水と三重工場
液晶パネルの生産に欠かせない「水」
三重工場では主に「① 空調用水」と「② 生産用水」として1日に約15,000トン、小学校にある25mプール約30個分もの水を使っています。① 空調用水は、井戸から取水し、使用後に川に放流、② 生産用水は何度も浄化してリサイクルしています。今回はこれら2つの水を「どのようにして安全に放流しているのか」「どのようにして何度もリサイクルしているのか」という点を中心に、三重工場の取り組みを紹介します。
水はどこからどこへ?~地域の大切な川の水を守りたい~
三重工場は、井戸から取水し、一部の水を佐奈川に放流、この川は櫛田川に流れ込んでいます。清流として知られる櫛田川を決して汚すことがないように、三重工場では、建設時から徹底した排水管理を地域の方と約束しています。
川に放流しているのは、薬品に触れていない空調用水のみ。薬品が含まれる生産用水は全量回収し、リサイクル。地域の川を守るという思いからこのリサイクルの仕組みを採用しています。
- 今日は私が水管理担当として
ぜひ知って頂きたいことをご紹介します -
櫛田川の下流には地域住民の方に飲み水を供給する浄水場があるので、絶対にきれいな水しか放流しません。そんな事情から、三重工場の水に対する意識は高いと自信をもっています。