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シャープ製 太陽電池を搭載した東海大学チームのソーラーカーが「サウス・アフリカン・ソーラーチャレンジ2010」に参戦
ソーラーカーチャレンジ2010トップ > 2010年9月23日 ソーラーカーがプレトリアをスタートしました。
2010年9月23日
ソーラーカーがプレトリアをスタートしました。
9月23日(木)快晴 プレトリア〜ブルームフォンティン
「Tokai Challenger」スタート風景
「Tokai Challenger」の走行の模様

「Tokai Challenger」のタイヤ交換の様子
午前8:00にスタート地点に集合し、9:00にプレトリアのイノベーション・ハブをソーラーカーがスタートしました。ドライバーは学生リーダーの伊藤樹(工学部動力機械工学科3年)さんです。しかし、交通量が多く安全上の理由からヨハネスブルグはレース区間とはせず、高速道路1号線の最初の料金所から競技がスタートすることになりました。11:10にTokai Challengerは競技を開始。佐川耕平ドライバー(富士重工勤務、本学卒業生)が約147kmを順調に走行しました。しかし、空に雲はないものの、風が強く竜巻やダストストームが発生する中での走行となり、発電電力は1400〜1500Wの発電に留まりました。12:34に今日のコントロールストップとして設定された、クルーンにあるシェルのガソリンスタンドに到着しました。ここで30分停車し、発電系統をチェックしたところ12枚あるMPPTの基板のうち1枚が動作していないことを確認。エネルギー的には余裕があることから、修理時間を節約するために交換作業は行わず、そのままレースを続行することを決断しました。ここで、ドライバーは徳田光太(工学研究科電気電子システム工学1年)さんに交代し、快調に走行していきました。しかし14:00頃、ソーラーカーが路上に落ちていた異物を踏み、右フロントタイヤがパンクしてしまいました。このときの衝撃で右フロントのスパッツもダメージを受け、一部が割れてしまいました。路肩でタイヤを交換し、テープでスパッツの応急修理を行いました。ちょうどその20分後、後ろに続いていたトラックの右後輪もパンク。もしかすると同じ異物を踏んでしまったのかもしれません。再び走行を続行し、コントロールストップから240kmを移動。15:28、ブルームフォンテインの30km先にあるトムズ・プレイスに到着しました。そこではニュースで到着を知った地元のサイエンススクールの女子学生たちが、ソーラーカーを見るために集まってきました。そして、見学したあとにバトントワリングの演技を私たちに披露してくれました。同時並行で太陽光発電によってバッテリを充電し、ソーラーカーやトラックの修復作業が日没以降にも続けられました。
(本日の走行距離387km、ピーク発電量1.56kW、走行後の発電電力量 4.6kWh、走行前後の発電量 2.6kWh、総発電量 7.1kWh、いずれも速報値)
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