東海大学チームの学生たちは、交代で解説員として活躍。集まった市民や学生からは、車両の速度や太陽電池の発電量などに関するさまざまな質問が飛び出し、学生たちは用意した資料を使いながら、一生懸命に回答していました。
東海大学のソーラーカーやチームは地元でも高く評価されており、「大変興味深く、美しい車両だ」や「彼らの成し遂げたことはとても偉大だ。私たちもいつかこの高みにたどり着きたい」といった声が聞かれました。
毎年来場しているという地元のカメラマンは、「日本のチームが優勝するのは1996年以来だが、ここで東海大学チームが勝ったことは大変すばらしいこと。とても良いチャレンジだったと思う」と語っていました。
一方、昨日からは帰国に向けた準備も始まっています。学生たちは、事前に作成した通関用のリストと照合しながら、日本から持ってきた機材をひとつひとつ確認。船便で日本に送るための梱包をしました。
夜には平岡克己東海大学学長室長(工学部航空宇宙学科教授)も現地に駆けつけ、祝勝会を開催。改めてチームの勝利を祝ったほか、チームのメンバー全員がそれぞれの反省点や今後の抱負などを発表しました。
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太陽電池の発電量などに関するさまざまな質問に回答する東海大学チームの皆さん
機材を確認する学生の皆さん
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