AIoTが切り拓くこれからの省エネ
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「COCORO AIR」がエコプロアワードを受賞※6したという嬉しいニュースがありました★★★ ご感想をお聞かせください。
- ※6 「第3回エコプロアワード」において優秀賞を受賞
水野:素直にとても嬉しいですね。ハードと違ってソフトは目に見えづらい部分ですから、今回のように対外的にも評価されたということは、私たちが取り組んできたことが正しいと認められたという言うことです。会社にとっても非常に良いニュースではないでしょうか。
吉田:ありがたいです(笑)。これまでは「遠隔操作ができるだけ」としか考えていなかった人たちにも、こんなことができるんだ、省エネにもなるんだ、と興味を持っていただきたいです。そして、IoT家電のハードルが下がって、その便利さを実感していただけたら、私たちの開発もよりパワーアップすると思います。
細井:超うれしー!ですよ。分析というのは地味な仕事ですから(笑)。特にエアコンの場合は分析した結果が機能として実装され、それをユーザーのメリットにつなげることができる分野なんです。今回、評価されたことに感謝しています。これをきっかけに、アプリの接続率も上がるともっと嬉しいですね(笑)。



「第3回エコプロアワード」優秀賞受賞の盾と賞状
●「第3回エコプロアワード」優秀賞受賞のニュースリリースはこちら
省資源化の推進をアプリからも可能に?
本サービスでの省資源化への取り組みについて教えてください。
水野:今後は省エネだけでなく、省資源化にも貢献できるような新しい機能やサービスを開発できればと考えています。
もっとも身近なところでは、製品には付きものの故障を事前に予測し、アプリで通知するというものです。
吉田:実はエアコンは出張修理が非常に多い製品です。また、「調子が悪い」「温度が変わらない」などの修理依頼でスタッフが訪問しても、実際には故障していないケースもかなりあります。故障した際は、部品単位で故障箇所を特定するのが難しいため基盤ごと交換したりしています。こうした修理を減らし、部品の交換を少なくすることで省資源化に貢献できるのではないか、と考えています。「COCORO AIR」なら、近い将来、実現できるかも知れません。
「COCORO AIR」を今後どのように成長させていきたいですか?
水野:新型コロナウイルスの影響もあり、在宅時間が長くなっています。エアコンを使う時間もどんどん増えていくと思いますので、私たちが開発するアプリやサービスも時代に合わせて変化していかなければならないと考えています。「COCORO AIR」がユーザーと開発者の大事なコミュニケーションツールとして進化していけばいいですね。
吉田:暑いのを我慢するのは良くないですが、部屋が冷え過ぎるのも健康には良くありません。まだまだ課題は多いですが、一人ひとりのより快適な環境づくりを通じて、健康管理にも役立つようなソフトウエアの開発に取り組んでいきます。
細井:データが多ければ多いほど得られる情報が多くなり、信頼性も高まります。AIoTを活用することでライフスタイルや環境の変化にスピーディに対応できるのが「COCORO AIR」の強みですから、これからもしっかりとデータと向き合いながら開発に関わっていきたいですね。
本日はありがとうございました!
インタビューを終えて:「ココにもエコ」編集担当
今回は、いままでとちょっと違ってソフトウエアがテーマ。製品のように目に見えないぶん、開発者の方々のお話にも徐々に熱が入り、編集担当もどんどん引き込まれていきました。家電製品をインターネットに繋ぐということが、これからは当たり前になって、ますます暮らしが便利になればいいですね!この機会にぜひ「COCORO AIR」の素晴らしさを実感してみてください。
「COCORO AIR」の詳細は下記のサイトでご覧いただけます。
COCORO AIR