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シャープ製 太陽電池を搭載した東海大学チームのソーラーカーが「サウス・アフリカン・ソーラーチャレンジ2010」に参戦
ソーラーカーチャレンジ2010トップ > 2010年9月14〜16日 東海大学チームが「サウス・アフリカン・ソーラーカーチャレンジ2010」に向けて出発しました。
2010年9月14〜16日
東海大学チームが「サウス・アフリカン・ソーラーカーチャレンジ2010」に向けて出発しました。
9月14日(火)曇り時々雨 成田国際空港
木村英樹監督、佐藤多嘉雄コーディネーターと学生の皆さん
17:00、成田空港第1ターミナルにリーダー伊藤樹(いとう たつき、工学部動力機械工学科3年次生)をはじめとする学生11名と木村英樹監督(工学部電気電子工学科教授)、佐藤多嘉雄コーディネーター(チャレンジセンター推進室)の合計13名が集合し、シンガポール航空カウンターでチェックイン。出国手続きを済ませて、19:10のSQ11便でシンガポール・チャンギ国際空港へ約6時間をかけて移動しました。
9月15日(水)快晴 ヨハネスブルグ空港〜サントン〜プレトリア
イノベーション・センター内の駐車場にて整備の様子

イノベーション・センター内の駐車場にて整備の様子

シンガポールのチャンギ国際空港で、SQ478便に乗り換え、約11時間をかけて南アフリカ共和国のヨハネスブルグ国際空港に移動。現地時間の朝7:00前に到着しました。「体が固まった・・・」と長旅の疲れを訴える学生もいましたが、海外であることもあり、気を引き締めて行動を開始しました。出国手続きを終え、携帯電話などを手配し、トヨタ自動車南アフリカ法人に用意していただいた社用車2台に分乗し、サントン市郊外にある同社のヘッドオフィスに到着しました。そして、そこでは嶋田勝氏、朝倉秀元氏、下山恵介氏、Nicole August氏らに、温かく出迎えていただきました。今回、トヨタ自動車からはソーラーカーのサポートカーとして、プリウス2台、フォーチュナ(現地生産SUV)1台の計3台をご提供いただくなどの協賛をいただいております。その後、首都プレトリアに移動し、今回のレース拠点となるInnovation HUB(イノベーション・ハブ)に到着しました。そこには、商船三井ロジスティクスのサポートにより、日本からソーラーカーやその部品などを運んだコンテナトレーラーが待機しており、メンバーの手によって、搬出作業が終了しました。1ヶ月以上にわたる長い輸送期間中のトラブルも無く、「とにかく無事に着いて良かった」とホッと胸をなで下ろしていました。さっそく、イノベーション・ハブの中にあるイノベーション・センター内の駐車場にソーラーカーなどを運び込み、荷物整理および作業場所の整備を行いました。時差ボケの影響などもあることから、この日は17:00に作業を終え、宿泊するプレトリア市内のホテルCity Lodges - Lynnwoodに17:30にチェックインしました。その後、物資調達の拠点となるショッピングモール「メンリン・ショッピング・センター」に行き、スーパーマーケットなどの位置や商品を確認したのち、ここで夕食をとりました。
9月16日(木)快晴 プレトリア
見学者に「Tokai Challenger」の車体の特長などを説明している様子
ホテルでの朝食を済ませ、8:30にホテルを出発し、8:50にイノベーション・ハブに到着。さっそく、ソーラーカーおよびサポートカーの整備に取りかかりました。ソーラーカーやその部品は輸送中の衝撃に備えるために、輸送用サスペンションに交換されています。また、赤道通過の際に温度上昇などの恐れがあることから、バッテリなども解体した状態で運ばれています。まずは、それらを一つずつ組み上げていくという作業からはじまりました。14:00からは、在南アフリカ共和国日本大使館を訪問し、新保剛(しんぼ つよし)一等書記官兼領事および野田敏勝次期一等書記官兼領事から安全管理に関するレクチャーを受けました。(9月22日に引き継ぎがあり、交代するそうです。)その後、小沢俊ト特命全権大使と面会し、南アフリカ共和国が今年で日本と交流100周年となる歴史や、ライオンからペンギンまでがいる豊かな生態系などについての説明があり、さらにカーナンバー100番を付けたソーラーカーがレースで活躍することを期待しているといったお言葉を頂戴することができました。
ミーティングの様子
16:00にイノベーション・ハブに戻ると、そこには大勢の見学者が押し寄せ、学生たちは作業を中断して、シャープ製の高性能な太陽電池などの車体の特長や、昨年のオーストラリア大陸縦断ソーラーカーレースでの活躍の様子などを説明しました。再び作業を続行するものの、整備資材が不足していることが分かったため、17:20にこの日の作業を終え、メンリン・ショッピング・センターへ買い出しに出ました。とても広いショッピングセンターなので、商品を探し出すだけでも大変なのですが、閉店時間の19:00までになんとか資材を買い揃えることができました。そして、夕食を食べてからホテルへ戻り、ミーティングを行ったのちに解散しました。
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