2012年3月期 第1四半期の業績は、大型液晶パネル工場のマザーガラス投入停止の影響などから前年同期に比べ大幅な減益となりましたが、2011年6月3日公表の業績予想に対しては、ほぼ計画通りの進捗となりました。第2四半期以降は、当社の強みが発揮できるモバイル液晶を核とした事業拡大に取り組むなど、液晶事業の構造改革を着実に推進することで、公表計画の達成をめざします。
2012年3月期 第1四半期の売上高は、前年同期比86.3％、公表予想に対しては1.5％未達の6,403億円となりました。営業利益は、前年同期比15.6％にとどまったものの、公表予想に対しては15億円増の35億円となりました。経常利益は、マイナス6億円となりましたが、公表予想であるマイナス80億円からは74億円の改善となりました。四半期純利益は、特別損失として大型液晶操業損失や事業構造改革費用等損失などを計上したことから、マイナス492億円となりましたが、公表予想のマイナス500億円からは8億円の改善となっています。
為替が期初の想定以上に円高で推移する中、第1四半期は公表した業績予想を概ね達成することができました。
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