情報セキュリティ

情報セキュリティ

2023年度の目標 2023年度の実績 自己評価 2024年度の重点取り組み目標
  • 国際標準規格ISO27001「情報セキュリティマネジメントシステム」 認証更新審査への合格
  • 標的型メール攻撃対策として、従業員教育施策の強化、ならびに海外関係会社における実施対象の拡大
  • 国際標準規格「ISO27001」認証の継続取得(2023年6月17日更新)
  • 標的型メール攻撃訓練に適切な対応を取らなかった従業員への教育内容を、より実践的なものに更新、また海外関係会社の訓練実施対象の拡大(2023年度実績:対象40社中33社 21社増)
★★
  • 国際標準規格ISO27001「情報セキュリティマネジメントシステム」再認証審査及び規格移行審査への合格
  • 標的型攻撃メール訓練及び教育の継続(国内・海外)
  • サイバーセキュリティ対策をIT全般統制要件に追加
  • 自己評価: ★★★ 目標を上回る成果があった  ★★ 目標を達成  ★ 一定の成果があった

シャープは、情報および情報システムの安全かつ適切な管理と利用を行うため「情報セキュリティグローバル基本方針」を定め、情報セキュリティの確保に取り組んでいます。

また、情報セキュリティ強化の一環として、国際標準規格である「ISO27001」認証を2015年に取得し、適切な情報セキュリティマネジメントシステムを構築しています。海外拠点(スウェーデン、インドネシア)においても「ISO27001」認証を取得・維持しています。

「ISO27001」認証取得の概要

組織名 シャープ株式会社
認証登録範囲
  • 会員サイトの管理、運営業務
  • 全社の情報管理体制構築の推進業務
認証登録番号 IS 635826
認証機関 BSIグループジャパン株式会社
初回認証登録日 2015年6月30日

情報セキュリティ対策の取り組み

シャープでは、全従業員を対象として実施している「シャープ行動規範に基づくコンプライアンス学習」などを通じて、情報セキュリティに関連する社内ルールを周知徹底し、セキュリティ意識の向上を図っています。

また、従業員が直面する情報セキュリティリスクとして国内外で更にリスクが高まっている「標的型メール攻撃」を重要視し、模擬攻撃メールを用いた訓練の実施により対策の強化を図っています。

2023年度は、関係会社を含む国内の全従業員に加え、海外の関係会社に対しても、実在の攻撃メールを元に作成した模擬攻撃メールを複数タイプで発信し、対応を確認しました。適切な対応を取らなかった従業員には攻撃の危険性についての教育を実施し、意識の向上を図っています。今後も最新の攻撃手法を反映する形で訓練を実施するとともに、引き続きグローバルな視点から海外の関係会社での実施拡大による対策の強化を図ります。

一方、外部への情報漏えい対策として、社外公開Webサイトの脆弱性チェック、不正侵入防御や不正サイトアクセス検知などを実施しており、今後も取り組みを強化することでセキュリティの維持向上を図ります。

加えて、J-SOXの改定にて、サイバーリスクの高まりを踏まえた情報システムに係るセキュリティー確保の重要性が新たに記載されました。当社でも今年度より、新たにサイバーセキュリティ対策をIT全般統制要件に追加し、統制面の強化を実施していきます。

  • 財務報告の信頼性の確保を目的とした内部統制報告制度。