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ニュースリリース 2011年8月4日

ダニアレルゲンが睡眠阻害要因である方の起床時のすっきり感を向上

高濃度プラズマクラスター※1
浮遊ダニアレルゲンの作用を抑制することによる
「睡眠改善(快眠)効果」を実証

 シャープは、株式会社 総合医科学研究所※2に試験を委託し、高濃度プラズマクラスター(イオン濃度10万個/cm3)が睡眠阻害要因のひとつである浮遊ダニアレルゲン※3の作用を抑制することにより、睡眠を改善する(快眠)効果があることを実証しました。

 当社は、2009年に大阪市立大学大学院 医学研究科 分子病態学教室と共同で、プラズマクラスターイオンを高濃度化(2万5千個/cm3)することにより、浮遊ダニアレルゲンによるアレルギー反応(アレルゲンとIgE抗体※4との反応)を飛躍的に低減する効果があることを、マウスを使った試験で実証。さらに、2011年5月に株式会社 総合医科学研究所と共同で、プラズマクラスターイオンを高濃度化(2万5千個/cm3)することにより、ダニアレルゲン起因のアレルギー性鼻炎症状を緩和する効果があることを、ヒトにおいて確認しました。

 これをさらに発展させ、今回の実証では高濃度プラズマクラスター(10万個/cm3)が浮遊ダニアレルゲンの作用を抑制し、鼻づまり・鼻のかゆみなどの睡眠阻害要因行動を緩和することにより、「起床時のすっきり感」「起床時の快適感」「睡眠の満足度」「睡眠による疲労回復度」の各試験項目において統計学的有意※5な改善が見られました。このことから、高濃度プラズマクラスターが浮遊ダニアレルゲンの作用を抑制することにより、ダニアレルゲンが睡眠阻害要因である方の快適な睡眠をサポートできることが確認されました。

 当社はアカデミックマーケティング※6に基づき、2000年より世界の学術研究機関と連携して、プラズマクラスター技術が、ウイルス・菌・アレルゲンなど29種類の有害物質の活動を抑制する効果があることを実証するとともに、安全性を確認※7しています。

 今後も、健康的な生活環境づくりのためにプラズマクラスター技術のさらなる進化と実証を進め、社会への貢献を実現してまいります。

<株式会社 総合医科学研究所 代表取締役社長 杉野友啓氏のコメント>
 今回、プラズマクラスターが、睡眠阻害要因のひとつである浮遊ダニアレルゲンの作用を抑制することにより、“快眠”を促すことが確認できました。プラズマクラスターは、ダニアレルゲンが睡眠阻害要因である方の快適な睡眠をサポートする手段のひとつとして期待されます。
※1プラズマクラスターおよびPlasmaclusterはシャープ株式会社の商標です。
※2医薬品・食品の開発のための臨床試験受託会社。
※3ダニの死骸や糞にふくまれているアレルギー反応を引き起こす原因物質。
※4アレルゲンと特異的に結合するタンパク質。
※5今回の実証では過誤の確率0.05(5%)未満を統計学的有意差ありと判定した。
※6技術の効能について、先端の学術研究機関と共同で科学的データを検証し、それをもとに商品化を進めるマーケティング手法。
※7三菱化学メディエンス(株)にて試験(吸入毒性試験、眼および皮膚の刺激性・腐食性試験)。

詳細はこちら→

<高濃度プラズマクラスターが浮遊ダニアレルゲンの作用を抑制することによる「睡眠改善(快眠)効果」を実証 発表会レポート>
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/pci8/index.html

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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