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<2008年3月期(平成18年度)第3四半期 連結業績概要>
「主要商品 / デバイスの状況」
(1)液晶テレビ / 大型液晶

第3四半期の液晶テレビの販売高は前年同期比約32%増の2,548億円、台数ベースでは約43%増の258万台となりました。
30型以上の台数ウェイトは上期の約62%から約66%に、40型以上は約20%から約23%に上昇しました。
今後の本格的な海外展開に向け、2007年7月にメキシコとポーランドの工場で液晶モジュールからテレビまでの一貫生産を開始しました。今後も世界5極での高効率生産体制の強化を図り、海外でのタイムリーな商品供給や在庫の削減、徹底したコストダウンに取り組み、「AQUOS」の競争力を高めていきます。
また、先般発表しました業界最薄モデルの導入をはじめ、さらなる環境性能の向上や2台目需要を狙ったパーソナルモデルの拡充など幅広いラインでの展開を図り、「AQUOS」ブランドの一層の強化に取り組んでいきます。

大型液晶はテレビ用のパネルを中心に需給の逼迫した状況が続いており、価格も安定した推移を辿っています。当社では2007年7月に亀山第2工場に第3期生産ラインを導入し、マザーガラスの投入能力を従来の2倍の月60,000枚に高めましたが、当第3四半期も大型液晶パネルに対する引き合いは大変活発で、第1工場、第2工場ともフル稼動が続きました。
足下では国内外の景気先行きに不透明感が高まっており、世界経済の減速も懸念されますが、2008年についてはデジタル放送の一層の普及に加え、BRICsをはじめとする新興市場での液晶テレビ需要の拡大などにより、大型液晶パネルに対する需要はさらに高まると見ています。
亀山工場の圧倒的な生産能力とコスト力、先進の技術力を活かし、「AQUOS」の競争力をより高めることはもとより、有力セットメーカーとのパートナーシップに基づいた外販ビジネスを積極的に展開し、一層の事業拡大と収益向上に取り組んでいきます。
なお、亀山第2工場の生産能力については、既にご案内の通り、2008年7月にマザーガラスの投入能力を月90,000枚に拡大する計画です。

(2)携帯電話

携帯電話の販売高は前年同期比約2%減の1,581億円、台数ベースでは約7%減の360万台となりました。
海外向けの販売は減少しましたが、国内向けの販売台数は、市場全体が伸び悩む中、2ケタ伸長しました。2007年の国内シェアは、2006年に続いてトップを確保した模様です。
2008年の春モデルもこれまで以上のデザインとスペックを実現しており、第4四半期も引き続きワンセグモデルを中心に高付加価値端末の展開を強化していきます。

(3)太陽電池

太陽電池の販売高は、前年同期比約9%減の320億円となりました。
原材料不足と材料価格高騰により厳しい状況が続いていますが、富山事業所でのシリコン自製化の拡大や外部調達量の増加が徐々に進んでおり、通期計画の達成に向け取り組んでいきます。
また、薄膜太陽電池については、2008年10月に年間の生産能力を15MWから160MWに増強する予定で、今後本格的に拡大していきます。

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