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ユビキタスネットワーク社会において，モバイルネットワーク機器は，ネットワークにアクセスし，人や機器とコミュニケーションするインタラクション機器として捉えられる。
インタラクション機器とは，その先に在る人や機器も含めたコンピュータネットワーク環境と人の行動や思考が相互に関係しあうための機器とここでは言うことにする。
インタラクション機器としてのモバイルネットワーク機器を捉えると，ユーザインタフェースの捉え方も変わってくる。
これまでの家電機器のユーザインタフェース構造の変化を顧みながら，ヒューマンセンタードデザインの考え方に基づき，下記の三つのポイントからモバイルネットワーク時代のユーザインタフェースデザイン開発の考え方について報告する。
（１）家電製品や通信機器のユーザインタフェース構造の変化 ― 対話型ユーザインタフェースとインタフェースロボット
（２）コンパクトなユーザインタフェース ― 小画面ユーザインタフェースデザイン（Baby
face user interface design） （３）マルチメディアユーザインタフェース（ユーザインタフェースデザインとしてデザイン開発の統一）
This paper introduces the concept of interaction devices, which enable
human thoughts and actions to relate to the computer network environment,
including machines and the other users on it. When mobile network devices
are viewed this way, it leads to a new approach to their user interface
design. This paper discusses user interface design for Mobile Network
Age from the following three viewpoints: (1) Evolution of user interface
in home appliances and communication devices (toward interactive user
interface and interface robots). (2) User interface design for baby faces
(small screens). (3) Total user interface design for multimedia.
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