Technical Journal

巻頭言
液晶実用化30年 ハイビジョン開発40年

 2004年1月28日,私たちが待ちに待ったニュース「シャープ亀山工場,初出荷式」が配信されました。次世代の液晶大型テレビを実現するベースとなる嬉しいニュースでした。シャープ(株)のホームページを拝見すると,液晶の実用化に初めて踏み切られたのが,1973年だったとありました。それから30年余りたった今,新しい亀山工場から月産10万台の液晶テレビが出荷され,しかも今年8月には増産し,32型を中心に20万台が毎月市場に投入されるとのこと,開発に参加された皆さんのお気持ちを考えますと,30年の節目の年の感慨はいかばかりかと推察いたします。家庭内のテレビ受信機は,高画質,高機能を持つ総合情報端末に進化していくことが予想されます。亀山工場産の「AQUOS」が,その中核的な役割を果たしていただけると信じています。

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