標準規格)の100%の広色域を実現。高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」によるなめらかな階調表現と豊かな色調で、リアルで色鮮やかな映像を映し出しています。
また、バックライト不要な有機ELディスプレイに、その側面にマグネシウム合金、背面に軽量で強度の高いアラミド繊維※2「テクノーラ®」を用いることで、画面サイズ6インチ以上・電池容量3,000mAh超のスマートフォンとして世界最軽量の約146gを実現しました。
ディスプレイの中央に向かって緩やかに盛り上がる独自のラウンドフォルムを採用したことで、指の動きに合った自然なタッチ操作が行えるほか、高性能CPU Qualcomm® Snapdragon™ 845と6GB RAM/128GB ROMの大容量メモリを採用し、高速処理を実現。長時間のゲームプレイや動画視聴も快適に楽しめる商品になりました。
- ※1
- 画面サイズ6インチ以上で電池容量3,000mAh(公称値)を超える防水(IPX5以上)対応のスマートフォンにおいて。2018年12月発売予定。シャープ調べ。
- ※2
- 高強度、高弾性、高耐熱性、高耐薬品性の合成繊維。
2019年
2019年
モバイル型ロボット『RoBoHoN(ロボホン)』
モバイル型ロボット『RoBoHoN(ロボホン)』は、小型で手軽に携帯できる世界初のモバイル型ロボット電話として2016年に商品化、注目を浴びました。今回、二足歩行が可能な<SR-03M-Y(LTE/3Gモデル)>、<SR-04M-Y(Wi-Fi®モデル)>に加え、“着座”タイプの『RoBoHoN lite』<SR-05M-Y(Wi-Fi®モデル)>をラインアップに追加し、発売しました。
外出中に自宅の様子を見守れる「お留守番」アプリを搭載し、自宅で留守番するロボホンが人物を検知すると、写真を撮影、メール送信し、子供の帰宅などを確認できます。また、IoTリモコン「eRemote mini」(別売)と連携することで、テレビや照明器具などの家電製品を音声で操作することも可能です。
また、法人向けに「施設案内」と「受付」アプリを搭載。店舗やショールーム、美術館などで、設定された商品や展示品に近づくと、来場者にロボホンが自動的に説明を始めたり、企業の受付などでは、ロボホンが、日本語・英語・中国語・韓国語で案内や受付業務を行います。
ほかにも、太陽光発電システムの発電量の確認や家電の操作などが音声対話でできる『RoBoHoN lite HEMS』<SR-05ME-Y(Wi-Fi®モデル)>も商品化しました。
ロボホンは、一般のご家庭だけでなく、ホテルや英会話教室のような法人向けなど、様々な場面・場所で、さらに活躍の場を拡げています。
2019年
『AQUOS サウンドパートナー』<AN-SX7A>
ウェアラブルネックスピーカー『AQUOS サウンドパートナー』<AN-SX7A>は、迫力の重低音を実現する独自の「ACOUSTIC VIBRATION SYSTEM」を搭載し、低音域から中高音域の音声までバランスよく再生するとともに、低音に振動が加わることで臨場感あふれるサウンドが楽しめます。
また、3種類(標準/ダイナミック/ボイス)のサウンドモードを搭載し、ジャンルやソースに合わせて好みのモードを選べるほか、映像と音声のズレを少なくする「Qualcomm aptX Low Latency」に対応※、テレビとBluetoothで接続すれば、ストレスなく番組などのコンテンツを楽しめます。
さらに、くつろいだ姿勢に適した本体設計となっており、長時間使用しても疲労感が少なく快適です。
- ※
- 同梱のBluetooth送信機を使用した場合。
2019年
コードレススティック掃除機「RACTIVE Air POWER」<EC-SR3SX-P/-S><EC-SR3S-P>
サイクロン式コードレススティック掃除機「RACTIVE Air POWER(ラクティブ エア パワー)」は、1台で家中をしっかりと掃除できるパワーや使用時間を有し、かつ、ラクに掃除できるコードレススティック型軽量掃除機の新カテゴリーです。
大容量かつ高電圧25.2Vの充電式リチウムイオンバッテリーと、大風量高圧3Dファンモーターを採用、本体構造も吸排気経路を最適化することで、特に汚れが気になる場所を5秒間掃除する「フルパワーモード」時に、当社コードレススティック掃除機史上最強となる従来機比約1.5倍の吸引力※1を実現しています。
また、着脱式の大容量高圧バッテリーは、1個あたり最長約60分間※2の運転と、約80分の急速充電※3が可能です。プレミアムモデル<EC-SR3SX>はバッテリーを2個付属しており、バッテリーを差し替えれば、「弱」モードで従来機種比約2倍※4の最長約120分の長時間運転(「自動」モード:最長約60分、「強」モード:最長約24分)ができます。
さらに、本体パイプ部にアルミ素材を採用、断面を楕円形に加工することで、当社従来機種の樹脂素材と比べ、パイプ部の厚みを約1/4※5まで薄くして軽量化。強さと軽さを両立しつつ、標準質量1.9kgの軽量性ボディを実現しました。
加えて、自走アシスト機能も強化したことで、標準質量1.5kgの軽量タイプと比べ、掃除時の筋負担を約30%軽減※6できることを実証しました。
- ※1
- 当社2018年度機種<EC-AR2SX/AR2S>の「フルパワーモード」と<EC-SR3SX/SR3S>の「フルパワーモード」との当社吸引性能試験による真空圧の比較。<EC-AR2SX/AR2S>:約8.5kPa、<EC-SR3SX/SR3S>:約13.4kPa。使い方や環境により異なります。
- ※2
- 当社規定条件下にて、満充電、電池初期状態、弱モード運転で付属吸込口(スグトルブラシなど)とバッテリー1個を使用した際の運転時間。床面の材質、使用環境、使用状態により異なります。
- ※3
- バッテリー1個を満充電にする時間。充電時間は周辺温度・使用条件などにより異なります。
- ※4
- 満充電、電池初期、付属吸込口(スグトルブラシなど)装着状態で、バッテリーを2個連続使用した際の当社規定条件下での最長運転時間。床面の材質、使用環境、使用状況により異なります。当社2018年度モデル<EC-AR2SX>は、最長運転時間約60分。
- ※5
- 当社2016年度モデル<EC-SX530>の本体パイプ厚みとの比較。<EC-SX530>:約2mm、<EC-SR3SX/SR3S>:約0.5mm。
- ※6
- (株)HALデザイン研究所にて測定。●実施時期:2019年5月。●対象者:30歳~60歳代の女性13名。当社基準での<EC-SR3SX>と当社2018年度モデル<EC-AR2SX>とのフローリング掃除時およびじゅうたん掃除時における腕・腰・脚などの6ヶ所の筋活動量の比較。使用状態や環境により異なります。
2019年
色素増感太陽電池搭載ビーコン「レスビー®」
ビーコン「レスビー®」 は、色素増感太陽電池分野の屋外評価基準(AM1.5)にて、世界最高発電効率に認定※1された色素増感太陽電池を電源に採用しています。そのため、屋内の非常灯の下など50lx程度の暗所※2でも1回/秒の間隔で安定して信号を発信可能で、太陽電池を電源とするビーコンの中でもトップクラスの性能※3を持ちます。
これまで、ビーコンの多くが1次電池を電源とし、加えて、電波の減衰を防ぐため、地上2m程度の高所に設置する必要があり、定期的な電池交換や高所での取り換えなどのメンテナンス作業や費用が発生してましたが、電池交換が不要な「レスビー®」 はその必要がありません。
また、高性能と小型化(W74mm×H7mm〔最厚部〕×D134mm)を両立、周りの環境に馴染み、目立ちにくいデザインを採用したほか、外観からネジが見えない構造とするなど、オフィス空間にマッチするデザインとなっています。
- ※1
- 各種太陽電池の発電効率(屋外評価基準AM1.5)が収録された専門誌(Progress in Photovoltaics)の色素増感太陽電池分野において、2012年に当社製品が世界最高効率と認定され、現在もなお維持しています。この成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の業務委託の結果得られたものです。
- ※2
- JIS照度基準(JIS Z9110)を参考にしています。
- ※3
- 当社調べ。
2019年
クーラーバッグ「TEKION COOLER」
クーラーバッグ「TEKION COOLER(テキオン クーラー)」は、独自の「蓄冷材」を活用し、氷点下2℃のおいしい新感覚飲料を楽しめます。バッグには、ウェットスーツにも使われる、氷点下の冷たい飲料を入れても結露せず、軽量で折り畳み可能な素材(クロロプレンゴム)を採用しているので、持ち運んでも、テーブル上に置いても、水滴がつかず安心です。
使用している「蓄冷材」は、当社が長年にわたる液晶材料の研究で培った技術を応用したもので、「-24℃~+28℃※1で融け始める氷の状態で蓄冷※2できる」という特長を持ち、さまざまな飲料や食品を新感覚のおいしい温度帯で楽しむことができます。
当社はこの「蓄冷材」を事業化するため、2017年3月に社内ベンチャー「TEKION LAB(テキオンラボ)」を設立。クラウドファンディングサービス「Makuake」にて、酒造会社と連携して氷点下の新しいお酒の楽しみ方を提案するなどのマーケティング活動を行ってきましたが、「TEKION COOLER」の発売を機に、当社ブランドによる本格的な事業化をスタートしました。さらに、「蓄冷材」を活用した“テキオン(適温)”の世界を「スポーツ」「美容」「医療」「物流」などの分野へ拡大すべく、異業種との連携を進めています。
- ※1
- 開発中の温度帯のものを含みます。
- ※2
- 本「蓄冷材」は特定の温度で融け、固体から液体に変化します。この時、周囲の熱を吸収することにより、材料自体のみならずその周囲の空気や接触している対象物を特定の温度に保持する機能を有します。保持できる温度や時間は、蓄冷材の使用量や使用条件によって異なります。
2019年
30V型4Kフレキシブル有機ELディスプレイ
日本放送協会(NHK)と共同で、『ローラブル(巻取型)』タイプの30V型4Kフレキシブル有機EL(OLED)ディスプレイを開発しました。
本ディスプレイ(開発品)は、対角30インチ(約76cm)のフレキシブルなフィルム基板上に、RGB(赤・緑・青)の各色に発光(RGB発光方式)する素子を形成した有機ELディスプレイであり、この構成によるものとして世界最大※1です。
各色に発光する素子を蒸着方式で高精度に形成することで、カラーフィルターを不要とし、高い光利用効率を実現しています。また、フィルム基板を用いることで、薄さ約0.5mmのパネル表示部をコンパクト(半径:約2cm)に巻き取り、下部の筐体にすっきりと収納することができます。
有機EL素子を駆動する薄膜トランジスタにはIGZO※2を採用。NHK独自の信号処理やパネル駆動技術の活用により、画面の明るさの均一性や動画の鮮明度を向上させています。
国際放送機器展「Inter BEE 2019」や米国「CES 2020」などでも披露し、注目を集めました。
- ※1
- フィルム基板上に、カラーフィルターを用いることなく、RGB(赤・緑・青)各色に発光(RGB発光方式)する有機EL素子を備えたディスプレイとして(2019年11月8日現在。シャープ調べ)。
- ※2
- In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)、O(酸素)により構成される酸化物半導体。有機ELや液晶ディスプレイを駆動するTFT(薄膜トランジスタ)の半導体材料として用いられる。
2019年
プラズマクラスターエアコン『Airest (エアレスト)』<AY-L40/28/25/22P>
プラズマクラスターエアコンの新シリーズ『Airest(エアレスト)』は、空気清浄機に搭載している強い吸じん力を実現するシロッコファンを応用した4連シロッコファン構造を採用、空気の吸い込み口全てを集じん脱臭フィルターで覆った新構造とすることで、空気清浄機の業界基準をエアコンで唯一クリア、業界No.1※1の空気清浄力を実現しました。
また、集じんフィルターがカビ発生の原因となるホコリや菌を除去するので、本体内部を清潔に保つことが可能になるのに加え、フィルターでは除去できない付着したニオイやカビ菌にも効果を発揮する「プラズマクラスターNEXT」を搭載し、最適な空気環境を提供します。
さらに、気象予報を活用したクラウドAIによる運転制御により、日中から睡眠時まで快適さを実現するほか、当社独自※2の「ロングパネル気流制御」で部屋全体に快適な風を届けます。
- ※1
- 国内家庭用エアコンにおいて。JEM空気清浄適用床面積55畳。2019年11月26日現在。(当社調べ)
- ※2
- 国内家庭用エアコンにおいて。天井方向へ風を送る機構。(上下両開き方式、2019年11月現在)
- *
- プラズマクラスターロゴおよびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。
2020年
2020年
スマートフォン「AQUOS R5G」
スマートフォン「AQUOS R5G」は、第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォン「AQUOS」の第一弾で、初めて8Kワイドカメラを搭載しました。5Gの「高速・大容量」通信を活かし、映画などの大容量動画データを数秒でダウンロードできるほか、搭載カメラで撮影した動画も、高速でアップロードします。
8Kワイドカメラにより、8K解像度(7,680×4,320ドット)の高精細、かつ広い画角の迫力ある静止画や動画が撮影でき、多くの人が集まる場所などを広範囲に撮影しても、一人ひとりの顔まで鮮明に記録することが可能です。独自開発のAIが動画に映った人やペット(犬、猫)を自動で認識し、ズームして再生する「フォーカス再生」機能も搭載しています。
表示部には、10億色の表現力を持つ約6.5インチの「Pro IGZO」液晶ディスプレイを採用し、肌の質感や青空のグラデーションなどを忠実に再現するとともに、強い日差しの下でも快適に視聴できるほか、高い視認性と低消費電力の両立を実現しました。さらに、高性能 CPUと高速大容量メモリを搭載し、CPUのパフォーマンスを従来機(当社2019年度モデル「AQUOS R3」)に比べ約25%向上しています。
2020年
不織布マスク<MA-1050>
不織布マスク<MA-1050>は、チリやホコリなどが極端に少ない当社三重工場のクリーンルームで製造したものであり、PM2.5や花粉の侵入、およびウイルス飛沫や微粒子の侵入・拡散を抑制する「99%カットフィルター」を採用※するなど衛生面でより配慮をしました。
また、マスク形状にも工夫し、鼻のラインにぴったりフィットするノーズフィッターにより、マスクと顔の隙間を減らし、ウイルス飛沫や微粒子などの侵入を抑制します。さらに、長時間の着用でも耳に負担がかからないように、太めの柔らか耳ひもを採用しました。
2020年2月、国内でマスク不足が深刻になる中、当社は日本政府から要請を受け、社会貢献の一環として、3月よりマスク生産を開始し、4月28日より当社ECサイト「COCORO STORE」で一般のお客様向けに抽選販売をスタートしました。第1回目の抽選では、販売予定数に対して、多数のご応募をいただくなど、大きな反響をいただきました。
9月には、女性や小学校高学年以上のお子様の利用を想定した小さめサイズ<MA-1050S>をラインアップに加えるとともに、順次、生産能力を増強することで、同年11月には累計生産枚数1億枚を達成しました。さらに販売形態においても、12月にはマスクがお手元に定期的に届く「マスク定期便サービス」<MA-R230/MA-R230S>を開始するなど様々な取り組みを通じて、多くの皆さまに高品質な国産マスクをお届けしています。
- ※
- (一財)カケンテストセンター試験結果にもとづく。
・ウイルス飛沫捕集効率99%以上(VFE試験)/バクテリア飛沫捕集効率99%以上(BFE試験)/花粉粒子捕集効率99%以上/微粒子粒子捕集効率99%以上(PFE試験)(VFE:Viral Filtration Efficiency、BFE : Bacterial Filtration Efficiency、PFE:Particle Filtration Efficiency)。
2020年
12℃「適温蓄冷材」
当社は、液晶材料の研究で培った技術をベースに、青果配送に適した12℃「適温蓄冷材」を開発しました。パルシステム生活協同組合連合会、株式会社タニックス、および 当社は、この業界初※1の青果専用「適温蓄冷材」を用い、産地直送青果の品質を保持するとともに、大幅な消費電力量低減と人手不足解消・働き方改革に貢献する新配送システムを構築しました。
従来の配送では0℃蓄冷材を使用していたため、低温障害で傷まないよう、0℃蓄冷材と青果の間に緩衝材を挿入することで品質劣化を防止していました。12℃「適温蓄冷材」の使用により、低温障害を防ぐことが可能になるほか、緩衝材が不要、かつ挿入する手間も省けます。
また、融点の高い12℃「適温蓄冷材」を導入することで、「適温蓄冷材」の凍結にかかる年間の電力消費量を40%程度削減できます。これは、一般家庭の電力消費量の約950世帯分※2に相当し、CO2排出量に換算するとおよそ2千トンの削減につながります。加えて、これまで夜間に実施していた青果の仕分け作業を当日の午前中から実施できるようになり、人手不足の解消や働き方改革に繋がります。
「適温蓄冷材」の本格的な法人ビジネス参入に貢献した12℃「適温蓄冷材」は、青果配送向けだけではなく、一般の方向けの商品としても活用されています。暑い時の運動に最適なグローブ型クーリング(暑熱対策)アイテム「CORE COOLER」※3が、デサントジャパン株式会社より発売されました。
- ※1
- 青果配送を目的とした専用の蓄冷材(保冷剤)として。 2020年8月3日時点。シャープ調べ。
- ※2
- 環境省「家庭からの二酸化炭素排出量の 推計に係る実態調査 全国試験調査(平成26年10月~平成27年9月)」(排出係数)ならびに「電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)平成30年度実績」(CO2排出換算)より
- ※3
- デサントジャパン株式会社、株式会社ウィンゲート、当社の3社共同開発
2020年
120V型 8Kディスプレイ<8M-B120C>
120V型 8Kディスプレイ<8M-B120C>は、業界最大クラス※の120V型 8K液晶パネルを搭載した業務用インフォメーションディスプレイです。横2,657.2mm×縦1,494.7mm(表示画面サイズ)の大画面に、素材の質感から風景の奥行き感までリアルに映し出します。
液晶テレビ「AQUOS 8K」の開発で培った映像技術を採用、フルハイビジョンや4K解像度の映像も8K情報量にアップコンバートし、クリアで高精細な映像を表示するほか、明暗の表現力を高める「直下型LEDエリア駆動」技術を導入しました。HDMI 2.1で規定された8K映像入力にも対応しています。
さらに、業務用として求められるマルチ画面入力に対応し、多彩な表示が可能なモードを搭載しました。映像ケーブルで接続した4台のPC画面の映像を1画面に4分割で表示でき、各画面の位置の切り替えや任意のサイズでの表示も可能です。
- ※
- 8K液晶パネルを搭載したディスプレイにおいて。(2020年9月9日時点、シャープ調べ)
2020年
フェイスシールド/アイシールド/マウスシールド
飛沫防止対策として、プロダクトデザイナーの大浦イッセイ氏(NPO法人『まもるをまもる』代表理事)の協力の下、液晶パネル開発で培った表面の特殊加工技術(モスアイ技術)を活用したフィルムと装着感や耐久性に優れたチタンフレーム※1を組み合わせた高性能のフェイスシールド/アイシールド/マウスシールドを商品化しました。
フィルムの両面に表面反射を抑制する特殊加工(モスアイ技術)を施すことで光の映り込みを大幅に低減※2。日光や照明の反射により視界を遮られないことに加え、新開発の特殊なアクリル系樹脂を用いることで、高湿環境下や呼気による曇り防止にも効果を発揮し、常にクリアな視野を保ちます。
また、眼鏡産業で有名な鯖江産の軽量チタンフレーム(βチタン)を採用しているので、長時間でも快適に装着できるほか、フィルム表面は傷の付きにくい加工を施しており、1枚のフィルムを長期間使用できます。
下左:アイシールド 下右:マウスシールド
- ※1
- フェイスシールド<FG-F10M>は、ポリカーボネート製フレーム。
- ※2
- 表面反射率約0.3%/面
2021年
2021年
「3℃適温蓄冷材」
当社は、液晶材料の研究で培った技術をベースに医薬品の冷蔵輸送に適した「3℃適温蓄冷材」を開発。さらに、この蓄冷材を使用した「定温輸送容器セット」を、温度設計技術を有す株式会社スギヤマゲン(以下、スギヤマゲン)と共同開発(スギヤマゲンにて発売)し、医薬品の定温輸送業務の効率化に貢献しました。
医薬品の輸送には、検体・ワクチン・細胞などは2~8℃、血液には2~6℃の範囲内での厳格な定温管理が必要で、当社が開発した「3℃適温蓄冷材」はこの両温度帯に適用可能です。
そのため、「定温輸送容器セット」は、2~8℃と2~6℃の両方の定温管理に適用可能であることに加え、「3℃適温蓄冷材」の特性より、これまで行ってきた季節ごとの保冷温度の設定や蓄冷剤の構成変更が不要です。
さらに、一般的な定温輸送容器では、凍結した蓄冷剤が適切な温度に上昇するまで1~2時間の待機時間が必要でしたが、スギヤマゲンのノウハウを活用することで、凍結庫から取り出した直後に「3℃適温蓄冷材」を容器内へセットできるため、梱包前の待機時間がゼロとなり、大幅な業務効率化が実現しました。待機時間がなく、年間を通して同一運用ができる「定温輸送容器セット」は業界初※です。
「定温輸送容器セット」をベースとして、新型ウイルスワクチン輸送に必要な機能だけに特化した製品も共同開発するなど、「3℃適温蓄冷材」で医薬品の定温物流分野への参入を果たしました。
- ※
- 蓄冷剤を使用する医薬品の「定温輸送容器セット」において。2020年12月24日時点、スギヤマゲン調べ。
2021年
スマートフォン「AQUOS R6」
当社は、100年以上にわたりカメラの歴史を築いてきたライカカメラ社(Leica Camera AG 以下、ライカ)との協業第一弾として、スマートフォン「AQUOS R6」“co-engineered with Leica”を商品化しました。
センサー・レンズの設計、画質の調整まで含めたカメラシステムの開発をライカと共同で行い、スマートフォンとして最大級※1の1インチセンサーと、ライカのレンズ「ズミクロン」の称号を得たF値1.9/焦点距離19mmの7枚構成レンズの採用により、圧倒的な集光量で暗い場所でも高感度、かつ広角から望遠までひずみを抑えた撮影を可能にしました。さらに、コンピュテーショナルフォトグラフィー(デジタル画像処理技術)を融合することで、昼夜を問わず、高感度でダイナミックレンジの広い高画質の映像を撮影できます。
ディスプレイには、世界初※1 1Hz-240Hz※2で駆動するOLEDディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載。表示コンテンツに応じて、駆動速度を自動で切り替え、高い省エネ性能と滑らかで残像を抑えたクリアな表示を両立します。
- ※1
- スマートフォンとして。2021年5月17日時点。シャープ調べ。
- ※2
- アプリをゲーミング登録することにより、毎秒120回の表示更新に連動して間に黒画面を挿入し、OFF時(毎秒60回表示状態が変化)の4倍となる毎秒240回の表示状態の変化を実現。また、表示の条件や状態によって、リフレッシュレートの範囲は変化します。
2021年
メディカルリスニングプラグ<MH-L1-B>
ワイヤレスイヤホンスタイルの耳あな型補聴器「メディカルリスニングプラグ」<MH-L1-B>は、医療機器製造販売業者の株式会社ニューロシューティカルズと協業し、軽度・中等度難聴者に適した補聴器として商品化しました。管理医療機器の認証※1を取得し、補聴器としての性能・品質・安全性を備えながら、リーズナブルな価格※2を実現しています。
さらに、スマートフォンを介してプロ※3がワンストップでサポートする「COCORO LISTENING※4」サービスにより、初期設定、使用開始後のビデオカウンセリングや聞こえ具合の微調整、日々使用する中での相談やアフターサービスを、自宅にいながら手軽に受けられます。
また、オンライン会議や接客、通勤など、働く人のさまざまな利用環境に応じたシーン設定※5もできることに加え、ワイヤレスイヤホンのように高音質で音楽鑑賞ができるほか、本体にマイクを内蔵しているのでスマートフォンでのハンズフリー通話も可能です。
ビジネスシーンにマッチするスタイリッシュなデザインで、眼鏡や時計のように日常的に着用したくなる新しいスタイルの補聴器として発売しました。
- ※1
- 製造販売業者:株式会社ニューロシューティカルズ。医療機器認証番号 303AFBZX00058000。
- ※2
- 補聴器1台の平均購入価格15万円から、両耳(2台)分の平均購入価格を30万円と算出して比較(出典:JapanTrak 2018 調査報告)。
- ※3
- 「認定補聴器技能者」や「言語聴覚士」の資格をもったフィッター(調整者)や専門フィッティングスタッフを指します。
- ※4
- 専用アプリのダウンロード、およびCOCORO MEMBERSのIDが必要です。遠隔で聴力チェックや聞こえ具合の調整などを行うフィッティングサポートは、商品購入後から60日間は無料です。追加サービス(有料)の提供もあります。
- ※5
- シーンは10パターンの設定データを作成できます。本体には最大4つまで登録することができます。
2021年
不織布マスク『シャープクリスタルマスク』<MA-C20V1/C2015>
『シャープクリスタルマスク』は、6角形をベースとした立体構造(立体クリスタル形状※)を採用することで、フェイスラインをシャープに演出するとともに、口元の空間をしっかりと確保できるため、呼吸しやすく、マスクへの口紅の付着や化粧崩れも軽減されます。
衛生面では、PM2.5や花粉、ウイルス飛沫、微粒子の侵入を99%以上カットする4層構成の不織布フィルターを採用しました。最外層の不織布には無機(銀)系抗菌剤を配合しており、銀イオン(Ag+)の作用によってマスク表面での細菌の増殖を抑制します。
2020年3月以降、社会貢献の一環として三重工場内のクリーンルームで生産したマスクを提供していますが、本マスクは、マスク着用時の美しさや快適性、衛生面(防御力)を兼ね揃えたプレミアムタイプとして発売し、大きな反響をいただきました。
- ※
- マスクの見た目が6角柱の水晶(英語名:ロッククリスタル)と似ており、本形状を「立体クリスタル形状」と呼称しています。
2021年
8K/4Kテレビ『AQUOS XLED』<DX1/DP1>
8K/4Kテレビ『AQUOS XLED』<DX1/DP1>は、光源であるバックライトに新開発の小型LED(mini LED)を採用した、AQUOSの新ブランドとして商品化しました。
当社従来機※1比 約72倍(<4T-C65DP1>の場合)の数のmini LEDを高密度に配置しており、このmini LEDを用いた新開発の「アクティブmini LED駆動」技術により、表示する映像に応じて、エリアごとの明暗をきめ細かく制御することが可能で、コントラストなどの表示性能が飛躍的に向上しました。
ピーク輝度は、当社従来機※1比 約3倍(同)の高輝度を実現。まばゆいばかりの輝きから締まった黒の表現まで、ダイナミックな映像を楽しめます。また、バックライトの光波長を変換する「量子ドット※2リッチカラー」技術を新たに採用することで、バックライトの光から純度の高い光の3原色(青・緑・赤)を生み出し、広色域かつ鮮やかな発色を実現しています。
音声面では、スピーカーシステムを刷新。画面下部に加え、上部およびサイド※3にもスピーカーを配置した新開発の「ARSS+」(AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS)音響システムが、イマーシブ※4な音場を実現し、映像と音声が一体となった臨場感が味わえます。
さらに、<DX1ライン>は、映像と背景の境界をわずか約0.2cmまで狭額縁化した「フローティングディスプレイ」デザインにより、まるで空間に浮かんでいるかのような映像を楽しめます。
- ※1
- 当社4K液晶テレビ<4T-C65DN1>(2021年発売)との比較において。新製品<4T-C65DP1>のmini LEDの個数は約8,000個です。8Kテレビの場合は、数値が異なります。
- ※2
- バックライトが発する青色光を、量子ドットフィルターを介して波長変換することで、より効率的に豊かな色彩表現を実現する技術です。
- ※3
- サイドスピーカーは<DX1ライン>のみ。<DP1ライン>は画面下部および上部にスピーカーを配置しています。
- ※4
- 没入感のあるさま。
2022年
2022年
調湿材『TEKIjuN(適潤)』
『TEKIjuN(適潤)』は、固形状のものとして世界で初めて※1、多湿時には吸湿、乾燥時には放湿することで、密閉された空間を目標湿度に調節・維持※2する調湿材です。材料の成分調整により、40~90%RHの範囲内で、目標湿度に調整・維持します。外気温に関わらず、保管対象物に適した理想的な湿度環境を提供できるほか、液体調湿材を樹脂に染み込ませて固形状にしたことで液漏れのリスクがなく、扱いやすく、電源も不要です。
開発した『TEKIjuN』は「ビーズ型」と「シート型」の2種類。「ビーズ型」は、吸放湿できる水分量が大きく、より長期的な効果が期待できることから、工業製品や工芸品、嗜好品、食品などの保管用途に適しています。「シート型」は、吸放湿のスピードが速く、急激な湿度変動に対応できるため、結露抑制シートとして電設、建材、輸送分野などへの活用を見込んでいます。
2022年度には、アップライトピアノの品質管理用および研究機関での保管用途向けに「ビーズ型」を商品化しました。
- ※1
- 当社調べ(2022年1月20日)。
- ※2
- 周辺の温度変化に伴い、数%RH程度変動することがありますが、時間経過とともに目標湿度に近付いていきます。
2022年
『AQUOS サウンドパートナー』<AN-SC1>
ウェアラブルAIスピーカー『AQUOS サウンドパートナー』<AN-SC1>は、Wi-Fiに接続することで、スマートフォンなどを使わず、音声アシスタント機能を使用できる製品です。Amazonが提供するクラウドベースの音声アシスタント「Amazon Alexa」※1を採用。音声アシスタントとの対話により、さまざまな場所※2でニュースや音楽を聞いたり、調べものをしたりできるほか、家電製品や照明器具など音声アシスタント対応機器※3を、音声操作することが可能です。
また、従来機種同様、テレビやスマートフォン、パソコンなどとBluetoothで接続し、ワイヤレスでテレビの音声やスマートフォンの音楽などを楽しめます。さらに、マイクを搭載しており、パソコンとつないでビデオ会議などにも使用可能です。
2021年秋に、クラウドファンディング「GREEN FUNDING」にて支援者を募集し、目標金額の800%を超えるご支援をいただいたモデルを商品化しました。
- ※1
- 「Amazon Alexa」を利用した通話、呼びかけ、アナウンス、メッセージ送信など、一部利用できないサービスがあります。
- ※2
- Wi-Fi接続が可能な範囲内に限ります。
- ※3
- 「Amazon Alexa」に対応する機器。すべての機器・機能の動作を保証するものではありません。音声アシスタントに対応した家電のご利用にあたり、製品により必要な設定手順が異なります。また、接続するためのハブ(別売)が別途必要になる場合があります。
2022年
「薬用Crystaliq(クリスタリーク)」
シャープはスキンケア事業に初参入し、マスク着用の日常化にともなう肌の悩みにお応えする医薬部外品のスキンケアアイテム「薬用Crystaliq」をECサイト「COCORO STORE」にて発売しました。
第一弾は、薬用保湿クリーム<BE-Q100C>、薬用保湿化粧水<BE-Q100T>、および薬用保湿乳液<BE-Q100L>の3商品。保水有効成分「ヘパリン類似物質」を配合しており、肌の水分保持に作用するので、乾燥を防ぎ、潤いのある健康な肌へと導きます。また、抗炎症有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が、肌あれやニキビを予防します。
さらに、紫外線・ブルーライトカットとシワ改善や美白ケアができるUV美白クリーム<BE-Q100U>や、殺菌と抗炎症のダブル有効成分を配合し、ニキビをする予防薬用洗顔フォーム<BE-Q100W>もラインアップしました。
2022年
屋内光発電デバイス『LC-LH』
シャープは、色素増感太陽電池※1と液晶ディスプレイの技術を融合した屋内光発電デバイス『LC-LH』を開発しました。微弱な屋内光でも高い発電効率を持ち、既存の液晶ディスプレイ工場の設備・製造ノウハウの活用により、低コスト・高品質での量産を可能にします。様々なデバイスと組み合わせることで、電源線や電池の交換作業・廃棄を無くすことができ、人と環境に配慮した製品の創出に貢献します。
『LC-LH』は、2022年10月に開催された、国内最大規模のIoTの展示会「CEATEC 2022」において、「CEATEC AWARD 2022※2」の最上位賞の一つである『経済産業大臣賞』を受賞しています。
(一番左の表示がないものが『LC-LH』)
- ※1
- 色素で吸収した光を電気に変換する有機太陽電池の一種です。
- ※2
- 「CEATEC AWARD2022」は、「CEATEC 2022」 に展示される技術・製品・サービス等のうち、「CEATEC AWARD 2022 審査委員会」が学術的・技術的観点、市場性や将来性等の視点から、イノベーション性が高く優れていると評価できるものを審査・選考し、表彰するものです。