シャープは、タッチパネル機能付き15型液晶ディスプレイとキーボード、レシートプリンターを一体化した業界最小クラス※1の設置面積(幅278 × 奥行377mm)で限られたスペースにもすっきりと設置できるPOSターミナル 2機種<RZ-A476S/RZ-A396S>を発売します。
近年、決済手段やポイントサービスの多様化、顧客に応じたクーポンの発行などを背景に、決済時のデータ処理量が増加しています。また、POSターミナルに蓄積された販売データを発注計画や在庫調整などの店舗運営に活用する動きも活発化しています。
こうした中、新製品は、高速CPUの搭載により、決済時の一連の処理はもちろん、販売データの集計や在庫管理など、負荷の大きい処理の高速化を実現しました。さらに、上位モデル<RZ-A476S>においては、当社従来機比4倍※2の容量となる計256GB(128GB×2基)の記憶装置(SSD)を標準搭載。1基目のSSDのデータを2基目に複製できる「ミラー機能」により、万が一、1基目のデータが破損した場合でも、2基目が売上や顧客情報などの大切なデータを保持し、継続した店舗運営が可能※3です。加えて、停電時やコンセントが抜けてしまった場合などにも作業中のデータを保護※4するバッテリーを内蔵しています。
オプション(別売)の「漢字カスタマディスプレイ」(来店客向けの表示画面)は、新たにカラー液晶ディスプレイを搭載。背景画像を設定※5できるので、商品名や価格のみならず、広告やイベント告知など、さまざまな情報表示に活用できます。
品名 |
形名 |
価格 |
発売時期 |
月産台数 |
POSターミナル |
RZ-A476S |
オープン |
2024年4月 |
計200台 |
RZ-A396S |
■ 主な特長
1.業界最小クラスの設置面積(幅278 × 奥行377mm)で限られたスペースにも設置可能
2.高速CPUの搭載により、販売データの集計や在庫管理など、負荷の大きい処理も高速化
3.当社従来機比4倍となる計256GBの記憶装置(SSD)に大容量データを保存可能<RZ-A476S>
4.データを複製して保存する「ミラー機能」により、万が一のデータ破損に備える<RZ-A476S>
※1 15型液晶ディスプレイ、キーボード、レシートプリンター(80mm幅対応)一体型Windows® OS搭載POSターミナルにおいて。 2024年2月16日時点、当社調べ。
※2 当社POSターミナルの従来機<RZ-A471S>(2018年発売)と<RZ-A476S>との比較において。従来機<RZ-A471S>にオプション(別売)のSSDを増設(最大128GB)した場合の比較では2倍になります。なお、<RZ-A396S>は、従来機<RZ-A395S>(2019年発売)との比較において2倍です。
※3 万が一、ストレージが故障した場合は、速やかに交換修理をご依頼ください。
※4 停電からOSシャットダウンまでの約4分間の電源を確保します。あらかじめ設定したプログラムに基づき、データの保存やシャットダウンを行います。
※5 最大4枚の画像を手動、または日時設定などにより自動で切り替えて表示可能です。対応形式は、PNGおよび24ビット ビットマップ形式(800 × 320ピクセル)です。