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ニュースリリース

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2023年4月20日

シャープ株式会社

4Kテレビ『AQUOS XLED』、スマートフォン『AQUOS R7』、
および「移動体向け化合物太陽電池 将来の事業コンセプト」

3件が『2023年 iFデザイン賞』を受賞

 シャープの4Kテレビ『AQUOS XLED』<EP1/FV1ライン>、スマートフォン『AQUOS R7』および「移動体向け化合物太陽電池 将来の事業コンセプト」の3件が、『2023年 iFデザイン賞』を受賞しました。

『iFデザイン賞』は、国際的なデザイン振興組織である「iF International Forum Design GmbH(ドイツ連邦共和国ハノーバー市)」が1953年より主催する、世界で最も権威のあるデザイン賞の一つです。今年は56か国から過去最高となる11,000点近くのエントリーがあり、9つの部門※2において、造形だけでなくアイデア、機能、差異化、影響度を基準とした審査が行われました。

 当社からは、家電や家具、医療機器など、幅広い有形の製品を対象としたプロダクト部門において、4Kテレビ『AQUOS XLED』<EP1/FV1ライン>とスマートフォン『AQUOS R7』が、また、まだ世の中に出ていない革新的なアイデアや実験的コンセプトを対象としたプロフェッショナルコンセプト部門において、「移動体向け化合物太陽電池 将来の事業コンセプト」が受賞しました。

 当社は、今後も、美しさや使いやすさだけでなく、利用体験を通じて人々を笑顔にするデザインの創出と、製品・サービス・ソリューションの実現・提供に取り組んでまいります。

 

※1 ライン名は展開地域により異なります。

※2 プロダクト、プロフェッショナルコンセプト、パッケージ、コミュニケーション、インテリア・内装、サービスデザイン、建築、UX(ユーザーエクスペリエンス)、UI(ユーザーインターフェース)の9部門。

 

<iFデザイン賞HP>https://ifdesign.com/en/

受賞案件の概要

・4Kテレビ『AQUOS XLED』<EP1/FV1ライン>

高密度に敷き詰めたmini LEDバックライトと新素材の量子ドット半導体を採用し、従来の当社液晶テレビ※3に比べ、3倍以上のピーク輝度と約20%の色再現範囲※4の拡大を実現。画面の上下部にスピーカーを配置した音響システムと相まって、明暗の表現力に優れたダイナミックな映像と没入感溢れる音場とが融合し、あたかもその場にいるような臨場感が味わえます。ディスプレイを囲む厚さ1mmのアルミフレームは、周囲の色調を反射し住空間に調和することで、画面周囲の視覚的ノイズを減らし、映像を際立たせます。

※3 当社4K液晶テレビ<4T-C65EN1>(2022年発売)との比較において。

※4 色再現力の評価基準である色度図CIE1976 UCSでの比較において。

 

<製品について> https://corporate.jp.sharp/news/221025-b.html

<iFデザイン受賞詳細ページ>

https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/sharp-aquos-xled-ep1fv1-line/546768

・スマートフォン『AQUOS R7』

新型の1インチイメージセンサーを搭載。圧倒的な集光量と大幅に高速化したAF(オートフォーカス)で、動く被写体にもすばやくピントを合わせ、昼夜、室内外を問わず、その場の“空気感”を表現しつつ大切な瞬間を画像として残します。象徴的な円形デザインのカメラは、本体短辺中心軸上に配置。被写体を直感的に捉えやすくした上、心地よい操作性を追求したカメラアプリにより、簡単に高画質な写真撮影が楽しめます。ディスプレイには、「Pro IGZO OLED」を採用。10億色の鮮やかな色表現に加え、1Hz-240Hz駆動により滑らかな表示と省エネを両立させました。

 

<製品について> https://corporate.jp.sharp/news/220509-e.html

<iFデザイン受賞詳細ページ>

https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/sharp-aquos-r7/545866

・「移動体向け化合物太陽電池 将来の事業コンセプト」

当社はさまざまなシーンでの電力供給問題を解決するため、広く活用されているシリコン太陽電池に加え「色素増感」「ペロブスカイト」「化合物」の3つの太陽光発電技術を開発しています。化合物太陽電池は、高い発電効率や軽量、曲面対応などの利点を有しており、すでに人工衛星に搭載されています※5が、さらにその利点を活かし航空・電気自動車(EV)などの移動体分野への適用が期待されています。これに応えるべく、当社では『化合物3接合型太陽電池モジュール』を活用し、国立研究開発法人や自動車メーカーと実用化に向けた実証実験を行っているほか、世界最高※6の変換効率32.65%を達成しています。今回の受賞は『全てのモビリティ(移動体)を太陽の光だけで動かしたい』というコンセプトのもと、成層圏グライダー・電気自動車・物流・ロボティクスなど将来の実用イメージを視覚化し、ネットゼロ社会の実現に向け具体的なビジョンを提示しました。

※5 当社は国内で唯一、宇宙航空研究開発機構(JAXA)認定の太陽電池メーカーであり、1976年から約半世紀、多くの実用衛星に採用されています。

※6 2023年4月20日現在、研究レベルにおける太陽電池モジュールにおいて(シャープ調べ)。

 

<シャープ エネルギーソリューション法人向けHP> https://jp.sharp/business/solar/

<iFデザイン受賞詳細ページ>

https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/sharp-compound-solar-module-for-future-mobility/574902

近年の主なデザイン賞の受賞歴については、以下のURLにてご覧いただけます。

<デザインサイト> https://design.sharp.co.jp/awards/

(注)
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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