当社はPM2.5の濃度を業界最短^※1の時間で測定できる、業界最小^※1サイズのPM2.5センサモジュール＜DN7C3JA001＞を開発し、2013年12月24日に発表会を開催しました。

本モジュールは、PM2.5とそれ以上の大きさの粒子を空気中から選別する分粒器^※2とPM2.5の濃度を測定する光センサを組み合わせています。分粒器に吸引する空気の量や流れを最適化することで、PM2.5を取り出しやすい独自の小型分粒構造を実現しました。これにより、空気清浄機などへの組み込みが容易になります。

また、高感度の光センサを内蔵することで検知精度が向上し、業界最短^※1の10秒でPM2.5の濃度が測定できます。

PM2.5より大きな粒子であるほこりの濃度も測定できるため、空気清浄機やエアコンなどさまざまな製品に搭載した場合の使い勝手の向上に貢献します。

2013年12月25日よりサンプル出荷を開始し、2014年2月より量産を開始いたします。

会場では、電子デバイス事業本部 システムデバイス事業部 事業部長 片山 修一が、開発背景や特長などについて説明しました。