円高や資材価格の高騰、デジタル商品や電子デバイス関連製品の価格下落など厳しい状況の中、液晶や太陽電池などの主力デバイスは概ね順調に推移しました。しかし、為替変動による売上影響額がマイナス348億円あったことや国内携帯電話市場の低迷の影響を受け、携帯電話・通信融合端末の売上が前年同期から795億円減少したことなどにより、売上高は前年同期比6.0%減の7,478億円となりました。
営業利益は前年同期比13.8%減の364億円、経常利益は22.8%減の293億円となりました。
四半期純利益は、特別損失として会計基準の改定に伴う過年度たな卸資産評価損を計上しましたが、特別利益としてシャープファイナンス株式会社の株式譲渡による関係会社株式売却益を計上しましたので、前年同期比2.8%増の248億円と前年同期実績を上回りました。


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