2015年3月期(2014年度)第2四半期 連結業績概要
|
2013年度 |
2014年度 |
上期 |
期初公表 |
上期実績 |
|
前同比 |
前同
増減額 |
期初公表
増減額 |
売上高 |
1,342.0 |
1,450.0 |
1,327.6 |
-1.1% |
-14.3 |
-122.3 |
営業利益
(利益率) |
33.8
(2.5%) |
35.0
(2.4%) |
29.2
(2.2%) |
-13.6%
|
-4.5
|
-5.7
|
経常利益
(利益率) |
3.2
(0.2%) |
15.0
(1.0%) |
10.7
(0.8%) |
3.3倍
|
+7.5
|
-4.2
|
四半期純利益
(利益率) |
-4.3
(-0.3%) |
5.0
(0.3%) |
4.7
(0.4%) |
-
|
+9.0
|
-0.2
|
2014年度上期(2014年4-9月)の売上高は、前年同期比1.1%減の1兆3,276億円、営業利益は13.6%減の292億円、経常利益は前年同期比3.3倍の107億円となりました。四半期純利益は前年同期のマイナス43億円から90億円改善し、47億円の黒字となりました。
売上は、国内の消費税率改定に伴う駆け込み需要の反動減や住宅着工件数減少の影響などから、デジタル情報家電部門、エネルギーソリューション部門が前年同期を割り込み、減収となりました。また、営業利益は、電子デバイス部門の赤字などもあり、減益となりました。
売上ならびに利益ともに前回公表値を下回りましたが、経常利益は前年同期比で大幅に改善し、四半期純利益は黒字転換を果たしました。
|
2014年度 |
1Q |
2Q |
|
前期比 |
前期
増減額 |
前同比 |
売上高 |
619.7 |
707.9 |
+14.2% |
+88.2 |
-3.6% |
営業利益
(利益率) |
4.6
(0.8%) |
24.5
(3.5%) |
5.3倍
|
+19.8
|
-20.3%
|
経常利益
(利益率) |
-5.4
(-0.9%) |
16.2
(2.3%) |
-
|
+21.7
|
+1.3%
|
四半期純利益
(利益率) |
-1.7
(-0.3%) |
6.5
(0.9%) |
-
|
+8.3
|
-52.2%
|
2014年度第2四半期(2014年7-9月)は、経常利益、四半期純利益ともに黒字を確保することができ、売上高営業利益率は第1四半期の0.8%から3.5%に改善しました。
※セグメント(プロダクトビジネス・デバイスビジネス)間の内部売上高または振替高を含んでいます。
|
2014年度 |
|
上期 |
|
1Q |
2Q |
前期比 |
前同比 |
|
デジタル情報家電 |
168.6 |
164.0 |
-2.7% |
332.7 |
-0.6% |
健康・環境 |
82.1 |
80.7 |
-1.7% |
162.8 |
+1.8% |
エネルギーソリューション |
69.0 |
73.9 |
+7.1% |
142.9 |
-15.0% |
ビジネスソリューション |
79.2 |
85.2 |
+7.6% |
164.5 |
+3.9% |
プロダクトビジネス |
399.1 |
403.9 |
+1.2% |
803.1 |
-2.2% |
|
液晶 |
206.9 |
253.9 |
+22.7% |
460.9 |
-3.7% |
電子デバイス |
58.9 |
90.8 |
+54.1% |
149.7 |
+1.3% |
デバイスビジネス |
265.9 |
344.7 |
+29.7% |
610.7 |
-2.5% |
小計 |
665.0 |
748.7 |
+12.6% |
1,413.8 |
-2.3% |
調整額 |
-45.3 |
-40.8 |
- |
-86.1 |
- |
合計 |
619.7 |
707.9 |
+14.2% |
1,327.6 |
-1.1% |
※ ( ) 内数値は利益率
|
2014年度 |
|
上期 |
|
1Q |
2Q |
前期比 |
前同比 |
|
デジタル情報家電 |
2.6
(1.6%) |
4.9
(3.0%) |
+87.9%
|
7.5
(2.3%) |
8.8倍
|
健康・環境 |
3.1
(3.9%) |
4.5
(5.7%) |
+44.9%
|
7.7
(4.8%) |
-19.8%
|
エネルギーソリューション |
0.1
(0.3%) |
-0.4
(-0.6%) |
-
|
-0.2
(-0.2%) |
-
|
ビジネスソリューション |
7.7
(9.8%) |
8.1
(9.6%) |
+5.8%
|
15.9
(9.7%) |
-0.1%
|
プロダクトビジネス |
13.7
(3.4%) |
17.2
(4.3%) |
+25.6%
|
30.9
(3.9%) |
-14.9%
|
|
液晶 |
2.1
(1.0%) |
18.6
(7.4%) |
8.9倍
|
20.8
(4.5%) |
2.4倍
|
電子デバイス |
-3.5
(-5.9%) |
1.0
(1.1%) |
-
|
-2.4
(-1.6%) |
-
|
デバイスビジネス |
-1.3
(-0.5%) |
19.7
(5.7%) |
-
|
18.3
(3.0%) |
+31.8%
|
小計 |
12.3
(1.9%) |
36.9
(4.9%) |
3.0倍
|
49.2
(3.5%) |
-2.0%
|
調整額 |
-7.6 |
-12.4 |
- |
-20.0 |
- |
合計 |
4.6
(0.8%) |
24.5
(3.5%) |
5.3倍
|
29.2
(2.2%) |
-13.6%
|
2014年度上期の部門別の売上高は、健康・環境部門、ビジネスソリューション部門、電子デバイス部門が前年同期から増収となり、デジタル情報家電部門、エネルギーソリューション部門、液晶部門が減収となりました。
また、部門別の営業利益は、デジタル情報家電部門、液晶部門が前年同期から増益となりましたが、健康・環境部門、ビジネスソリューション部門が減益となり、エネルギーソリューション部門、電子デバイス部門は赤字となりました。
「営業外損益・特別損益・法人税等」
2014年度上期は、支払利息が増加しましたが、持分法による投資利益の計上などにより、営業外損益が改善しました。
また、欧州におけるAV、白物家電、太陽電池事業の構造改革関連費用などを特別損失に計上する一方、投資有価証券売却益などの特別利益を計上しました。
「連結貸借対照表」
2014年9月末は、普通社債1,000億円の償還などにより現預金が減少したほか、たな卸資産も6月末対比で減少しました。また、前年度末(2014年3月末)に2,071億円だった純資産は2,392億円に増加し、自己資本比率は8.9%から10.6%に改善しました。
「有利子負債の推移」
2014年9月末の有利子負債は、6月末から1,040億円減少して9,880億円となり、月商比も0.82ヶ月低下し4.47ヶ月となりました。
また、有利子負債から現預金を差し引いた純有利子負債は、6月末の7,332億円から365億円減少し、6,966億円になりました。
「中期経営計画 諸施策の推進状況」
欧州におけるAV、白物家電、太陽電池事業の構造改革を推進したほか、2014年9月には普通社債1,000億円の償還が完了しました。
また、保有有価証券の売却など、財務体質改善に向けた取り組みを実施しました。