シャープは、工場や倉庫などで製品や荷物を無人で搬送するAGV(Automatic Guided Vehicle:無人搬送車)<XF-100>の受注を、2月19日より開始します。
本機は、あらかじめ設定したルート上を、本体に搭載のセンサーで周囲の状況を確認しながら、自律的に走行します。走行ルートを設定するための磁気テープ※2が不要な「ガイドレスタイプ」なので、頻繁に配置変更を行う工場や倉庫においても、手軽にルート変更が可能です。走行ルート上に棚や人などの障害物を検知した場合は、自動的に停止、または回避して走行します。また、磁気テープを併用することで、狭い通路を走行したり、決められた場所に高精度(±5mm)で停止したりすることもできます。
本機は、お客様のご要望に応じて、オプションの装着や仕様変更などのカスタマイズが可能です。カゴ車搬送ユニットを装着すれば、カゴ車や台車の下に潜り込んで、牽引できます。本体高さ約190mmの低床タイプなので、市販のカゴ車や台車に幅広く対応します。
当社は、本機をはじめとするAGVと、自動組み立て装置や検査装置など、当社の各種FA※3向けソリューションを組み合わせることで、省人化や生産性の向上に貢献してまいります。
品名 |
低床ガイドレスAGV(無人搬送車) |
形名 |
XF-100 |
希望小売価格 |
オープン |
受注開始日 |
2018年2月19日 |
■ 主な特長
1.手軽に走行ルートの設定や変更が可能な「ガイドレスタイプ」
2.磁気テープと併用することで、狭い通路の走行や決められた場所に高精度(±5mm)で停止することが可能
3.本体高さ約190mmの低床タイプなので、市販のカゴ車や台車に幅広く対応
4.お客様のご要望に応じて、オプションの装着や仕様変更などのカスタマイズが可能
※1 お客様のご要望に応じて仕様などを変更するため、形名が変わる場合があります。
※2 磁性材料を塗布した粘着テープです。磁気誘導方式のAGVは、磁気テープに沿って走行します。
※3 Factory Automation(ファクトリーオートメーション)。工場での生産工程を自動化するシステムです。