シャープの子会社である株式会社AIoTクラウド(本社:東京都江東区、代表取締役社長:松本 融、以下 AIoTクラウド)は、AIの活用により工場設備の巡回・点検業務の効率化を実現する『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視』サービスの現場DX支援機能を強化し、本日12月18日から提供開始します。
AIoTクラウドは、製造現場を中心に労働力不足が深刻化している状況を踏まえ、巡回や設備点検など現場の業務負担軽減に貢献することを目指し、カメラで撮影した工場設備のメーターなどをAIで読み取ることで業務を効率化するSaaS※1型サービスを本年2月から提供しています。
今回の機能強化では、巡回点検において、「メーターのみならず、現場で確認した異常の記録が欠かせない」とのお客様のご要望にお応えし、異臭や異音、液漏れなどのメーター以外の設備点検結果を記録できる機能を搭載しました。スマホアプリで選択肢から選ぶだけで、異常の記録とともに、メモを追記したり、カメラで撮影した画像を添付したりすることができるようになりました。また、点検結果の記録から、オンライン承認、報告書作成まで、一連の点検業務のペーパーレス化を実現します。
AIoTクラウドは今後も、『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視』サービスの機能拡充を継続することで、「現場で始める、巡回点検DX」を提案し、労働力不足を補完するための業務効率化やコスト削減に貢献してまいります。
■ 主な新機能の内容
1.異臭や異音・液漏れなどの設備点検結果もスマホで簡単記録
2.点検結果の承認・報告書作成もペーパーレス化を実現
※1 Software as a Service の略で、ソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスのことです。
■ 主な新機能の内容
1.異臭や異音・液漏れなどの設備点検結果もスマホで簡単記録
工場設備の巡回の際、設備メーターの読み取りに加え、現場の異臭や異音、液漏れなどの設備点検結果もスマホで記録できます。点検時に確認する内容や、スマホに表示する選択肢(ボタン)はあらかじめ設定が可能。現場ではスマホのボタンを選ぶだけで点検結果を簡単に記録できます。さらに、補足説明としてメモ入力や、現場で撮影した画像を添付することもできます。
2.点検結果の承認・報告書作成もペーパーレス化を実現
一日の点検業務終了後、点検者がスマホアプリから承認依頼を行うと、承認者にメールで通知されるので、承認者はオンラインでタイムリーに点検結果を確認・承認ができます。承認が完了すると、点検者と承認者の名前入りの日報(PDF)を自動で作成し、クラウドに保存します。紙の点検票から表計算アプリに転記して報告書を作成するといった手間を省き、点検記録から報告書作成まで、一連の点検業務のペーパーレス化を実現。業務効率を向上させることができます。
■『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視』サービスとは
工場設備のメーターなどをカメラで撮影してAIで読み取り、クラウド上に記録することで、点検業務の時間短縮やヒューマンエラーの低減を実現するSaaS型サービスです。
《主な特長》
●カメラによるメーター撮影・AI読取で、巡回点検業務を効率化
●アナログからデジタルまで幅広いメーター、ランプ※2のAI読取に対応
●スマホをメーターにかざすだけの連続自動撮影で、従来の目視点検記録の時間を約80%※3短縮し、読み間違いや転記ミスなどのヒューマンエラーも低減
●スマホカメラ/固定カメラに対応し、導入しやすさと低コストを実現
●地下などスマホの電波が届きにくいエリアでのオフライン点検に対応
※2 ランプ読取は固定カメラのみ対応。
※3 モバイルプラン(スマホアプリ)でのAIoTクラウドの独自実測値に基づく、目視・紙による点検との比較です。
複数(10個)のメーター点検において、目視でメーター値を読み取り、紙の点検票に点検結果を手書きで記載する場合に対して、スマホアプリの連続自動撮影機能によって点検した場合を比較した点検時間の削減率(AIoTクラウド調べ)。
*導入をご検討の企業様向けに、トライアルプランをご用意しています。
詳しくは下記のウェブサイトをご確認ください。
URL:https://iot.aiotcloud.co.jp/trial/
■ 株式会社AIoTクラウドの概要
会社名
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株式会社AIoTクラウド
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代表者
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代表取締役社長 松本 融
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本社所在地
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東京都江東区豊洲5丁目6-15 NBF豊洲ガーデンフロント
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設立
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2019年8月
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主な事業
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クラウドサービス・ソリューションの開発・運用
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● WIZIoT(ウィジオ)は、株式会社AIoTクラウドの登録商標です。