IGZO技術
IGZOは、インジウム、ガリウム、亜鉛、酸素から成る酸化物半導体で、ディスプレイの駆動回路に応用することで、高精細 (鮮明な映像表示)・高速駆動 (滑らかな動画表示)・低消費電力などでディスプレイの高性能化が図れます。当社は2012年に世界で初めてIGZOを駆動回路に用いた液晶ディスプレイの量産を開始し、その後もIGZO技術を進化させながら、ノートPCをはじめ幅広い用途でディスプレイの高性能化に取り組んでいます。また、IGZO技術は既存のディスプレイの高性能化だけでなく、自由な形状に設計できる「フリーフォームディスプレイ」や透明なガラス上にカラー動画を表示できる「シースルーディスプレイ」など、感動的で特徴的なディスプレイの創出にも貢献します。
※IGZO液晶ディスプレイは株式会社半導体エネルギー研究所との共同開発により量産化したものです。