CSR・環境

地域社会とともに

社会貢献活動の推進

2018年度の目標 2018年度の実績 自己評価
  • 社会課題の解決のため、引き続き、従業員が地域社会とともに主体になって、各地域に役立つ活動を実践する
  • 環境保全活動などへの参加延べ人数:10,389人(家族などを含む)、実施延べ回数:603回
  • 特別支援学校などへのキャリア教育などを、延べ1,798人を対象に実施
★★
2019年度の重点取り組み目標
  • 社会課題の解決のため、引き続き、従業員が地域社会とともに主体になって、各地域に役立つ活動を実践する
  • 自己評価 ★★★:目標を上回る成果があった ★★:目標を達成 ★:一定の成果があった

シャープグループは「広く世界の文化と福祉の向上に貢献する」という経営理念のもと、各地域コミュニティの一員として地域の発展に貢献し、共存共栄できる関係を育んでいくために「環境」「教育」「社会福祉」を軸に、従業員が主体となって自発的かつ継続的に社会貢献活動を推進しています。

環境保全活動

労使共同のボランティア団体「シャープグリーンクラブ(SGC)」を中心に日本各地の工場や営業・サービス拠点で環境保全活動などを実施しています。生物多様性/里山保全の取り組みとしては7か所で「シャープの森づくり」の活動や、4か所での「ラムサール条約湿地の保全活動」を展開、また地域に密着・連携して各拠点近隣の清掃や緑化活動を行っています。

2018年度は、こうした活動を延べ603回実施し、役員・従業員とその家族他、延べ10,389人が参加しました。今後も地域に根ざした活動を深め、地域社会へ貢献していきます。

  • ※ 労使共同で運営するボランティア団体。 森林保全や地域のクリーンアップ活動などを展開

取り組み事例

奈良県の明日香村は、歴史的な風土や景観が保存されていますが、一部の山林や棚田では大切な景観が損なわれつつありました。

歴史的景観を再生するため、従業員とその家族などが年4~5回、延べ67人が参加し、万葉集に詠われた花木や果樹を植樹するなどの保全活動に取り組みました。

島根県と鳥取県にまたがる中海周辺は山陰屈指の野鳥の生息地で、水鳥の生息にとって最も重要な場所の一つです。

シャープ米子株式会社(鳥取県米子市)では、「米子地区環境問題を考える企業懇話会」主催の除草活動に地元の各企業・団体とともにシャープ米子色々が参加し、水鳥が安心して棲める環境づくりに貢献しました。

障がいのある子どもたちへの教育支援活動

当社の特長ある教育支援活動として、 2012年度から特例子会社のシャープ特選工業(株)とともに、 「特別支援学校等へのキャリア教育」に取り組んでいます。障がいのある方の職業観や勤労観を育み、自立支援につながるきっかけづくりとして、次のコースを用意しています。

  • 職場見学(来社型)コース:障がいのある社員が働く職場の見学と座学を実施
  • 職場体験実習(来社型)コース:障がいのある社員が働く職場で就労体験を実施
  • 出前授業(学校訪問型)コース:障がいのある社員が学校を訪問し、「働くということ」をテーマにした授業を実施

職場見学の様子

職場体験実習の様子

出前授業の様子

  • ※ 「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定義されている、障がい者雇用に特別な配慮(障がい者が従事するための施設改善など)をした子会社
Voice

出前授業を受けられた愛媛県立松山聾学校さまの声

シャープ特選工業株式会社様によるキャリア教育出前授業の取り組みが始まって以来、本校では毎年お世話になり、2019年度で8年目を迎えます。御社の代表をはじめ、役職の方々にも生徒の授業の様子を参観いただき、激励のお言葉までいただき、ありがとうございました。

本校は、幼稚部から高等部までの一貫教育を行う聾学校です。一人ひとりの子どもたちが将来、社会的自立を果たせるよう、教育活動全体を通じてキャリア形成を促す取り組みをしています。出前授業をお願いした当初は、中学部と高等部の生徒のみを対象としていましたが、できるだけ早い段階から働くことの意義や目的を学ぶ必要があると考え、現在では小学部の児童も参加させていただいています。

少人数ではありますが、小学部から高等部までと年齢の幅もあり、毎回、御社の総務課の方々には内容の精選から方法の検討まで、細部にわたり、いろいろと配意をいただいています。また何より御社で勤務されている聴覚障がいの社員によるお話は、児童生徒たちにとって今、直面している課題を取り上げていただいており、彼らの心を揺さぶり、響かせるものがあると常に感じています。お陰で、大変有意義な時間を過ごすことができ、このような機会を与え続けていただけることに改めて深く感謝いたします。

御社との関わりを通じてキャリア教育の本来あるべき姿を追求し、一人ひとりの子どもたちの就労意欲をより高めていけるよう、学校全体で努めてまいりたいと思っています。今後とも引き続き、より一層の御指導と御支援をいただきますようお願いいたしますと共に、御社の益々の御活躍を心よりお祈り申し上げます。

愛媛県立松山聾学校
校長 橋本 加代子さま

Voice

出前授業講師の声

出前授業では一期一会の大切な講演と思いつつ、授業を進めています。時には笑顔でわかりやすく、時には厳しいことを伝えたりしていますが、目を輝かせながら聴き入れてくれる生徒さんたちをみて、次の講演もがんばって行こうという気持ちになれます。講師を務めてから、業務の幅が広がり、社内でのコミュニケーションや日本語を書くなどスキルアップにつながったと感じています。さらに私生活でも地域の方々とのコミュニケーションにも自信が持てるようになりました。

講師のプロではありませんが、先生方と生徒さんの感想や意見を聞きながら、より良い授業に取り組んでまいります。

シャープ特選工業(株)
副主任 田中 裕美

海外でのさまざまな活動

世界の各拠点でも、さまざまな社会的課題に対して、生物多様性保全につながる植樹・育林・稚魚の放流などの環境保全活動、クリーンアップ活動などを展開しています。今後も、地域に根ざした社会貢献活動を積極的に行っていきます。

取り組み事例

SPC:Sharp (Phils.) Corporation

フィリピンの生産販売会社SPCは、 地元のレイクビュー総合学校小学校の4年生と5年生に環境教育を実施しました。環境教育は、子供たちが自然の多様性や保全の大切さを理解する良い機会になり、地球環境保全に貢献していくことを目的としています。

取り組み事例

SMM:Sharp Manufacturing Corporation (M) Sdn. Bhd.

 マレーシアの生産拠点SMMでは、健康を促進し、環境にやさしいイベント「Endurance Bicycle Race」を開催しました。イベントには地域コミュニティの方々、SMMの従業員合わせて約250人が参加して、有酸素運動や環境関連の楽しいゲーム、マウンテンバイクレース、植樹が行われました。

取り組み事例

SOEM:S & O Electronics (Malaysia) Sdn. Bhd.

 マレーシアの生産販売会社SOEMの従業員は、地元住民とともに老人向けの福祉施設の清掃活動に参加しました。計93人の参加者が2つのグループに分かれて、施設の壁と周辺地域清掃を行いました。この活動の主な目的は、ボランティア精神、無私の心を育み、同時に地域の建築物と緑の自然を保護することです。

取り組み事例

SEM:Sharp Electronics (Malaysia) Sdn. Bhd.

マレーシアの技術開発・部品供給会社SEMでは、 地域社会貢献イベント「Sharp I Love Shah Alam Fun Run 2019」を開催しました。

SEMオフィスを起点としたマラソン大会を通じ、地域の皆さんの健康を支援するものです。

より楽しいイベントとすべく、従業員によるコンサートやダンス大会、ミスト・ゲートや冷蔵庫で冷やした飲み物提供で脱水を防ぐなどさまざまな趣向を凝らしました。

取り組み事例

SEID:P. T. Sharp Electronics Indonesia

地球や環境問題を考えることを目的に制定された「アースデー」と連動し、インドネシアの生産販売会社SEIDは、若年層向け環境活動「Sharp Greenerator」を開催しました。

このイベントでは、家庭ごみの節減の大切さについて学び、その後、森や川をトレッキングしながら希少植物について学びました。同時にごみの回収活動を行い、最後に森林の固有種である木の苗を植樹しました。

取り組み事例

SEID:P. T. Sharp Electronics Indonesia

イスラム教徒の方々はラマダンと呼ばれる時期に断食を行います。インドネシアの生産販売会社SEIDは、このラマダンの精神に則り、CSRイベント「Sharp Bersedekah※1」を実施しました。

ジャカルタ北部にある3つの孤児院から100人の子供達を招待し、クイズやゲームを楽しみました。また、それぞれの孤児院へ食料、勉強道具、ヒジャブ※2が洗える洗濯機の寄付を行いました。

  • ※1 インドネシア語で「施す」という意味の言葉
  • ※2 イスラム教徒の女性が被る布