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過去の決算記者発表

2016年(平成28年)3月期 第1四半期 決算概要

最後に

2015年度第1四半期の業績は、売上高が6,183億円、営業利益がマイナス287億円と、ほぼ計画線での着地となりました。また、優先株の発行並びに払込手続きの完了により、財務面では自己資本の増強と有利子負債の削減を行うことができました。

加えて、2015年5月に公表した中期経営計画については、3つの重点戦略を着実に推進しています。
1つ目の事業ポートフォリオの再構築は、中国のHisenseグループと米州液晶テレビ事業に関するアライアンス契約を締結しました。これにより、メキシコの生産拠点を同グループに売却するとともに、ブランドライセンスビジネスに移行し、液晶テレビの生産・販売から撤退します。
2つ目の固定費削減の断行は、国内において希望退職の募集を開始したほか、海外でも人員削減に着手し、本社の土地・建物の売却について入札を開始しました。また、緊急人件費対策として給与削減、賞与カットの実施のほか、福利厚生や諸手当の見直しも行っています。
最後に組織・ガバナンスの再編・強化について、2015年度下期からスタートするカンパニー制を見据え、従来のビジネスグループ制を見直し、6月1日付で4事業統轄・1事業本部に再編しました。

しかしながら、当社は依然、厳しい経営状況にあります。引き続き構造改革の取り組みを加速させ、中期経営計画の必達に邁進していきます。

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