外調機の省エネ【改善前】

① 外気処理空調機(外調機)の省エネ運転

工場のエネルギー使用量の35%は、クリーンルーム内の空調条件(温度、湿度、清浄度)を維持するために使用しています。中でもエネルギーを多く消費する外調機の省エネに優先的に取り組みました。

クリーンルーム内の空調維持に
大量エネルギーが必要なんです

液晶パネルは、常に一定の温度・湿度・清浄度に保たれたクリーンルームで生産しています。液晶工場は排気が必要な設備が多いため、大量の外気を外調機で取り込み、供給しています。
(省エネWG 稲垣 秀明)

① 【改善前】季節によって運転方法を切り替える外調機

外調機は季節に応じて作動するコイルが変わり、1年を通じて一定の温度・湿度に調整した空気をクリーンルームに送ります。

冬季は使われていない冷水コイルに着目しました

冬季は、外気が0℃以下になった時に備え、冷水コイルに水を流し、凍結を防いでいました。しかし、この冷水コイルにも温かい水を流せば、温水コイルの負荷を下げられると気づき、余っている温水を求めて工場内を調査しました。
(省エネWG 小林 孝久)

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