2011年3月期第3四半期までの世界経済の情勢は、総じて景気に持ち直しの動きが見られたものの、信用収縮や失業率の高まりなど、景気の下押し要因が残る不透明感の強い状況が続きました。一方、わが国においては、エコポイント制度による需要増があったものの、円高やデフレの進行など、エレクトロニクス業界にとって厳しい経営環境で推移しました。
このような環境下、当社の第3四半期累計の売上・利益は、ともに前年同期から大幅な改善を達成することができました。売上高は、前年同期比115.1%の2兆3,294億円となりました。営業利益は前年同期比 2.9倍の665億円、経常利益は前年同期比 8.3倍の466億円、四半期純利益は前年同期の85億円の赤字から304億円改善の218億円となりました。
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