写真:集合写真

AIoT冷蔵庫で忙しい毎日をサポート! プラズマクラスター冷蔵庫 SJ-GX55E/50E

シャープの環境に配慮したモノづくりへのこだわりや開発の苦労話を開発担当者に聞く、シリーズ「ココにもエコ」。今回はプラズマクラスター冷蔵庫<SJ-GX55E/50E>の企画・開発を担当した5人にお話を伺いました。
(聞き手:「ココにもエコ」編集担当)

業界初※2!調理家電と連携するAIoT冷蔵庫!

家事の中で一番面倒なのが、実は毎日の献立を考えることなんですよね(-_-;) 2017年に発売されたモデルでも献立ナビはありましたが、今回、さらに進化したそうですね?

加治木(商品企画担当):2017年に発売したSJ-GX55D/50Dモデルから当社のAIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に対応し、約500種類のメニューを提案していました。今回発売したモデルでは「ウォーターオーブン ヘルシオ」と「ヘルシオ ホットクック」といった調理家電と業界で初めて連携し、約2,000種類の献立提案ができるようになりました。

  • ※1 AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えていくビジョンです。
    「AIoT」はシャープ株式会社の登録商標です。
  • ※2 国内家庭用ノンフロン冷凍冷蔵庫において。当社調べ。2018年8月6日現在。

写真:商品企画担当の加治木さん

商品企画担当の加治木さん

2,000種類のレシピとはすごいですね!(@_@) 「ヘルシオ」や「ホットクック」との連携とは具体的にどのようなことができるのですか?

加治木:例えば、冷蔵庫の液晶パネルに表示される「献立ナビ」でホットクックを使う「まろやかグリーンカレー」を選ぶと、そのレシピがホットクックに送信されます。あとは食材をホットクックに投入してボタンを押すだけで調理がスタートします。

図:冷蔵庫・ヘルシオ・ホットクックとの連携

献立を考えてくれて、調理はヘルシオやホットクックにおまかせできるなんて
便利ですね\(^o^)/ スマートフォン(スマホ)などに「COCORO KITCHEN」のアプリをインストールしておけば、レシピの確認や必要な食材の買い物リストも作成できると聞きました。

加治木:はい。冷蔵庫の「献立ナビ」が提案したメニューはスマホの「COCORO KITCHEN」アプリで確認することができます。お買い物前に冷蔵庫を見ながらレシピの材料リストと照らし合わせて、冷蔵庫にないものはアプリで「買い物リスト」として作成しておきます。スーパーではこの買い物リストを見ながら買い物をして、購入した食材にはチェックを入れていけば、「COCORO KITCHEN」に購入履歴としてデータが蓄積されます。

写真:「COCORO KITCHEN」アプリ画面

購入履歴から献立を考えてくれるなら、食材をムダにすることもなくなりそうですね(*^^*)

加治木:食材の購入履歴を活用して、食材に合わせた献立を提案するので食材ロスを防げますね。また、よく買う食材は「そろそろ買う候補」として液晶画面でお知らせしてくれるので買い忘れ防止にも役立ちます。「COCORO KITCHEN」はご家庭の生活リズムや買い物、献立の傾向を学習するので、使えば使うほどそれぞれのご家庭に合ったご提案ができます。

図:冷蔵庫液晶画面

冷蔵庫が見守り役に!「伝言機能」

他に「COCORO KITCHEN」で新たに追加された機能はありますか?

加治木:今回、新たに伝言機能が追加され、スマホの「COCORO KITCHEN」のアプリから冷蔵庫にメッセージ送信ができるようになりました。例えば、お母さんがお子さんに向けて「冷蔵庫にプリンがあるよ」というメッセージを送信すると、冷蔵庫の液晶画面の「聞いて」ランプが点滅します。お子さんが帰宅後、液晶画面の「聞いて」キーをタップするか冷蔵庫のドアを開けると、メッセージが表示されます。すると伝言を確認したことがスマホに通知されるので、お母さんはお子さんの帰宅を確認できます。一種の見守り機能ですね。

図:冷蔵庫液晶画面(伝言機能)

冷蔵庫は365日24時間動いている家電ですから、伝言や見守り機能を持たせるにはぴったりかもしれませんね。Amazon EchoやGoogle Homeといったスマートスピーカーとも連携できるようになったんですよね?

山出(AIoT開発担当):そうです。スマートスピーカーを使って、キッチン以外の他の部屋からでも献立相談や買い物リストの作成ができるようになりました。この機能は2017年に発売されたSJ-GX55D/50Dでもお使いいただけます。「COCORO KITCHEN」というクラウドサービスを利用することで、無線LAN機能を搭載した旧機種でも新たな機能が使えるようになりました。

写真:AIoT開発担当の山出さん

AIoT開発担当の山出さん

  • スマートスピーカーと連携してご利用いただくには、シャープの会員サイト「COCORO MEMBERS」への登録が必要です。
  • AIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」や一部音声発話機能のご利用には、無線LAN接続、およびプッシュボタン方式の無線LANアクセスポイント機器が必要です。

これはうれしいヽ(=´▽`=)ノ 今までは発売した後に新しい機能が使えるということはなかったですもんね。

山出:また、AI(人工知能)がお客さまの冷蔵室ドアの開閉頻度やタイミングを学習し、生活リズムに合わせて、朝、冷蔵庫のドアを開けると、天気予報を教えてくれたり、「今日は山の日です」など、その日の記念日を紹介したりとさまざまなお役立ち情報を配信します。配信される情報にはCMもあり、CMを視聴するごとにポイントが貯まり、QUOカードなどと交換できる「ポイント家電※3」にも対応しています。

※3 ポイント家電の詳細はhttps://point-kaden.jp/をご覧ください

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