ホーム > ニュースリリース > 2019年10月 > 各種業務用大型ディスプレイを開発

ニュースリリース

ここをクリックすると印刷できます

2019年10月11日

シャープ株式会社

120V型8K液晶ディスプレイ、60V型4Kインフォメーションディスプレイ
90V型シースルーディスプレイ

各種業務用大型ディスプレイを開発

●画面はいずれもハメコミ合成です。実際の表示とは異なります。

 シャープは、8K液晶ディスプレイで世界最大級※1となる「120V型8K液晶ディスプレイ」、4台組み合わせることで120V型8K相当のマルチディスプレイを実現する「60V型4Kインフォメーションディスプレイ」、ショーウィンドウなどのシーンで新たな演出手法を提案する「90V型シースルーディスプレイ」を開発しました。

 当社は、8Kモニターやインフォメーションディスプレイ、電子黒板などのBtoB向けディスプレイ商材を、業界に先駆けて開発・提案してまいりました。この動きをさらに加速すべく、8K+5G時代にふさわしいBtoB向けディスプレイ機器を群展開してまいります。

 これら新開発のディスプレイは、10月15日(火)から18日(金)まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催される「CEATEC 2019(出展場所:スマートXゾーン ホール2 E002)」に参考出展します。


※1 1枚の8K液晶パネルで構成されるディスプレイとして。当社調べ(2019年10月11日現在)

開発品について

1.120V型8K液晶ディスプレイ

8K(約3,300万画素)、毎秒120枚の圧倒的な情報量を表示できる8K液晶パネルを用い、世界最大級となる120V型8K液晶ディスプレイを開発しました。

また、AQUOS 8Kで培った8K画像処理エンジンや8K HDR技術※2を搭載し、超大画面で臨場感あふれる映像を体験できます。

今後も、最先端の超大型業務用8Kディスプレイを開発し、需要を創造してまいります。

<開発品の主な特長>

・世界最大級「120V型8K液晶パネル」

・8K、120Hz駆動による圧倒的情報量「8K倍速液晶」

・AQUOSで培った8K画像処理エンジンや8K HDR技術を搭載

<使用シーン例>

・アミューズメント施設などでの業務用途やパブリックビューイング

・設計/デザイン事務所

※2 High Dynamic Rangeの略。映像表示における明るさの幅を拡大し、白飛びや黒つぶれを抑制する技術。


2.60V型4Kインフォメーションディスプレイ

本機は、複数台を組み合わせることで、設置場所に応じたサイズのマルチディスプレイを構成することが可能です。4台(縦2台×横2台)を組み合わせれば、120V型8K相当となり、16台(同4×4台)を組み合わせれば、240V型16K相当の超大画面が可能。パブリックビューイングなどでも活用できます。

独自技術により、ディスプレイ間の色ムラや輝度ムラを抑え、均一性の高い表示を実現。また、狭額縁設計により、複数のディスプレイを組み合わせた際の境目が目立ちにくく、より自然な映像表現が可能です。

今後、高まる高精細デジタルサイネージの需要に対応すべく、取り組んでまいります。

<開発品の主な特長>

・4台(縦2台×横2台)を組み合わせることで、120V型8K相当の画面構成が可能

・ディスプレイ間の色ムラや輝度ムラを抑制

<使用シーン例>

・商業施設・交通機関などにおけるデジタルサイネージやパブリックビューイング

・オフィスでのプレゼンテーション


3.90V型シースルーディスプレイ

高い透光性と表示品位を両立させた90V型シースルーディスプレイを開発しました。

シースルーディスプレイは、商品などをディスプレイパネルの奥に展示しつつ、画面には各種情報を表示することで、より分かりやすい商品情報の提供や展示の演出を行うものです。今回開発した90V型の大型サイズは、ショーウィンドウなどの用途に適しています。

今後、32V型~80V型をラインアップに加え、シースルーディスプレイを幅広い用途に提案していくことで、様々なスペースにおける情報の配信や空間の演出に貢献してまいります。

<開発品の主な特長>

・高い透光性(当社通常液晶パネル比 透過率1.2倍)

・電源OFF時でも、ディスプレイの透光性を確保する防犯設計

<使用シーン例>

・店舗などのショーウィンドウ

・オフィスやショッピングモールなどでの通路のパーテーション

● 当社出展に関する情報は、以下のウェブサイトでもご覧いただけます。
<CEATEC 2019 シャープブースのご紹介>
https://corporate.jp.sharp/brand/globalevents/ceatec2019/

<CEATEC 2019について: http://www.ceatec.com/ja/

(注)
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

このページの先頭へ