2012年2月24日、デジタルサイネージプレーヤー用モジュールの新製品発表会を開催しました。 当社は、PCを使わないで、コンテンツを出力できるデジタルサイネージプレーヤー用モジュール<LR0G951/LR0G952※1>を開発、セットメーカーなどに発売します。デジタルサイネージプレーヤーの主な機能を1枚のメイン基板に集積しており、デジタルサイネージプレーヤーを短期間で製品化できます。 発表会では、電子デバイス事業本部 システムデバイス事業部長 安木 正志より新製品の特徴を説明しました。 本モジュールは、メイン基板とリモコン受光基板、専用リモコンで構成しています。メイン基板は、新たに自社開発した専用グラフィックエンジンを採用することで、従来のデジタルサイネージに必要なPC部を不要とし、PCの起動/終了を伴わずに電源をオン/オフできる手軽な操作性と低消費電力化を実現。また、フルHDの静止画コンテンツに様々なアニメーション効果を加えることで、動画のように表示できる描画機能を搭載しました。 さらに、業界で初めて※2、リモコン操作だけで、表示コンテンツを簡単に編集※3できる機能を搭載しました。例えば、飲食店の場合、料理や値段などのコンテンツを、同梱のコンテンツ作成ソフトを使って予め用意しておけば、リモコン操作だけで簡単に差し替えることができます。PCなどを使わずにコンテンツの更新ができるので、デジタルサイネージの活用範囲を拡げることができます。 |
会場の模様 |
新製品について説明をする 電子デバイス事業本部 システムデバイス事業部長 安木 正志 |
デジタルサイネージプレーヤー用モジュール<LR0G952> 上:メイン基板 下:リモコン受光基板 |
本モジュールよりフルHDコンテンツの再生実演 |
※1) | LR0G951:LVDS出力タイプ、LR0G952:VDI出力タイプ |
※2) | 2012年2月24日現在。デジタルサイネージプレーヤーにおいて。当社調べ。 |
※3) | 表示コンテンツ(広告など)の選択、コンテンツ内の要素(画像、効果音、表示時間/効果、等)の設定や変更、コンテンツスライドの再生順の設定など。 |