
長引く円高や高まる世界景気の減速感など、事業環境は期初想定よりも厳しさを増しています。また、タイの洪水では、当社の生産拠点に現時点で直接的な被害はないものの、今後、部品調達の隘路や物流での障害も懸念される事態となっています。
こうした事業環境と第2四半期累計の業績の進捗実績を勘案し、2012年3月期 通期の売上高を前回予想の3兆500億円から2兆8,000億円に、また営業利益を970億円から850億円に修正いたしました。
経常利益と当期純利益については、営業外費用の圧縮などが図れる見込みであることから、前回公表予想を据え置いています。
下期の為替レートについては、ドルが78円、ユーロが107円を想定しています。
なお、中間配当金は1株につき5円とさせていただくことといたしましたが、2012年3月期の期末配当金につきましては、今後の事業環境を見極めた上で決定いたしたく、引き続き未定としております。
 

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