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ニュースリリース

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2021年11月17日

シャープ株式会社

開館40周年を記念して、シャープの歴史的製品や技術を自動で紹介する先進技術を導入

シャープミュージアムにて「セルフガイドサービス」を開始

シャープミュージアム内に設置されたビーコン「レスビー※1」からの信号を受信し、

専用スマホ端末の画面に展示物の情報を表示(イメージ)

 シャープ創業(1912年9月15日)以来の歴史的製品や最先端技術を紹介する「シャープミュージアム」(奈良県天理市)は、1981年11月に開館し、このたび40周年を迎えました。これを記念して、当社が開発した色素増感太陽電池搭載でバッテリー交換が不要なビーコン「レスビー」と専用スマホ端末※2との組み合わせにより、展示品を詳しく鑑賞いただける「セルフガイドサービス」を導入し、本日より運用を開始します。あわせて、当社のデザインサイトおよび公式インスタグラムアカウントにて、シャープミュージアム開館40周年記念企画を展開します。

 「セルフガイドサービス」では、従来のように説明員が随行するのではなく、お客様自身が専用スマホ端末を持ち館内を巡っていただきます。専用スマホ端末が館内の各展示物付近に設置されたビーコン「レスビー」からの信号を受信すると、展示物に関する画像や文字情報がスマホ画面に表示されるとともに、音声案内が再生されます。人との接触を抑えながら、お客様自身のペースで、詳しい情報とともに、展示物を鑑賞いただけるようになりました。

 また、シャープミュージアム開館40周年記念企画として、「IN HISTORY~歴史の中にシャープがある~」を開始します。この企画は、シャープミュージアム所蔵品を含む、当社の特長製品やエピソードなどを、2つのテーマ「ひとつの製品から愛深く語る」「歴史的“Be Original.” ※3を語る」で紹介するもので、当社デザインサイト(https://design.sharp.co.jp/)、および公式インスタグラムアカウント「@sharp_japan」(https://www.instagram.com/sharp_japan/)にて連載します。

 シャープミュージアムは、創業者早川徳次から受け継ぐ「他社がまねするような商品をつくれ」の精神の下、当社が開発してきた数多くの世界初・日本初の製品や技術について、今後も広く発信してまいります。

※1 詳細は以下の説明、および ニュースリリース https://corporate.jp.sharp/news/190807-a.html をご参照ください。

※2 シャープミュージアムにて無料で貸し出します。台数には制限があります。

※3 “Be Original.”とは、当社が輝けるグローバルブランドを目指す決意として2016年に制定したコーポレート宣言です。経営信条の「誠意と創意」の精神を、これからもシャープの原点として受け継ぐとともに、お客様のためのオリジナルを創り続けていくことを主旨とします。

●「レスビー」は、シャープ株式会社の登録商標です。

「セルフガイドサービス」の概要

専用スマホ端末が、シャープミュージアム内の10か所に設置された色素増感太陽電池搭載ビーコン「レスビー」からの信号を受信すると、設置エリアの展示に関する画像や文字情報がスマホの画面に表示されるとともに、音声案内が自動的に流れます。

専用スマホ端末上の説明画面(イメージ)

 

<「セルフガイドサービス」の対象展示物>

1.早川式繰出鉛筆(シャープペンシル) 6.太陽光発電
2.国産第1号鉱石ラジオ 7.プラズマクラスター
3.国産第1号テレビ 8.ネイチャーテクノロジー
4.世界初オールトランジスタ・ダイオード電卓 9.シースルーディスプレイ
5.人工衛星「うめ」模型(宇宙用太陽電池) 10.8Kテレビ
 

<色素増感太陽電池搭載ビーコン「レスビー」について>

ビーコンは、位置情報信号を無線通信Bluetooth®などで発信する機器です。当社が開発した「レスビー」は、屋内でも効率よく発電する独自の色素増感太陽電池を搭載しているため、バッテリー交換が不要です。また、薄型設計なので、オフィスや展示施設などの壁に設置しても、目立ちません。


シャープミュージアム開館40周年記念企画「IN HISTORY~歴史の中にシャープがある~」概要

当社デザインサイト(https://design.sharp.co.jp/)、および公式インスタグラムアカウント「@sharp_japan」(https://www.instagram.com/sharp_japan/ )にて、当社のコーポレート宣言“Be Original.”を伝える歴代製品を、次の2つのテーマで紹介します。

 

●テーマ1「ひとつの製品から愛深く語る」

当社の109年の歴史の中でも特筆すべき製品について、長期間にわたり間近で見続けてきたシャープミュージアム説明員ならではの愛情と知識を基に、写真と文章で解説します。

<紹介製品(例)>

早川式繰出鉛筆

洗濯機

カプセルレンジ

水冷式クーラー

 

●テーマ2「歴史的“Be Original.”を語る」

当社の経営信条である「誠意と創意」に基づき、創業以来、人に寄り添い、新しい価値を提供し続けてきた当社ならではの、誰かに伝えたくなるエピソードや開発ストーリーなどを、インスタグラムに適した手軽に楽しめる短い動画と文章でご紹介します。

<掲載イメージ>

 

 

シャープの始まり
「バックル」

社名の由来
「シャープペンシル」

楽しみをいつでも側に
「ポータブルラジオ」

 

シャープミュージアム概要

・所 在 地: 〒632-8567 奈良県天理市櫟本町2613-1 シャープ天理事業所内

・電話番号: 0743-65-0011  ※事前のご予約が必要です。

・開館時間: 9:30 ~ 16:30  ※ご入館は16:00までとさせていただきます。

・休館日:  土・日・祝日および会社休日

・入館料(税込): 一般 1,000円、シニア 800円、小・中学生 300円、

障がい者手帳をお持ちの方 無料(介添えの方 500円)

小学校就学前の乳幼児 無料

・展示構成: 「歴史館」および「技術館」の2エリア構成

 

シャープミュージアム展示製品(例)

●1912年

シャープ創業の原点となるベルトのバックル
「徳尾錠」

●1915年

後にシャープペンシルと呼ばれ、社名の由来となった
「早川式繰出鉛筆」

●1925年

電機メーカーとしての第一歩となった
国産第1号鉱石ラジオ

●1953年

日本のテレビ時代の幕を開いた
国産第1号テレビ

●1962年

他社に先駆け量産を開始した
国内初の量産電子レンジ<R-10>

●1964年

世界初のオールトランジスタ・ダイオード電卓
「コンペット」<CS-10A>

●1973年

世界で初めて液晶の実用化に成功した
液晶表示付きCOS化ポケット電卓<EL-805>

●1992年

独創的な製品特長で大ヒットした
「液晶ビューカム」<VL-HL1>

●2000年

撮った写真をメールで送れる
業界初のモバイルカメラ付き携帯電話<J-SH04>

●2001年

21世紀の「わが家のテレビ/私のテレビ」として発売した
液晶カラーテレビ「AQUOS」第1号機<LC-20C1>

●2017年

フルハイビジョンの16倍の解像度を持つ世界初の
8K対応液晶テレビ 『AQUOS 8K』70型<LC-70X500>

シャープミュージアムに関する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。

https://corporate.jp.sharp/showroom/

お客様からのお問い合わせ

シャープミュージアム 0743-65-0011

 

(注)
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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