代表取締役会長兼CEO 戴正呉からのメッセージ

日本政府による台湾へのワクチン支援に感謝します

6月4日、新型コロナウイルスが急拡大しつつある台湾に、日本からワクチン124万回分が提供されました。今回の支援を決定された日本政府に対して、シャープ株式会社のCEOとして、また、一人の台湾人として、心から感謝の意を表します。

日本でマスク不足が深刻になった昨年2月、当社は日本政府からの要請を受け、三重工場でマスクを生産することを決定し、台湾の技術支援も得ながら、3週間ほどで量産を開始しました。その後1年あまりで累計2億枚を超えるマスクを出荷し、微力ながら日本社会に貢献してきました。こうした当社の取り組みは、日本政府より感謝状を頂戴するなど、多方面から高い評価をいただくことができました。

当社は現在、マスクに加え、「光触媒スプレー」や「高性能フェイスシールド」、ワクチン輸送にも活用されている「適温蓄冷材」など、様々な健康関連商品を展開しており、さらに、6月2日には、銀イオン(Ag+)の抗菌作用によってマスク表面の細菌の増殖を抑制する「不織布マスク(抗菌タイプ)」の販売も開始しました。

当社は今後も引き続き、このような、人々の健康や社会の安心・安全の確保に向けた取り組みを通じて、しっかりと社会に貢献してまいります。

2021年6月7日

シャープ株式会社

代表取締役会長兼CEO

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