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2023年1月23日

シャープ株式会社

水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」開発グループが
第9回「ものづくり日本大賞」の経済産業大臣賞を受賞

水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」<KN-HW24G-R(レッド系)/-W(ホワイト系)>

 シャープの水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の開発グループが、第9回「ものづくり日本大賞」の「Connected Industries―優れた連携」部門において、最高位の経済産業大臣賞を受賞しました。

 内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」は、製造・生産現場の中核を担う中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を表彰する制度です。

 今回当社は、協調領域におけるデータ共有等を通じて機械、技術、人などさまざまなものをつなげることで、新たな付加価値の創出や課題解決を進めた個人またはグループが表彰される「Connected Industries―優れた連携」部門で受賞しました。

受賞テーマ

令和の台所の新・必需品化を目指す自動調理鍋 ヘルシオホットクックの開発

受賞の背景

 水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」は、材料や調味料を入れてボタンを押すだけで使える調理家電として2015年11月の発売以来多くの方にご使用いただき、2022年3月には累計出荷台数50万台※1を達成しました。当社独自のかきまぜ技術や火加減制御などにより、調理のほとんどを自動化できることで、これまで調理に費やしていた多くの時間を家族との時間や自己研鑽、リフレッシュに充てるなど物理的・精神的な「ゆとり」を実現します。また、クラウドを活用したレシピサービスや当社キッチン家電との連携のほか、他社が提供する食関連サービスとの連携も可能なAIoT機能に対応し、多様化するライフスタイルをサポートする新しいビジネス展開も期待できる点が評価され、受賞に至りました。

製品の特長

1.食材の分量や状態に合わせ、調理中にかきまぜをおこなう独自の「まぜ技ユニット」を搭載

2.本体内蔵メニューに加え、「ダウンロードメニュー」にも対応。かきまぜや火加減を細かく変更することでさまざまな専用レシピを開発し、2017年から2倍以上※2に拡大

3.クラウドで収集した調理データの活用や他社食関連サービスとの連携により、社会課題の解決をサポート

※1 2015年11月~2022年3月末の期間における水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の国内出荷台数合計。

※2 2.4Lタイプの場合。約250メニュー(2017年10月のサービス開始時)から約550メニュー(2023年1月23日時点)へと拡大。

製品の特長

1.食材の分量や状態に合わせ、調理中にかきまぜをおこなう独自の「まぜ技ユニット」を搭載

「ホットクック」は、温度・蒸気センサーにより、常に鍋の中の温度や食材の火の通り具合をみはり、自動できめ細かく火加減を調整します。また、加熱の進行や食材の量に合わせて回転数や回転角度、強さを制御して食材をかきまぜる当社独自の「まぜ技ユニット」を搭載。アームを上下させることで、人が手を上下させながらかきまぜる動きを再現し、ムラを抑えて食材をかきまぜるほか、センサーで食材の分量や火の通り具合などを判断しながら適切なかきまぜや加熱制御をおこなうので、解凍前の冷凍食品やレシピと異なる分量でも調理できます。そのため、冷蔵庫に残っている食材も活用しやすく、食品ロスの低減にもつながります。さらに、調理の途中にふたを開けて食材や調味料を追加できるので、味付けの調整やメニューのアレンジなど、好みに合わせた調理も可能です。

 

 

「まぜ技ユニット」の動き(イメージ)

 

2.本体内蔵メニューに加え、「ダウンロードメニュー」にも対応。かきまぜや火加減を細かく変更することでさまざまな専用レシピを開発し、2017年から2倍以上に拡大

「ホットクック」本体には、煮物やスープ、ケーキなど、さまざまなジャンルの約150メニューを内蔵しているほか、購入後もメニューを追加できる「ダウンロードメニュー」にも対応しています。無線LANに接続することで、専用レシピサイト「COCORO KITCHEN」から本体に新しいメニューのダウンロードが可能です。かきまぜや火加減の制御を細かく変更することで、さまざまなジャンルの専用レシピを開発し、メニュー数を拡大。2017年のサービス開始時の約250メニューから、現在では2倍以上の約550メニューにまで増加。今後もさまざまな要望にお応えするため、メニュー開発を進めてまいります。

 

 

 

かきまぜや火加減を調整することによるダウンロードメニュー数拡大のイメージ(例)

 

3.クラウドで収集した調理データの活用や他社食関連サービスとの連携により、社会課題の解決をサポート

「ホットクック」は、無線LAN接続により「COCORO KITCHEN」レシピサービスや当社キッチン家電と連携し、お客様がより便利に使用できることに加え、当社側で調理データをリアルタイムに収集・分析、可視化できます。これにより、お客様によく使用いただいている機能をさらに充実させたり、使いづらいと感じられている操作方法を変更したりすることができるため、新製品を購入いただかなくても、サービスの拡張や改善を図ることが可能です。
さらに、当社が活用するクラウドサービスはオープンプラットフォームのため、他社が提供するさまざまな食関連サービスとの連携も可能です。ライフスタイルの多様化にともない、家庭内の家事負担の軽減だけでなく、高齢化により負担が増加している介護や人手不足が深刻な保育の現場での調理サポートなどのニーズが高まっています。当社は、AIoT機能を活用しこのようなニーズに対応したさらなる事業展開をおこなうことにより、今後も社会課題の解決に貢献してまいります。

● 本機能は、<KN-HW24G/16G>を中心に説明しています。

●「AIoT」は、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えていくビジョンです。「AIoT」はシャープ株式会社の登録商標です。

● スマートライフサービス「COCORO HOME」、「COCORO KITCHEN」レシピサービスや一部音声発話機能のご利用には、無線LAN接続および無線LANアクセスポイント機器が必要です。「COCORO KITCHEN」レシピサービスでメニューを検索してホットクックへ送信するには、「COCORO HOME」アプリへの登録が必要です。

●「COCORO+(ココロプラス)」ブランドマークおよび「COCORO HOME」、「COCORO KITCHEN」はシャープ株式会社の登録商標です。

● 本製品の音声合成ソフトウェアには、HOYA株式会社 MD部門 ReadSpeaker SBUの「ReadSpeaker」を使用しています。
「ReadSpeaker」は、ReadSpeaker Holding B.V.の商標です。

本件に関する情報は、以下のウェブサイトでもご覧いただけます。

<ものづくり日本大賞HP>

https://www.monodzukuri.meti.go.jp/

<水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」 製品HP>

https://jp.sharp/hotcook/

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