シャープは、2つの吹き出し口から髪の広範囲に風を届ける新速乾方式により、乾燥時間を従来機比約25%短縮することに成功したプラズマクラスタードレープフロードライヤー<IB-WX1>を発売します。本機は、プラズマクラスターならではの美髪効果に加え、新送風構造による速乾性とセンシング機能による髪のダメージ抑制、短いノズルの新デザインによる使いやすさを実現し確かな効果が実証された理美容商品新シリーズ「beauté A(ボーテアー)」として広く展開してまいります。
品名
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形名
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希望小売価格
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発売日
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月産台数
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プラズマクラスター ドレープフロードライヤー
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IB-WX1 ピンク系/ホワイト系
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オープン
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2019年9月下旬
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5,000台
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■ 主な特長
1.2つの吹き出し口からの風が、髪をドレープ状に押し分け、広範囲に風を届ける新速乾方式により、乾燥時間を当社従来機比約25%短縮
2.髪とドライヤーの距離を測り、髪のダメージが抑えられる温度に自動コントロールする業界初※2「センシング機能」
3.静電気除去とうるおい効果で、速い風でも美髪を実現するプラズマクラスター搭載
※1 ●試験機関:当社調べ ●試験方法:40gの水分を含ませたマネキンの毛髪にターボ運転の温風(HOTモード)をあてて、水分が約75%減少(当社基準)するまでに必要な平均時間を測定。■試験結果:当社2019年度商品[IB-LP9]が6.61分であるのに対し、「IB-WX1」は4.90分であり、乾燥時間が約25%の短縮されることを確認。
※2 国内で販売されているドライヤーにおいて、距離センサーにより風の温度をコントロールする機能。2019年9月下旬発売。
● プラズマクラスターロゴおよびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。
■ 開発の背景
当社は、2011年11月に静電気を抑制し髪にうるおいを与える「プラズマクラスタードライヤー」を、2016年10月に頭皮環境改善効果のある「かっさアタッチメント搭載タイプ」を発売し、健康美容を実現するドライヤーの新しい市場を創造してまいりました。今回、プラズマクラスターの美髪効果に加え、ニーズの高い速乾力とダメージ抑制、使いやすいデザインを実現。仕事や家事、育児など忙しい方のライフスタイルを応援する「あなたに寄り添うヘアドライヤー」として開発しました。
■ 主な特長
1.2つの吹き出し口からの風が、髪をドレープ状に押し分け、広範囲に風を届ける新速乾方式により、乾燥時間を当社従来機比約25%短縮
2つの吹き出し口からの風が髪を立体的に押し分けて、ドレープ状になびかせることで広範囲に風を届ける新速乾方式とノズルの短い新デザインによる操作性の向上により、乾燥時間を従来機比約25%短縮しました。ヘアサロンで行われているドライヤーを2本使って乾燥するテクニックが1台で可能となり、時短が図れます。


2.髪とドライヤーの距離を測り、髪のダメージが抑えられる温度に自動コントロールする業界初「センシング機能」
髪のコンディションやロング・ショートなどのヘアスタイルの違い、また季節によってヘアドライに求められる温度やドライヤーの使い方はさまざまです。本機は、業界で初めて、熱ストレスを低減※3する「センシングドライモード」を搭載。距離センサーが、ドライヤー吹き出し口と髪の距離を測り、風の温度を自動的にコントロールします。濡れた髪のケラチン(髪の主成分であるたんぱく質)は約55℃より変性を始めますが、「センシングドライモード」では、ヘアドライ中、ドライヤーが髪に対してどの距離にあっても、髪の表面温度を約55℃以下に保つように温度を調整します。髪の熱ストレスを抑える温度設定はドライヤーにおまかせで、本格的なケアドライを実現します。
また、短いノズルの新形状により、頭に近い位置で持てるので、ラクに取り回しできます。
※3 熱ダメージの原因となる熱ストレス(濡れた髪のケラチンの変性が始まる温度55℃以上に髪がさらされている温度と時間)を低減することによる。

3.静電気除去とうるおい効果で、速い風でも美髪を実現するプラズマクラスター搭載
ヘアドライ時に髪に発生するプラスの静電気とブラシに発生するマイナスの静電気。プラズマクラスターのマイナスとプラスのイオンがそれぞれ作用して静電気の発生を抑え※4、スムーズな指通りでまとまりやすい髪へと導きます。キューティクルを守り、カラーリングした髪の退色※5や、枝毛・切れ毛を抑制※6します。
水分子で囲まれたプラズマクラスターのプラスとマイナスのイオンを、ドライヤーから吹き出す高速風にたっぷりのせて髪へ届け、しっとりうるおいが続く※7、サラサラでツヤのある髪へ※8と導きます。
※4 ●試験機関:当社調べ ●試験方法:毛髪に温風をあてながら5回ブラッシングし、毛髪とブラシの電位差を測定。■試験結果:「プラズマクラスターイオンあり」では「プラズマクラスターイオンなし(送風のみ)」と比較し電位差が約1/4(2.69kV→0.63kV)に。
※5 ●試験機関:当社調べ ●試験方法:カラーリングした毛髪に、約2カ月相当の紫外線照射とドライヤーの温風をあてながらブラッシングを行い、ブラッシング前後での色差を測定。■試験結果:「プラズマクラスターイオンなし(送風のみ)」と比べて、「プラズマクラスターイオンあり」は色差が約70%低減(1.9→0.5)したことから、カラーリングの退色抑制を確認。
※6 ●試験機関:当社調べ ●試験方法:カラーリングした毛髪に温風をあてながら約2カ月相当ブラッシングし、①電子顕微鏡で表面観察、②枝毛・切れ毛の発生本数を計数。■試験結果:①「プラズマクラスターイオンあり」よりも、「プラズマクラスターイオンなし(送風のみ)」の毛髪のほうがダメージの目立つ毛髪が多かったことから、キューティクル保護効果を確認、②「プラズマクラスターイオンなし(送風のみ)」と比べて、「プラズマクラスターイオンあり」は枝毛・切れ毛の本数が約50%低減(48本→21本)。
※7 ●試験機関:当社調べ ●試験方法:毛髪に冷風を約5分間あて、冷風をあてた直後と、約8時間後の水分量の変化率を算出。■試験結果:冷風をあてた直後の毛髪の水分量を100%としたとき、約8時間後の水分量が「プラズマクラスターイオンなし(送風のみ)」が96%で減っているのに対し、「プラズマクラスターイオンあり」では101%となり、冷風をあてた直後の水分量を保持できていることから、うるおい効果の持続を確認。
※8 ●試験機関:当社調べ ●試験方法:被験者の毛髪に温風をあてながら約5分間ブラッシングした後のツヤ値変化量を測定。■試験結果:「プラズマクラスターイオンなし(送風のみ)」の場合、温風をあてながらブラッシングした後のツヤ値が低下しているのに対し、「プラズマクラスターイオンあり」の場合、ツヤ値が向上していることを確認。
■ その他
・季節に合った最適な温度帯で温冷風を自動で切り換え、ツヤをアップする「ビューティーモード」
・ワンプッシュで温風、冷風の切り換えができる「COLD(冷風)ボタン」
・業界で初めて Bluetoothを搭載※9し、スマートフォンで自分好みのモードにカスタマイズできる「美髪アプリ」に対応 (2019年11月にアプリを公開予定)
※9 国内で販売されているドライヤーにおいて、Bluetoothを搭載し専用アプリとの連携ができる構造。2019年9月下旬発売。
■ 主な仕様
形名
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IB-WX1
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電源
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AC 100V 50Hz/60Hz
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消費電力
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1,200W(ホット/ターボ運転時)
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温風温度
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約95℃(ホット/ドライ運転時、室温30℃)
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風量
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約1.1m3/分(ターボ運転時)
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モード (モードボタンで切換)
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HOT <スピーディドライモード:高温風>
SENSING <センシングドライモード:距離に応じて温度切換>
BEAUTY <ビューティーモード:温冷風を交互に切換>
SCALP <地肌ドライモード :低温風>
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COLDボタン(専用)
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〇
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新速乾形状
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〇
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距離センサー
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〇 [SENSING]モード
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外気温連動
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〇 [BEAUTY]モード 交互に切り換わる温冷風の温度を季節に応じて自動調整
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外形寸法
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高さ 233 ×幅 88 ×奥行 132 mm
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質量
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610g
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付属品
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セット用ノズル・ユニット清掃ブラシ・取扱説明書
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電源コード
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約1.7m
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