2010年3月期 通期の売上高は前年比96.6％の2兆7,500億円、営業利益は500億円、経常利益は200億円、当期純利益は30億円を計画しています。
2010年3月期の第1四半期は、まだ厳しい経営環境が続くと想定しております。しかし、緊急業績改善対策の効果や市場で在庫調整がほぼ終わったことに伴う受注回復の動きなどもあることから、第2四半期以降に段階的な収益回復を見込んでいます。
また、事業構造改革などの取り組みによって、2009年3月末のたな卸資産を2008年12月末の5,181億円から1,181億円減少の3,999億円へと、大幅に圧縮することができました。
これにより、2010年3月期における新商品のスムーズな市場投入と、これに伴う工場の稼動率向上が図れるものと考えています。
こうした状況を踏まえ、上期については売上高が前年同期比80.0％の1兆2,500億円、営業利益が0に止まるものの、下期には売上高が前年同期比116.7%の1兆5,000億円、営業利益が500億円に回復すると計画しています。
設備投資は前年比96.0％の2,500億円、その内、液晶への投資額は1,500億円を予定しています。減価償却費は前年比92.1％の2,500億円、研究開発費は前年比94.6％の1,850億円を計画しています。
為替レートは、米ドルが95円、ユーロが125円を想定しています。
 
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