シャープは、以下の4件において、『2024年度 グッドデザイン賞』(主催:公益財団法人 日本デザイン振興会)を受賞しました。また、うち1件(スマートフォン『AQUOS R9』)が特に優れた100件とされる『グッドデザイン・ベスト100』に選定されました。
<受賞品目>
・スマートフォン『AQUOS R9』 【グッドデザイン・ベスト100選定】
・スマートフォン『AQUOS wish4』
・デジタルフルカラー複合機 <BP-C131WD>
・多階層ロボットストレージシステム
当社は、今後も、外観の美しさにとどまらず、使いやすさや機能などをトータルでデザインし、利用体験を通じて利用者が笑顔になる製品・サービス・ソリューションの創出に取り組んでまいります。
■ 受賞案件の概要
・スマートフォン『AQUOS R9』 【グッドデザイン・ベスト100選定】
“筐体の直線”と円でも四角でもない“カメラ部の自由曲線”とのコントラストや、カメラやライトを縦横揃えずに配置したレイアウトにより、人間に近いゆるさや親しみやすさを表現しました。カラーは使う人の装いや生活シーンにフィットする色合いとし、いつも身に着けていたくなるようなお気に入りの一台となることを目指したデザインです。機能面では、ライカカメラ社が監修した高画質カメラに、スムーズな動作を実現するハイパフォーマンスなCPUと大容量メモリーを搭載。生成AIが留守電の内容を要約し、テキストでお知らせする機能も搭載しました。
<製品について> https://corporate.jp.sharp/news/240508-f.html
<グッドデザイン受賞詳細ページ> https://www.g-mark.org/gallery/winners/23126
・スマートフォン『AQUOS wish4』
『AQUOS R9』と同様に、服や手帳といった身の回りのお気に入りにしたいとの想いから企画しました。筐体の直線とカメラを囲う“自由曲線”のコントラストと、カメラやライトを縦横揃えずに配置したレイアウトが印象的な、シンプルさと存在感を併せ持つデザインです。また、筐体の約60%に再生プラスチック材を使用するとともに、低VOC塗装※1を採用するなど、環境に配慮しています。加えて、「MIL-STD-810H」準拠の防水・防塵・耐衝撃※2に対応し、日常生活で気兼ねなくご使用いただけます。
※1 大気汚染の原因となる揮発性有機溶剤(Volatile Organic Compounds)の含有量を抑えた塗装。
※2 米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810H)の18項目、防水(浸漬)、防水(雨滴)、防塵、防塵(風塵)、耐衝撃(落下)、耐振動、防湿、高温保管(固定)、高温保管(変動)、高温動作(固定)、高温動作(変動)、低温動作、低温保管、温度耐久(温度衝撃)、低圧保管、低圧動作、氷結(結露)、氷結(氷結)に準拠した試験を実施。本製品の有する性能は試験環境下での確認であり、実際の使用時すべての状況での全機能の動作を保証するものではありません。また、すべての衝撃に対して、無破損、無故障を保証するものではありません。
<製品について> https://corporate.jp.sharp/news/240508-e.html
<グッドデザイン受賞詳細ページ> https://www.g-mark.org/gallery/winners/23129
・デジタルフルカラー複合機<BP-C131WD>
クラス最小の設置面積※3を実現したA4デジタルフルカラー複合機です。コンパクトで一体感のあるデザインと快適な操作性を両立し、働く人のそばで業務をサポートします。ユーザーインターフェース部分では、操作パネル内のレイアウトを見直すことで、小型でありながら直感的な操作を実現しました。また、本体総樹脂量(重量比)の約50%に再生プラスチックを使用するなど、環境にも配慮。グレーカラーの再生プラスチックを採用することで、多様なオフィス環境に調和するデザインを目指しました。
※3 国内で販売されているA4カラー印刷対応の毎分30~35枚クラスの複合機における設置面積において。2024年10月16日現在。当社調べ。
<製品について> https://corporate.jp.sharp/news/241016-b.html
<グッドデザイン受賞詳細ページ> https://www.g-mark.org/gallery/winners/25332
・多階層ロボットストレージシステム
物流倉庫でのピッキング作業の省力化と収納力拡大を実現し、物流業界が抱える人手不足の解消に寄与するロボットストレージシステムです。自動搬送ロボットがピッキング作業者のもとへ商品棚やパレットを搬送することで、作業者は商品棚まで足を運ぶ必要がなくなるほか、ピッキングステーションにプロジェクターを設置し、取り出す個数などの情報を投影することでピッキングミスの抑制につなげます。また、自動搬送ロボットが乗り込む昇降機を使用し、商品保管スペースを2階建てにすることで、倉庫上方のデッドスペースの削減と収納力の拡大が可能です。
<システムについて> https://corporate.jp.sharp/news/230214-a.html
<グッドデザイン受賞詳細ページ> https://www.g-mark.org/gallery/winners/24014