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<2011年(平成23年)3月期  決算>
決算資料

おわりに

東日本大震災による当社生産施設への甚大な被害はありませんでした。しかし、業界全体では、各種生産活動に必要な半導体や素材・ガス・薬品類など広範囲に亘るサプライチェーン、および電力などのエネルギーインフラが、大きな影響を受けました。また、当面は国内消費の大幅な落ち込みも想定され、事業環境は今後とも予断を許さない状況が続くと思われます。
これら生産から販売までの一連の企業活動に与える震災の影響は、非常に広範囲で、かつ予想も大変難しく、業績に与える影響額を現段階で合理的に見積もることは困難なため、2011年4月27日の決算発表日時点では、2012年3月期の業績予想の発表は控えさせていただくことといたしました。今後、予想が可能となった時点で速やかに公表したいと考えています。
なお、2012年3月期 第1四半期は、大型液晶工場のマザーガラス投入休止の影響もあり、厳しい業績になることが見込まれます。
しかし、亀山第1および第2工場の中小型液晶向け転換、大型液晶事業における中国G6ラインの本格稼働、そして太陽電池事業におけるイタリアでのエネル・グリーン・パワー社、STマイクロエレクトロニクス社との生産合弁会社の2011年後半の稼働開始や完全子会社化した米国・リカレント社によるソーラーディベロッパー事業の展開など、従来から進めてきたそれぞれの取り組みが、段階的に業績に寄与してくるものと考えています。こうした取り組みによって、不透明な経営環境ではありますが、積極的な事業展開を進め、収益向上をめざします。

なお、2011年3月期の期末配当は、連結業績と財務状況などを総合的に勘案し7円の予定としています。これにより2011年3月期の年間配当金は、中間配当金10円と合わせ、2010年3月期と同じ一株あたり17円となる予定です。
また、2012年3月期の配当については、今後の業績や財務状況などを勘案した上で決定させていただきます。

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