第3四半期の「ＡＶ・通信機器」部門は、前年同期比18.2％増の138億円、「電化機器」部門は14.1％増の6億円、「情報機器」部門は39.6％増の85億円となりました。
その結果、これら商品3部門を合計した「エレクトロニクス機器」の営業利益はデジタル家電を中心に価格下落が進む中ではありましたが前年同期比25.2％増の229億円、営業利益率は4.0％となりました。
全社の営業利益に占める構成比も、前年同期の42.0％から46.7％に上昇しました。

「ＬＳＩ」部門は、前年同期比25.8％減の12億円、「液晶」部門は12.5％増の191億円、「その他電子部品等」部門は8.5％減の58億円となりました。
その結果、これらデバイス3部門を合計した「電子部品等」の営業利益は前年同期比4.5％増の262億円、営業利益率は7.2％となりました。

第3四半期は、エレクトロニクス機器が売上高・営業利益とも2割以上の伸長となりました。液晶テレビをはじめとする主要商品が、2006年の年末商戦において総じて好調に推移したことによるもので、全社業績を牽引する結果となりました。