
「AQUOS R10」(左から、カシミヤホワイト、チャコールブラック、トレンチベージュ)
シャープは、ハイエンドモデルのスマートフォン「AQUOS R10」をグローバルモデル※1として商品化しました。本年7月上旬以降に、日本のほか台湾、シンガポール、インドネシアで順次販売を開始します。
本機は、当社従来機比1.5倍※2となるピーク輝度3,000nitのPro IGZO OLEDディスプレイを搭載しました。光の表現力が大きく進化したことで、明部と暗部のコントラストが一層高まり、細部の質感までリアルに描き出します。「バーチャルHDR」の搭載により、動画配信サービスなどのHDRに非対応のコンテンツも明るく鮮やかに表示します※3。また、新開発のフルメタルBOXスピーカーを搭載。立体音響技術「Dolby Atmos®」との組み合わせにより、パワフルで豊かな広がりのあるステレオサウンドを実現しました。「生で観るより生々しい」ほどの臨場感あふれる視聴体験をお届けします。
カメラは、ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー)が監修しました。標準カメラには、1/1.55インチの新イメージセンサーを採用。暗部のノイズの低減により光の輝きが際立ち、夜景もさらに美しく撮影できるようになりました。加えて、フラッグシップモデル「AQUOS R9 pro」で好評の各種機能を本機にも採用しています。周囲の光を測定する14chスペクトルセンサーにより、さまざまな光環境において“見たまま”に近い色合いで撮影できるほか、AI合成処理技術により、RAWデータを超える情報量での画像処理を実現。ズームやナイトモードで撮影する際のディテールの表現力や階調感を大きく高めます。
生成AIによる通話サポート機能も充実。会話の中のキーワードを自動で抽出し、メモとして残せます。メモに「日時」がある場合はカレンダーアプリに簡単に予定を登録できる機能も新たに搭載しました。
品名
|
ブランド名
|
発売時期(日本)
|
スマートフォン
|
AQUOS R10
|
2025年7月上旬以降
|
■ 主な特長
1.ピーク輝度3,000nitのPro IGZO OLEDとフルメタルBOXスピーカーを搭載
2.ライカカメラ社監修のカメラを搭載。暗部のノイズを低減する新イメージセンサーを採用
3.生成AIが会話中のキーワードを自動抽出してメモに残す機能に対応
※1 本リリースは日本向けの内容を記載しています。発売時期や端末の仕様などは、販売する国や地域によって異なります。
※2 2024年モデル「AQUOS R9」との比較。
※3 動画の種類やアプリによっては対象外となる場合があります。
■ 主な特長
1.ピーク輝度3,000nitのPro IGZO OLEDとフルメタルBOXスピーカーを搭載
ディスプレイは、1~240Hz※4の可変駆動Pro IGZO OLEDを採用。3,000nitの高いピーク輝度により明部と暗部のコントラストが一層高まり、日が差す風景や夜景も細部までリアルに描き出します。動画配信サービスなどのHDR非対応コンテンツも「バーチャルHDR」で、さらに明るく鮮やかな映像で楽しめるようになりました。動画を全画面表示していないときは、再生中の動画部分だけを明るくするので、画面全体のまぶしさを軽減します。
また、大型のスピーカーBOXを上下に搭載。上部のスピーカーBOXをフルメタル化することで音圧を増し、パワフルなサウンドを実現しました。立体音響技術「Dolby Atmos®」にも対応し、その場にいるような音の広がりと臨場感を楽しめます。音量に合わせて周波数特性を制御する新音響技術により、音量を小さくしても高域や低域が聴き取りやすくなりました。イヤホンで聴く音も、「8Way Audio」技術により空間オーディオへの変換が可能です。

※4 なめらかハイスピード表示およびゲーミングメニューの登録ゲーム設定をONにしたアプリでは毎秒120回の表示更新に連動して間に黒画面を挿入し、OFF時(毎秒60回表示状態が変化)の4倍の毎秒240回の表示状態の変化を実現。アプリケーション側の仕様により、4倍速(240Hz)表示にならない場合があります。
2.ライカカメラ社監修のカメラを搭載。暗部のノイズを低減する新イメージセンサーを採用
カメラはライカカメラ社が監修しました。標準カメラには、1/1.55インチの新イメージセンサーを採用。暗い部分のノイズを低減する画像処理技術により、星やライトの輝きを一層引き立たせた美しい夜景を撮影できます。周囲の光を測定する14chスペクトルセンサーも搭載し、室内照明下など色味の調整が難しいシーンでも“見たまま”に近い自然な色合いの写真を残せます。
AIによる合成処理技術にも対応。RAWデータを超える情報量で画像処理することで、ズームやナイトモードで撮影する際のディテール感や階調感が大幅に向上します。写り込んだ影をAIが消す機能は、料理に加えて新たに書類などのテキストにも対応しました。
動画も「Dolby Vision®」により、鮮やかな色彩で撮影できます※5。AIが被写体の動きを予測して追尾するオートフォーカスは動画にも対応※6。被写体が一時的に物陰などに隠れても捉え続けられます。

※5 PROビデオモードで撮影時。また、事前設定が必要です。
※6 事前にカメラファインダー上で被写体にタッチする必要があります。
3.生成AIが会話中のキーワードを自動抽出してメモに残す機能に対応
通話の際に、生成AIが会話中のキーワードを自動で抽出してメモに残す機能に対応。通話後に、キーワードを見やすくリスト化して表示します。また、メモに「日時」がある場合はカレンダーアプリへの予定追加を自動で提案し、簡単に予定を登録できる機能も新たに搭載しました。

生成AIが会話中のキーワードをリスト表示(イメージ)
■ その他の特長
・熱を効率よく拡散する新放熱構造を採用
ベイパーチャンバーとCPUの間に、高熱伝導素材である銅ブロックを圧着した新放熱構造を採用。CPUが発する熱をより効率よく拡散し、長時間の動画撮影など負荷の大きい場面でも軽快なパフォーマンスが継続します。また、高性能なCPUや12GBの大容量RAMを搭載し、高画質のゲームも快適な動作で楽しめます。

ベイパーチャンバーと銅ブロックを組み合わせた新放熱構造(イメージ)
・カメラを囲う“自由曲線”が印象的なデザイン
デザイナー・三宅一成氏が設立した「miyake design」がデザインを監修。従来機(AQUOS R9)から好評な、カメラを囲う円でも四角でもない“自由曲線”が印象的なデザインを継承しています。光沢感が美しい上質なガラス素材を採用し、生活空間や装いに心地よくフィットする3色をラインアップしました。
本機の発売に合わせて、全3色のシリコン製純正ケースも登場します。
・防水/防塵/耐衝撃
防水・防塵に加え、「MIL-STD-810G」準拠の耐衝撃性能に対応※7しています。急な雨で濡れてしまったときや、誤って落としてしまったときなども壊れにくく安心です。
※7 米国国防総省が制定したMIL-STD-810Gに準拠した規格において、耐衝撃(落下):高さ1.22mからラワン材に製品を26方向で落下させる試験を実施。本製品の有する性能は試験環境下での確認であり、実際の使用時すべての状況での全機能の動作を保証するものではありません。また、すべての衝撃に対して、無破損、無故障を保証するものではありません。
■ 主な仕様(日本向け)
品名
|
スマートフォン
|
ブランド名
|
AQUOS R10
|
OS
|
Android TM 15
|
サイズ/質量
|
約 H156 × W75 × D8.9mm/約197g
|
CPU
|
Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform
2.8GHz+2.6GHz+1.9GHz オクタコア
|
内蔵メモリ
|
RAM 12GB、ROM 256GB/512GB
|
ディスプレイ
|
約6.5インチフルHD+(1,080×2,340ドット)Pro IGZO OLEDディスプレイ
1~240Hz可変駆動
ピーク輝度 3,000nit、全白輝度 1,500nit
|
アウトカメラ
|
標準カメラ
|
有効画素数 約5,030万画素 CMOS
F値1.9レンズ[広角84°焦点距離23mm※8相当]
光学式手ブレ補正
|
広角カメラ
|
有効画素数 約5,030万画素 CMOS
F値2.2レンズ[超広角122°焦点距離13mm※8相当]
|
14chスペクトルセンサー
|
インカメラ
|
有効画素数 約5,030万画素 CMOS
F値2.2レンズ[広角84°焦点距離23mm※8相当]
|
Wi-Fi®
|
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be
|
Bluetooth®
|
Ver.5.4
|
バッテリー容量
|
5,000mAh(内蔵電池の標準容量)※9
|
防水/防塵/耐衝撃
|
IPX5・IPX8/IP6X/MIL-STD-810G
|
生体認証
|
顔認証(マスク対応)、指紋認証
|
その他の機能
|
おサイフケータイ®/NFC
nanoSIM+eSIM DSDV対応、microSDカード対応
|
※8 35mm換算。
※9 実際に使用できるバッテリー容量は異なる可能性があります。
● 開発中につき、発売時に仕様やデザインを変更する可能性があります。
●「AQUOS」「AQUOS」ロゴ、「AQUOS R」ロゴは、シャープ株式会社の登録商標または商標です。
●「おサイフケータイ」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
● Google、Android、およびその他のマークは、Google LLC の商標です。
● Qualcomm及びSnapdragonは米国及びその他の国々で登録されたQualcomm Incorporatedの商標です。Qualcomm SnapdragonはQualcomm Technologies, Inc.またはその子会社の製品です。
● Dolby、ドルビー、Dolby Vision、Dolby Atmos及びダブルD記号はドルビーラボラトリーズの登録商標です。
●「8Way Audio(8Way オーディオ)」は、next Sound株式会社/ネオス株式会社の商標です。
● その他記載されている製品名などは各社の商標または登録商標です。