社員紹介

- Y.T.
- 企画・技術部門の想いを
お客様に届け、
サステナブル経営の強化・
SDGs達成に貢献する。 - 調達本部
- 事務系 [調達]
- 2023年入社
- 総合政策学部 国際政策学科 卒
仕事内容

当社製蓄電池に搭載される部材等を中心に、部材や商材を供給いただくお取引先様とのコストや納期の協議、また新規取引先の開拓を中心におこなっています。
購入部品の単価低減や安価部品への切替えを通し利益の拡大に寄与すること、購入部品の指定日程での納入サポートを通して生産計画を遵守し、シャープ製品を必要とされるお客様に商品を遅滞なくお届けすることが最大のミッションです。海外メーカーや当社の海外拠点とやり取りする都合上、英語を使う機会が多い業務でもあります。
すべての過程において、企画、開発、品質、部門など、社内の多くの部門と連携をしながら進めていくことが求められます。お取引先様に限らず、異なる立場の人とのすり合わせをしながら、成果を出していくことが必要です。
やりがい
調達の仕事は、企業の競争力を高めるための重要な役割を担っています。その中でも、コスト削減を実現し、安価に部材を調達できたときに最もやりがいを感じます。コスト協議は難易度が高く、成功には事前の準備が不可欠です。具体的には、企画、開発、品質など他部門と連携し部材のコスト分析をおこないます。また、部材材料の市場価格や世界情勢、地政学リスクなど多様な情報を収集・分析します。これらを準備し交渉に臨むことで、相手との対話を円滑に進めることが可能です。このプロセスを経て成果を上げた際には、単なる数値の改善を超えた達成感を得ることができます。
入社してからの経験
入社して半年間の研修を受け、その後一貫して太陽光パネル機器 (蓄電池) のバイヤー業務をしてきました。
1年目は主に上司の指導を受けながら、取引先とのコスト・納期協議や部品の発注業務をおこなっていました。2年目以降は担当部材も増え、業務も日々のオペレーションから交渉中心になりました。また自身が主担当者となり、お取引先様や社内関係者と1人で打ち合わせをする場面も増えてきました。
最も記憶に残っているのは、海外出張に行き、現地のお取引先様の工場視察をおこなったことです。調達部門としての日本からの出張者は自身一人であり、調達業務の一環として役割を果たすために毎日必死でした。この経験は、その後の業務にも活かされており、調達プロセスの改善やサプライヤーとの関係構築において大いに役立っています。出張で得た知見を基に、今後も更なる成果を上げるつもりです。
ある1日のスケジュール
8:30 | 出社・グループ内打合せ。各自のスケジュールやタスクを共有する。 |
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9:00 | メールチェック/担当部材の市場価格調査、資料作成。 |
10:00 | コスト分析のため各部門との打合せ。 |
12:00 | 昼食。 |
13:00 | 取引先との面談。納期調整、コスト低減要望の回答を頂く。 |
14:00 | 議事メモ作成。 |
15:00 | 海外拠点とのWeb会議。普段はメール主体のやり取りだが、複雑な課題は会話で解決する。 |
16:00 | 取引先との面談。納期問題部材に関する情報共有を頂く。 |
17:15 | 退社。 |


入社動機
これまでのスキルや経験を活かして成長できる
私の入社動機は、以下の3点に基づいています。
第1に、私は英語を用いて業務を遂行し、特に海外の取引先と関わりながらグローバルに仕事ができるかどうか。
第2に、大学時代に国際貿易や経営学を中心に学んでいました。そのため学んだ知識を調達業務において活かしたく、特に、供給チェーンの最適化やコスト管理に関する理論を実務に結びつけることで、貢献できると考えていました。
最後に、シャープが若手社員に対しても積極的に活躍の場を提供する企業であることを知り、私の成長とキャリア形成に最適な環境だと感じました。このような理由が入社動機になります。
オフタイム
海外旅行でリフレッシュ&スキルアップ
私は海外旅行が好きで、長期休暇には頻繁に海外を訪れています。これまでに東南アジア、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなど、様々な地域を旅してきました。新しい土地を訪れ、現地の人々との交流や文化を体験することで、常に新たな刺激を得てリフレッシュしています。また、これらの経験により、海外の方々とのコミュニケーションや仕事において、異文化理解や柔軟な対応力を培うことができ、実務に役立つこともあります。


学生の皆さんへメッセージ
「自分にとって譲れないものは何か」を真剣に考える機会
「何となく、こんな仕事が向いているかも」という思いで就職活動をしていたら、まずはそのイメージを取り払ってみてください。世の中には、皆さんが想像しているよりも多くの職種があり、さらに同じ職種でも、入社する会社によって業務範囲や内容がまるきり違ったりします。できる限り自分の目で見て、話を聞いて、「どの会社の」「どの職種」が向いていると思うか、真剣に考える良い機会になると思います。
また、働くということには人生の多くの時間を使います。「仕事以外も含めた自分の人生を考えた時、その仕事に就くことで人生が良い方向に向かうと思えるか」という事も合わせて考えてみると良いと思います。
就職活動は大変なことばかりだと思いますが、気持ちを切らさず続けることで必ず光が見えます。皆さんの成功を祈っています。