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ニュースリリース

 

2022年4月18日

シャープ株式会社

独自の可視光応答型光触媒により、衛生的な働く環境の実現へ

「光触媒環境衛生ソリューション」が
『2022年 iFデザイン賞』を受賞

光触媒を起点とした光触媒ソリューションの将来展開(イメージ)

 可視光を利用して、人々が働く環境をより衛生的にするシャープの「光触媒環境衛生ソリューション」が、『2022年 iFデザイン賞』を受賞しました。

『iFデザイン賞』は、国際的なデザイン振興組織である「International Forum Design Gmbh」(ドイツ連邦共和国ハノーバー市)」が1953年より主催している、世界で有数の歴史をもつデザイン賞です。当社はこれまで、製品デザインを評価する『プロダクト部門』での受賞を重ねてきましたが、今回は初めて「まだ世の中に出ていない革新的なアイデアや実験的コンセプト」を評価する『プロフェッショナルコンセプト部門』※1にて受賞しました。

 光触媒は、光が当たると表面に強い酸化力が発生し、接触する有害物質やニオイ成分などを酸化分解することで、抗菌・抗ウイルス・消臭・防汚・防カビ効果を発揮※2する物質です。当社の可視光応答型光触媒は、人の目に見える波長の光(可視光)を有効に活用し、また、太陽光だけでなく、屋内照明のわずかな光の下でも、優れた分解能力を発揮するのが特長です。

 当社は現在、この光触媒を利用した製品・サービスとして、屋内照明の下でも抗菌・抗ウイルス・消臭などの効果を発揮する「光触媒スプレー」や「光触媒抗菌サービス」などを展開しています。今回の受賞では、「光がある限り環境を良化する」との考えのもと、将来的に、マスクや衣服のような繊維製品、あるいは照明スイッチのように人が触れる設備など、より幅広く本触媒を適用することにより、働く人々の目に見えない衛生問題に対する不安の解消をめざすビジョンを提示したことが、評価されました。

 当社は、より衛生的で健康的な、働く人が安心できる環境の実現に向けて、引き続き取り組んでまいります。

※1 プロフェッショナルコンセプトの他、プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、インテリア・内装、サービスデザイン、建築、UX(ユーザーエクスペリエンス)、UI(ユーザーインターフェース)の9部門があります。

※2 すべての菌・ウイルス・ニオイなどに効果があるわけではありません。菌・ウイルス・ニオイなどの種類や対象物の素材、明るさなどの使用環境により効果は異なります。JIS基準に基づく試験環境での効果であり、実使用空間での実証結果ではありません。

<iFデザイン賞HP>https://ifdesign.com/

<光触媒について>https://jp.sharp/business/photocatalyst/

(注)
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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